「アップルが新たに感染者急増のフロリダ、アラバマ、ノース&サウスカロライナ4州合計で11店舗を一時的に19日から閉鎖すると発表した。テドロスWHO事務局長は19日「パンデミック(世界的大流行)が加速、一日当たり新たな感染者が初めて15万人を超えた」と発表した。米景気回復に先行きき懸念が台頭、19日、NYダウは25,871ドル、268ドル、0.8%安、S&P500,3,097,0.6%安、ナスダックはほぼ変わらず。モバイル決済会社、ドイツ本社、世界で40拠点を持つワイヤーカード社のCEOが2,300億円の不明金が分かり19日辞任した。ワイヤーカード株は11日100ドルだった。19日続落22.07ドルと70%強急落した。スマートフォン登録だけで支払いが可能だった。」と19日WSJ紙電子版が伝えた。
19日、ロイター電子版は「NY株式市場はフロリダ、アラバマなどで新たに新型コロナ感染者が急増、経済再開にブレーキがかかるとして概ね値下がりした。恐怖指数VIX葉35.12へ6.6%上昇した。米債券が買われ10年物米債利回りが0.6940%へ低下した。NY外為市場では1ドル=106.84円とドル安円高が進んだ。株価が午後の取引からコロナ感染者急増を材料に株価がまマイナス圏にシフトもドル売りを進めた。1ユーロ=119.40円、1英ポンド=131.96円と特に対ユーロ、対英ポンドで円高が進んだ。EU(欧州連合)が19日のテレビ会議でコロナ救済「復興基金」合意が先送りされ、欧州景気回復の遅れが懸念された。1豪ドル=73.06円と円高が進んだ。NY原油はWTIはバレル39.45ドル、1.6%高、ブレント、同41.96ドルと続伸した。NY金はオンス1,756.50 ドルと0.2%高で取引された。
19日、ブルームバーグ電子版は「米奴隷制度廃止を記念する「ジューンティ―ス(6月19日)」を有給の休日とする動きが5月25日に起こった黒人男性、ジョージ・フロイドさんが白人警警官の暴行で死亡以降、人種差別抗議活動が世界中で広がっている。社会の変化を促す存在として認識されたいと企業が考えるようになった。ナイキやターゲットが6月19日を有給休日と決めた。JPモルガンチエースは支店の閉店時間を早めた。バンカメやシティは従業員の休暇取得を認めた。GM、クライスラーは6月19日に黙とうの時間が設けられた。」と伝えた。
19日、NYタイムズ電子版は「WHOは19日、世界81国で新型コロナウイルス感染者数が増加「新規かつ危険な段階に入ったと声明を出した。世界の感染者は852万人超え、死亡者は45万人を超えた。ブラジル保険相は「24時間で新たに5万4,771人が感染した。合計で103万2,913人に達した。新たに1206人が死亡した。感染者の内で死亡率は4.7%に達した。一方、イタリア、イリア保健相は「6月21日よりスペインはポルトガルをのぞき外国人をすべて3つの条件で受け入れる」と発表した。3つの条件とは①訪問先、パンデミック期間中の履歴などの報告、②検温、③目視検査。ポルトガルは7月1日から実施する。」と伝えた。現時点ではワクチンも治療薬も開発されていない。手探り状態は続く。(了)