米ＦＯＭＣ議事録、６月利上げ示唆、ＮＹ外為市場で、１ドル＝１１０円台回復、ＮＹダウ横ばい、

NY原油バレル４８．１９ドル（学校で教えてくれない経済学）


米FRBが18日公表したFOMC議事録で、大半の政策当局者が、経済の改善が続いた場合は6月利上げが適切であるとの認識を示した。ただ、6月会合までそうした状況になりうるかについては意見が分かれたと19日付けブルームバーグ電子版でChristopherCondon記者が書いた。議事録公表後、米国債が売られ利回りが上昇、米10年債利回りは一時、1.87％台まで上昇した。19日のNY外為市場では対英ポンドをのぞきドルが上昇した。1ドル＝110.16~23円、1ユーロ＝123.60~65円で取引された。ドル上昇を受けて、ＮＹ原油（WTI）は小幅安のバレル48.19ドル、NY金はオンス1,274.40ドルへ下げた。ＮＹダウはほぼ横ばいの前日比3ドル安、17,526ドルで取引を終えた。

19日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「イングランドとウエールズでの刑務所が麻薬の巣窟と化し暴力が絶えない。看守へのわいろは日常茶飯。どこでも誰でも大麻を手に入れることが出来る。25年刑務所で務めた看守はこれ以上悪くならないほどの悪さだ。辞職を今考えていると話した。囚人の数に比べて看守の数があまりにも不足している。深刻な予算不足の状態にある。公のカメラが初めて刑務所内に入った。」と伝えた。18日、エリザベス女王は63回目の議会演説で「刑務所の改革、裁判所の改革,炭酸飲料にSugarTax(砂糖税)を新たに設ける」などと読み上げた。ＥＵ離脱に関しては「6月23日に国民投票が実施される」とのみ述べたと伝えた。ドイツZDFは「ドイツ連邦議会で現在5万台のみの電気自動車を10年以内に100万台まで普及させる。公用車の多くを電気自動車に切り替える。ガソリンスタンドに充電施設を増設するために12万ユーロ拠出するなどの審議が始まった。遅々として進まなかったドイツ国内の電気自動車普及を加速化する。」と伝えた。ドイツZDFは「フランスが今大嵐に見舞はれています。しかし、天候の話ではありません。労働法改正をめぐってフランス各地で連日激しいデモが起こっています。デモには襲われる警官を国は擁護すべきと訴える警官のデモが行われました」と伝えていた。

フランスF2は18日、2人の警官が乗ったパトカ―がデモ隊に放火され、内一人の女性警官が放心状態で引きずり出される様子をテレビ画面に写していた。フランスF2は「18日、フランス国内で60余りの都市で労働法反対デモが行われた。その中には待遇改善を求める警察官によるデモもあった。ある警察官は「警官がデモ隊に攻撃されるが自らを守る手立てがない。警官の装備があまりに不十分だ。手りゅう弾を警官に持たされないと警官の身の安全が守られない」と語る様子を写していた。労働法改正案には経営者も反対している。株主総会で決議されれば経営者は拒否できない条項が入っているからだ。道路が閉鎖され大渋滞を起こし、経済にすでに影響が出てきた。渋滞でガソリンが手当てできない。」と伝えた。
フランスF2はカナダの山火事が再び勢いを増してきた。６６５戸が壊滅,4,000人がまだ避難していると伝えた。ロシアテレビはソチでロシア、アセアン１０ケ国首脳会議が開催、プーチン大統領はインドネシア、ジョコ大統領と初めて会談したなどと伝えた。シンガポールCNAはＮＹタイムズがアメリカがミヤンマー企業への制裁を一部解除したと伝えた。（了）