ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

防災訓練風景(スケッチ&コメント)

2019-02-18 22:06:33 | スケッチ


防災訓練風景

江嵜企画代表・Ken



自宅マンションで週明け18日(月)午前10時から防災訓練が行われ家族で参加した。水の入った消火器を使った実体験と自室が災害に見舞われたとき隣家を隔てたパーテーションを蹴り破って脱出することを想定した訓練だった。現場でのスケッチは余りに不謹慎なため出来ない。所用のため中座したこともあり自宅で思い切り想像を逞しくして一枚のイラストにまとめた。

消防局から複数の職員の方が参加され、要所、要所に解説を賜った。一番印象に残った話は消火器は出口を背にして持つ。退路を確保しておくためだ。二番目に窓や扉は閉める。火元だと慌てるためどうしても窓など開け放すが隣家への類焼を防ぐために欠かせない。水を浸したタオルで火元をまず覆うことが予想外に火を消すために効果的だという話もなるほどと思った。

① 消火器の栓を抜く、②ホースを火元に向ける、③レバーを上下にしっかり握る3点が、消火器の扱いの基本動作である
ということが確認された。ホースはあくまで火元に向けること。ホースは振り回さない。消火器のレバーを握ると一気に泡が飛び出す。それが15秒間という一瞬の勝負だという話も印象に残った。

隣家との間を防犯のため設けているパーテーションは台風などの時ちょっとした物が当たっても簡単に壊れる。ところが、いざ自分自身が蹴り破ろうとしてもなかなか思い通りには割れないことがこの日の体験で実証された。

この日40数人のマンション住人が参加した。消防局の方の話では50数家族クラスのマンションの防災訓練で40人を超える参加者は異例だとの評価だった。当マンションは、90歳代の方も含め高齢者が多い。多くの高齢者の方が訓練に果敢に挑戦した。一方、2,3歳のお子さん連れのお母さんがパーテーション破りに参加されたときや消火器の訓練では今年春に小学校に上がるU君が先陣を切ってホースで水を飛ばしたときなどは思わず全員から拍手が起こった。

この日の訓練は「火事です、火事です」という全家にインタホーンで警報が鳴る。それを合図に、エレベーターは停止しているという想定だから最上階は14階から階段を使って地上まで降りてこられた。防災訓練に対する住民一人一人の目的意識の高さの表れと思われる。

参加者特典として、保存食(五目おこわの携帯おにぎり)と保存水が配布された。

歳を重ねていくとお互い顔を会わせる機会はどうしても少くなる。訓練もさることながら、お互い顔を会わせるという貴重な機会を準備いただいた、当マンションI理事長さんはじめ理事の皆様方にひたすら感謝である。(了)

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足首がはずれそうになり~ (2月24日の臨床実践塾)

2019-02-18 10:43:54 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



ここら辺がおかしいです 



15年ほど腰痛や仙腸関節通で苦しんだ方ですが、最近では「腰の痛みはだいぶまし」と言うようになりました。
この方の腰痛・仙腸関節痛は、組織が緩くなって起こっていましたので、
「これは食事療法をしないと治らないです」と告げ、食事療法をさせました。

食事療法といっても、そんなに難しいことはありませんが、「食物の選び方」を教えてあげないといけないので、その日に食べたものをメールで、私の携帯に送ってもらい、それにコメントをつけて返信していました。
毎日ですので、正直言って大変でした。
そのようなことをしたのは、この方が初めてです。

何故、そこまでやったかと言うと、まだ30代で腰や仙腸関節に限らず、脊椎、手首、足首、関節という関節が全てがフニャフニャだったからです。
サーカスの軟体人間みたいに、関節に締まりがないのです。
そういう場合は、筋・腱の「組織」に問題がありますので、食物で治すより方法がないのです。

上の写真を見てもわかると思いますが、ふくらはぎの辺りがフニャフニャになっている感じがわかるはずです。
まるでバアサンの足のようです。
30代なら、もっとピンと張りがあるべきです。

で、その方が先日、
「今朝、電車が満員で、横にズレようとしたとき、足首が外れそうになり、その後、足首から膝ぐらいまでピーンと張った感じがするんです」と訴えてきました。

「痛みはあるのですか?」と聞くと、

「はい。痛みもあります」と言うので、どこが痛いかを示してもらった。

「ここら辺が痛いです」と言うので、

「ちょっと待って、ちょっと待って、写真撮らせて使わせてください」と、パチリ!

慌てて写真を撮ったのは、ちょっと触ると、すぐ治ると思ったからです。
それで、股関節を軽く調整してから、距腿関節、距骨下関節、ショパール関節、リスフラン関節などを少し動かし、それから踵骨を中足骨を軽く捉まえて、軽く揺すりながら調整しました。
と言っても、ほんの1~2分の治療です。

「はい。床に降りて立ってみて」と言うと、床に降りて立ち、足首を動かし、

「えっ? 治ってる」と笑顔で私の顔を覗き込んでいました。

「これでいいと思いますよ。○○さんは腱が緩いので、こういうことが起こりやすいですよねー」と言うと、

「そうなんです。すぐに関節がおかしくなるんです」と答えていました。

さて、この調整法ですが、これは10数年前に考えた「TST」という「脊椎捻揺療法」というものを応用したもので、実践塾に参加された方は知っている人も多いと思います。
これは、脊椎を捻じるように、揺するようにしながら、骨格を調整する方法で、かなりの治療効果があったので、「実用新案」を申請して、大きな器械まで作ったのですが、それを操作するのは単純な作業でしたので、スタッフが嫌がって辞めていくのです。

どんな効果があったかと言うと、それを使って痩せると、元に戻りにくいのです。
ですから、当初は「痩身美容」が目的だったのですが、そのうち「腰痛が治った」とか、「股関節が治った」とか「肩が凝らなくなった」と、いろんな臨床結果が出てきたのです。
しかし、スタッフが着いてこないのでは仕方がありませんので、非常に残念でしたが、上本町に移転するときに全部処分してしまいました。

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