(学校で教えてくれない経済学)
米国の3月の求人件数(季節調整済み)が580万件へ14万9千件増加、昨年7月以来の高水準となったと米労働省が10日発表した。4月の雇用者数は低い伸びにとどまったが米労働市場は比較的堅調さを保っていることを示した。EIA(米エネルギー情報局)は10日、2017年の米国の原油生産見通しを上方修正したと発表した。10日のNY原油相場は、リビアおよびナイジェリア内戦による供給不安を材料に上昇、バレル44.66ドルへ反発した。NY金はほぼ横ばいのオンス1,263.90ドルで取引を終えた。10日のNYダウはアジア、欧州株高の流れを受け金融株、エネルギー株高がリード、前日比222ドル高、17,928ドルで取引を終えた。10日のNY外為市場ではドルに底打ち感が台頭、株高や米要人発言を受け1ドル=109.27~30円、1ユーロ=124.28~33円で取引された。11日付けブルームバーグ電子版で、TaylorHall記者は「ドルの回復は今後の経済統計次第だとする見方が多いが、ゴールドマン為替ストラテジスト,ロービン・ブルックス氏は『ドル強気を維持している。ドルは向う2年間で15%上昇する。』とみている。」と書いた。
NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから一日が始まる。オバマ米大統領が5月27日、アメリカの大統領としてはじめて広島を訪問するとのニュースは、日本時間昨夜にNHKニュース特報で伝えられていた。11日朝放送のスペインTVEは「オバマ米大統領は今月27日ヒロシマを現職の米国の大統領として初めて訪問する。日本はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下され20万人の一般市民が犠牲となった。ホワイトハウスは今回のヒロシマ訪問は核兵器のより少ない世界に変えるためのアメリカのメッセージであるとの声明を出した。」と伝えた。豪ABCは「オバマ米大統領は日本訪問の際、ヒロシマを訪れたあとベトナムを訪問する。日本はヒロシマ、ナガサキと人類で初、2度原爆投下された。原爆投下が日本の戦争終結決断につながったと考えられている。」と解説していた。
11日朝放送のドイツZDFは「ドイツ議会は、軍事予算の上限を撤廃、392億ユーロ(約4兆9,000億円)新たに計上する。向う7年間でドイツ軍を7,000人増員することを決めた。ウクライナ紛争後のNATO軍へのドイツ軍派遣、アフリカマリ支援が重なった。」と伝えた。11日朝放送のフランスF2は「フランス内閣は臨時閣議で労働法改正案を議会に提出することを決めた。左派党は反対、与党社会党内でも反対意見がある。」と伝えたあと「ドイツ議会がドイツの軍事予算増額を決めた。ドイツ政府は軍事予算に上限を設け、1990年をピークに1/3まで低下していた。ドイツでは軍事費の拡大はタブーだったがドイツの経済力から見てドイツに応分の負担を求める圧力は日々高まっていた。」と解説した。近着ニューズウイーク日本版は「米軍の弾薬備蓄が底をつく。対ISIS空爆で備蓄回復に4年かかる。」と書いた。一方、11日放送のフィリピンABS-CNNと豪ABCは「9日行われたフィリピン大統領選挙でダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)が当選確実にした。」と伝えた。中国CCTVは「ドゥテルテ大統領を歓迎する。一日も早く両国は意見の相違を乗り越えて良好な関係にしたい」と中国外務省報道官が話す様子を写していた。(了)
米国の3月の求人件数(季節調整済み)が580万件へ14万9千件増加、昨年7月以来の高水準となったと米労働省が10日発表した。4月の雇用者数は低い伸びにとどまったが米労働市場は比較的堅調さを保っていることを示した。EIA(米エネルギー情報局)は10日、2017年の米国の原油生産見通しを上方修正したと発表した。10日のNY原油相場は、リビアおよびナイジェリア内戦による供給不安を材料に上昇、バレル44.66ドルへ反発した。NY金はほぼ横ばいのオンス1,263.90ドルで取引を終えた。10日のNYダウはアジア、欧州株高の流れを受け金融株、エネルギー株高がリード、前日比222ドル高、17,928ドルで取引を終えた。10日のNY外為市場ではドルに底打ち感が台頭、株高や米要人発言を受け1ドル=109.27~30円、1ユーロ=124.28~33円で取引された。11日付けブルームバーグ電子版で、TaylorHall記者は「ドルの回復は今後の経済統計次第だとする見方が多いが、ゴールドマン為替ストラテジスト,ロービン・ブルックス氏は『ドル強気を維持している。ドルは向う2年間で15%上昇する。』とみている。」と書いた。
NHK/BS「ワールドニュース」を見ることから一日が始まる。オバマ米大統領が5月27日、アメリカの大統領としてはじめて広島を訪問するとのニュースは、日本時間昨夜にNHKニュース特報で伝えられていた。11日朝放送のスペインTVEは「オバマ米大統領は今月27日ヒロシマを現職の米国の大統領として初めて訪問する。日本はヒロシマ、ナガサキに原爆を投下され20万人の一般市民が犠牲となった。ホワイトハウスは今回のヒロシマ訪問は核兵器のより少ない世界に変えるためのアメリカのメッセージであるとの声明を出した。」と伝えた。豪ABCは「オバマ米大統領は日本訪問の際、ヒロシマを訪れたあとベトナムを訪問する。日本はヒロシマ、ナガサキと人類で初、2度原爆投下された。原爆投下が日本の戦争終結決断につながったと考えられている。」と解説していた。
11日朝放送のドイツZDFは「ドイツ議会は、軍事予算の上限を撤廃、392億ユーロ(約4兆9,000億円)新たに計上する。向う7年間でドイツ軍を7,000人増員することを決めた。ウクライナ紛争後のNATO軍へのドイツ軍派遣、アフリカマリ支援が重なった。」と伝えた。11日朝放送のフランスF2は「フランス内閣は臨時閣議で労働法改正案を議会に提出することを決めた。左派党は反対、与党社会党内でも反対意見がある。」と伝えたあと「ドイツ議会がドイツの軍事予算増額を決めた。ドイツ政府は軍事予算に上限を設け、1990年をピークに1/3まで低下していた。ドイツでは軍事費の拡大はタブーだったがドイツの経済力から見てドイツに応分の負担を求める圧力は日々高まっていた。」と解説した。近着ニューズウイーク日本版は「米軍の弾薬備蓄が底をつく。対ISIS空爆で備蓄回復に4年かかる。」と書いた。一方、11日放送のフィリピンABS-CNNと豪ABCは「9日行われたフィリピン大統領選挙でダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)が当選確実にした。」と伝えた。中国CCTVは「ドゥテルテ大統領を歓迎する。一日も早く両国は意見の相違を乗り越えて良好な関係にしたい」と中国外務省報道官が話す様子を写していた。(了)