ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

頭の回転 (^o^) (2月24日の臨床実践塾)

2019-02-02 11:24:54 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



赤色が脳内での海馬の位置 




緑色は大脳の一部を切り取って内部の海馬を露出させた図 



海馬は、大脳辺縁系の一部である、海馬体の一部で、特徴的な層構造を持ち、脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官です。


もう2月ですね。

去年の11月頃、興味深いことを見つけたので、再び脳活性のことを考えながら治療をしています。
その治療をした時と、しなかった時の違いを観ているのですが、その治療をしなかった場合、次回に来た時に、こちらは何も聞いてないのに、「物忘れが多くなった」と言います。
(「物忘れがあるので治療してほしい」と頼まれてやったわけではないのですが……)
実験の段階ですので、まだ何とも言えませんが、以下のようなことを考えますと、頭の回転を上げることができそうな気がします。

「大食腹に満つれば学問腹に入らず」という言葉があります。
これは、食べ過ぎると頭の動きが悪くなるということを言っていますが、食べ過ぎでなくても頭の回転が悪くなる時があります。

・ 極度の疲労は、どうですか?

・ 仕事に追われていたらどうですか?

・ 睡眠不足はどうですか?

・ ショックを受けた後はどうですか?

・ 手に負えない問題が発生したときはどうですか?

・ 重労働をした日はどうですか?

頭の回転が悪くなっているのがわかるはずです。
いわゆる体の疲労やこころの疲労が重なると頭の回転が悪くなるわけです。

そして、誰でもやってくる加齢は「認知症」の要因です。
いや、「認知症の最大の原因は年齢」と言われています。
おっと、ここで書くのは「認知症の治療」に役立つかも知れませんが、「認知症の治療ができる」ということではありません。

鍼灸院を何年も続けていますと、認知症の相談も受けるようになってきますが、「物忘れがひどい」とか、「認知症の傾向がある」と訴えられた場合は、その方の生活習慣も考えるようにしています。

逆に、高齢でありながら「脳が冴えている」方もいます。
その違いは、毎日の動きにあるようです。
「生活パターン」と言ったほうがいいかも知れません。
たとえば、皆さんの周囲にもいると思いますが、「ご高齢になってもお商売をしている」という方はどうですか?
頭の回転がいいはずです。

これは、 「国立循環器病研究センター」 のサイトにも書かれていますが、「認知症予防につながる生活習慣病管理」は、二つの課題を同時にこなして、脳に負荷をかけるというのです。
歩きながら計算するとかになるそうですが、万歩計を持たしてテストをすると、歩数が増加した人は認知機能のテストの点数が上がると言います。
そして、結論として、「こころを動かせ、体を動かせ」と言っています。

そのサイトでは、ろいろな事例を掲げて認知症の予防法を解説していますが、非常に納得することがありましたので、私はそれを考えながら「物忘れ」の治療をしていました。
治療法の一つは頭皮鍼ですが、頭皮鍼だけでは難しいので、他の臓腑への治療も加えています。

その結果、変化が出始めてきました。
それは、『朱子学』に書かれていることからもヒントを得たのですが、結果は上々と言ってもいいと思います。
そのヒントとは、「循環器と脳の関係」です。
つまり、循環器を整え、脳に刺激を与えてやると、脳の活動が上手くいくようなのです。
これは、現代医学もその方向で研究されていますので、方向としては間違いないと考えています。

「脳疲労」の勉強をしているときに、脳血管の炎症に気付き、炎症を治める治療をしていたら、脳疲労が治まってきました。(脳疲労を治める実験は夏場のほうがいいです)
そのことがあったので、「もしかして」と思い、「頭の回転を上げる方法」にも脳疲労の治療法を入れてみたのです。
当院に来られている患者さんの場合ですが多分、それで物忘れが治まってきたのではないかと思います。

頭の回転を速くする方法はネットにもたくさん掲載されていますので、ネットで検索してもらえばいいと思います。
ただ、このブログでは、(頭の回転を上げる)「治療法」として考えていますので、治療する側が参考にするものとお考えください。
その方法を今度の臨床実践塾でやります。

そのメカニズムを知っていると、今は役に立たなくても、いずれ、必ず役に立つ時が来ると思うからです。

何度も言いますが、すぐに頭の回転が良くなるというわけではないですよ。
「物忘れが(少し)なくなる」という程度に考えていてください。
勘違いして「頭が良くなるんだ」なんて考えないでくださいね!

