クレマチス第2弾
江嵜企画代表・Ken
世間様のいうゴールデンウイーク3連休明けの金曜日、こちら神戸は午後から雨の予報、雨が降る前に、もう一枚描いておこうと、数日前に描いたクレマチスのご機嫌伺いに出かけた。花はほぼ満開で出迎えてくれた。
花はフェンスを隔てて、道路際に咲いている。通りがかりの人がそれとなく声をかけてくれる。この日は近くに事務所を持つ男性で、例年、夏になるとフェンス越しに水をやってくださる方だった。ささやかなお礼の気持ちとして、仕上げた絵をはがきサイズにコピーして事務所のポストにいれることがかれこれ10年以上続いている。
はがきコピーは近くのおでん屋さんの店先に最近展示されるようになった。数年前からコピーはお届けしていた。渡し切りだった。今年に入って、それが変わった。どうやらご主人のお眼鏡にかなったらしいことが、言葉のやり取りでわかった。
スケッチコピーのことで最近嬉しいことが起こった。さる施設で認知症で療養中の知人の奥様が小生の花のスケッチを心待ちされている。絵をご覧になると、奥様が笑顔で、ひとこと二言、絵についてお話しされるとメールにあった。花のスケッチ画にセラピー効果があるのかもしれない。(了)