一般教書演説が米東部時間、2月5日、午後9時(日本時間7日朝11時)から始まる。6日朝放送の米ABCは「トランプ大統領は「Unity(団結)」を訴えるだろう」とワシントン発で伝えた。6日付WSJ紙電子版は「トランプ大統領はメキシコ国境壁問題で非常事態宣言は出さない模様だ。反対に分裂した議会に向けて団結を呼びかけるだろう。」と書いた。
英BBCは「壁問題でぺロス下院議長が議場を使うことを拒否したため年頭教書演説が1週間遅れる異常の事態となった。全米で4,000万人がテレビを見る。トランプ大統領はまる1日かけて原稿を手直しした。移民問題では厳しい立場をとるだろうが団結を呼びかけると関係者は漏らした。トランプ大統領、ぺレス議長の表情を国民は目のあたりにする絶好の機会となる。」と伝えた。6日付のNYタイムズは電子版トップで「トランプ大統領にとって、分断された米議会で初めての一般教書となる。団結を呼びかけると見られている。しかし、毒にさらされた(Toxic)な政治環境下にあることから成功しないと見られる」と書いた。
7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは旧正月休暇が終わりUターンラッシュが続いていると伝えたあと「トランプ米大統領が一般教書で何を語るのか。二回目の米朝首脳会談と北朝鮮に対する融和策について特に注目される。韓国時間7日午前11時からはじまる。貿易問題、インフラ、壁、安全保障問題も含まれるだろう。トランプ大統領は、壁の問題では民主党と真っ向対立している。移民政策の解決は時間を要する問題だろう。米朝首脳会談では開催日時と場所の発表や北朝鮮の非核化について何を語るか注目される。一方、ビーガン特別代表が北朝鮮に到着した。北側との会談の場所が当初予想されたピョンヤンではなくピヨンチャンが選ばれた。場所をピョンチャンに変更したことは北の米朝会談に向けた意欲だ。ビーガン米代表に広範囲にわたって交渉権が任されている」と伝えた。
一方、7日朝放送のロシアテレビは「ショイグ、ロシア国防相は「アメリカのINF協定離脱を受けてロシアは来年にかけて中距離核ミサイル開発を強化する。ロシアは軍拡競争に反対だがアメリカに対抗上やむを得ない。海上からのミサイルに加えて地上からのミサイルを増強する。アメリカは既に進めているが、ロシアはアメリカと同じことをするだけだ」と語った」と伝えた。7日朝放送のスペインTVEは「マドウール、ヴエネズエラ大統領は欧米からの人道支援を拒否した。軍を動員してでも国を守ると語った」と伝えた。
トランプ大統領の一般教書演説を夜に控えて様子見もハイテク株業績好調を材料に欧州株高の流れを受けて、6日のNY市場で、NYダウは172ドル、0.7%高、ナスダックは0.7%高、S&P500は0.5%高と揃って値上がりした。「米企業決算はほぼ半分が終了した。一般教書演説でトランプ大統領が米中貿易問題や北朝鮮問題でどのように語るか注目される 。」と7日朝、NHK/BS「キャッチ!世界のニュース」出演の米駐みずほ、兼松亘氏は解説。NY原油(WTI)はバレル53.66ドル、NY金はオンス1,319.20ドルと下げた。(了)
英BBCは「壁問題でぺロス下院議長が議場を使うことを拒否したため年頭教書演説が1週間遅れる異常の事態となった。全米で4,000万人がテレビを見る。トランプ大統領はまる1日かけて原稿を手直しした。移民問題では厳しい立場をとるだろうが団結を呼びかけると関係者は漏らした。トランプ大統領、ぺレス議長の表情を国民は目のあたりにする絶好の機会となる。」と伝えた。6日付のNYタイムズは電子版トップで「トランプ大統領にとって、分断された米議会で初めての一般教書となる。団結を呼びかけると見られている。しかし、毒にさらされた(Toxic)な政治環境下にあることから成功しないと見られる」と書いた。
7日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは旧正月休暇が終わりUターンラッシュが続いていると伝えたあと「トランプ米大統領が一般教書で何を語るのか。二回目の米朝首脳会談と北朝鮮に対する融和策について特に注目される。韓国時間7日午前11時からはじまる。貿易問題、インフラ、壁、安全保障問題も含まれるだろう。トランプ大統領は、壁の問題では民主党と真っ向対立している。移民政策の解決は時間を要する問題だろう。米朝首脳会談では開催日時と場所の発表や北朝鮮の非核化について何を語るか注目される。一方、ビーガン特別代表が北朝鮮に到着した。北側との会談の場所が当初予想されたピョンヤンではなくピヨンチャンが選ばれた。場所をピョンチャンに変更したことは北の米朝会談に向けた意欲だ。ビーガン米代表に広範囲にわたって交渉権が任されている」と伝えた。
一方、7日朝放送のロシアテレビは「ショイグ、ロシア国防相は「アメリカのINF協定離脱を受けてロシアは来年にかけて中距離核ミサイル開発を強化する。ロシアは軍拡競争に反対だがアメリカに対抗上やむを得ない。海上からのミサイルに加えて地上からのミサイルを増強する。アメリカは既に進めているが、ロシアはアメリカと同じことをするだけだ」と語った」と伝えた。7日朝放送のスペインTVEは「マドウール、ヴエネズエラ大統領は欧米からの人道支援を拒否した。軍を動員してでも国を守ると語った」と伝えた。
トランプ大統領の一般教書演説を夜に控えて様子見もハイテク株業績好調を材料に欧州株高の流れを受けて、6日のNY市場で、NYダウは172ドル、0.7%高、ナスダックは0.7%高、S&P500は0.5%高と揃って値上がりした。「米企業決算はほぼ半分が終了した。一般教書演説でトランプ大統領が米中貿易問題や北朝鮮問題でどのように語るか注目される 。」と7日朝、NHK/BS「キャッチ!世界のニュース」出演の米駐みずほ、兼松亘氏は解説。NY原油(WTI)はバレル53.66ドル、NY金はオンス1,319.20ドルと下げた。(了)