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米雇用数30.4万増も5日発表の一般教書演説でトランプが何を語るかをNY市場は注目して様子見(学校で教えてくれない経済学⦆

2019-02-02 10:46:47 | 経済学
NFL(中距離核戦略)全廃条約から米国撤退と1日ホワイトハウスが発表したとワシントンポスト、NYタイムズ、WSJ紙電子版が揃って取り上げた。米国のNFL撤退の背景には米ソ1987年のレーガン政権によるNFL条約締結の間隙を中利用して中国が核能力を急激に伸ばしたとの受け止め方が米国で強まったと指摘される。2日朝放送のドイツZDFは「メルケル独首相は声明を発表し「米国のNFL脱退は世界の脅威だ」と語った」と伝えた。一方WSJ電子版は「米労働省は1日、1月の米雇用数が30.4万人増加した。特に賃金上昇率が3%を超えたことは注目される。労働参加率が増加した。一方、好調な雇用情勢は米FRB金融政策に少なからず影響を与える」と書いた。5日予定のトランプ米大統領による一般教書演説で壁建設に必要性を強調すると見られていると2日朝放送の米ABCが伝えた。

1日のNY市場では米雇用堅調を材料にNYダウは64ドル、0.3%高、25,063ドルで取引を終えた。一方ナスダック0.3%安、S&P500は横ばいとさえなかった。5日のトランプ米大統領による一般教書演説で米貿易協議の行方、メキシコとの国境壁問題、NFLからの撤退など不透明要因を抱えており様子見姿勢が強まったと2日付ブルームバーグが書いた。NY外為市場ではドルが買われ、1ドル=109.48円,1ユーロ=125.42円で取引された。NY原油(WTI)はバレル55.26ドルへ反発、NY金はオンス1,322.10ドルと小幅に下げた。

2日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]でドイツZDFは「ドイツ連邦議会が石炭発電を20年先の2038年に全廃することを決めた。ドイツの電力は石炭火力に25%依存している。2,700人を雇用している有力産炭地からは「余りにも急激だ」と反発の声が出ている。」と伝えた。2日朝放送のドイツZDFは「英国のEU離脱があと2ケ月に迫った。北アイルランドとアイルランドとの国境問題で合意無き離脱の可能性が高い。①国境警備、②戦争再発懸念、③経済不安が日増しに高まっている。北アイルランドはアイルランドを経由してEUと全体の90%がEUとの取り引きが占める。雇用への影響は深刻だ。お茶さえ手に入らなくなる。北アイルランドでは住めなくなると住民は話す」と伝えた。ドイツZDFは「無許可で欧州に牛肉を輸出していたポーランド酪農家に生産停止命令が出された。」と伝えた。
2日朝放送のフランスF2は「フランス政府は生産業者に10%値上げを事実上認める食品法改正を閣議決定した。生産農家は 原材料コストなどを証明すれば値上が認められる。一方、消費者離れを懸念する流通小売りは対策が求められる。ポイントカードで消費の落ち込みを防ぐ動きが出てきている。」と伝えた。

2日付のブルームバーグ電子版は「中国の春節が始まった。2018年の春節では9,260億元(1,370億ドル)が消費された。2019年は中国経済減速が避けられないと見られる。昨年の春節には里帰りなど国内で4億人が移動。前年比4%増加した。一方、海外旅行は700万人と8%増加した。中国経済減速は中間層で高級品買い控えなど消費パターンに昨年10月ごろから顕著に出てきた。今年の春節は中国経済減速の試金石と見られる。」と伝えた。(了)

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