NYダウ利益確定売りで横ばい、米中貿易協議はトランプ習会談まで持ち越し、米朝首脳会談の場所・日時は週明け発表とトランプ大統領語る（学校で教えてくれない経済学）

「米中貿易協議は習主席と私との会談まで合意はない。中国は2000億ドルへの追加関税を逃れるために3月2日期限までの合意を望んでいる。中国は500万トンの大豆を米国から買うと王副首相は語った。米国農家にとって喜ばしい」とトランプ米大統領はツィートしたと31日付NYタイムズ電子版は伝えた。2月1日朝放送の韓国KBSは「トランプ米大統領は「米朝首脳会談を行う。日時と場所は週明け早々に発表する。私とキム委員長との関係は極めて良好だ。」と語った」と伝えた。1日朝放送のドイツZDFは「対イラン制裁回避を目的に独仏英3国はイランとの貿易を物物交換で実施するINSTX協定締結で合意した」と伝えた。

31日、NY市場ではNYダウは利益確定売りが出て前日比ほぼ横ばいの15ドル安、24,999ドルで取引を終えた。一方、アマゾンはじめハイテク企業好決算を受けナスダックは1.4%高、S&P500は0.9%高と3営業日続伸した。NY外為市場では債券が買われ利回りが低下、ドルが売られ、1ドル＝108.84円、1ユーロ＝124.59円で取引された。NY原油（WTI）はバレル53.79ドルと小幅安、一方、NY金はオンス1，325.20ドルと小幅続伸した。

2月1日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは米北西部を襲った大寒波で少なくとも13人の死者が出たと伝えたあと「トランプ米大統領は米情報機関がイラン、ISIS,北朝鮮関連で自身と異なる見解を証言したことに対して関係者をホワイトハウスに呼び一件ごとに反論した。トランプ大統領はイランの核開発阻止のため対イラン制裁を強化した。情報当局はイランは核爆弾開発に消極的と見ている。ISISは完全に掃討したとしてシリアから撤退を決めた。情報当局はISISの活動は依然として活発と見ている。北朝鮮は核放棄に向けて前向きとしてキム委員長と再会談を決めたが情報当局は北朝鮮が核を放棄する意図はないとみられると米上院情報委員会で証言した。」と伝えた。

1日朝放送の韓国KBSは「キム委員長との2回目の会談実施を決めた。場所と日時は週明け早々に発表する。場所はベトナムのハノイかダナンかのいずれかだろうと見られている。トランプ大統領は北朝鮮の核放棄で大きな進展を期待していると語った。31日リーガン米特別代表は北朝鮮関係者と会談した。キム委員長とのべトナムでの会談の帰路、おそらくは海南島で習主席と米中首脳会談を予定していると見られる。」と伝えたあと「口蹄疫感染が引き続き韓国内畜産農家で拡大している」と伝えた。韓国KBSは「北朝鮮製の原材料を使ったまつ毛は制裁の対象になると米財務省が発表した」と伝えた。

1日朝放送のシンガポールCNAは「米中貿易閣僚級会議が閉幕した。米知的財産保護及び米技術移転問題ふくめ米側が強く求めている課題は未解決に終わった模様だ。トランプ米大統領は習主席との会談で決めたい模様だ。中国製品に対する追加関税実施期限の3月2日を延期することをトランプ大統領は記者会見の最後になって示唆した。」と伝えた。（了）