ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

神戸に本社がある食品メーカーF社株主総会風景(スケッチ&コメント) 

2020-06-23 20:31:43 | スケッチ

 

 

 

食品メーカーF社株主総会風景

 

江嵜企画代表・Ken

 

 

神戸にフジッコという食品メーカーがあることを初めて知ったのは、ほぼ3年前、西宮文化協会の事業として当社の鳴尾工場を見学した時にさかのぼる。

 

オートメーション化が進み、かつ衛生管理が行き届いている会社だなと言う印象を強く受けた。60年前、筆者がいま住んでいる神戸市東灘区内の一隅で、家族ら3人で始めたことを、その時、会社紹介で知ったことが、恥ずかしながら、100株株主になろうと決めた動機である。このことは本日、質問の機会があり、イントロでも話した。

 

JR三ノ宮駅下車、ポートライナー乗り換え、5番目の駅「市民広場駅」下車、徒歩2~3分で本社玄関に着いた。手の消毒に始まり、マスクの確認、サーモグラフィーなどで検温クリア、会場の席についた。

 

今では日本でもすっかりお馴染みの言葉となったソーシアルディスタンス(対人距離の確保)が取られた席に一人また一人座った。

 

午前10時、議長として、福井正一社長から新型コロナウイルス感染拡大下、出席者に協力いただいたことに謝意が延べられたあと、当期、本年3月31日までの1年間の業績報告があった。売り上げ、661億円(前期比3.2%増)も営業利益、48億3,800万円、同12.8%減の厳しい決算となった旨説明があった。そこでこの度のコロナ襲来である。国の内外の環境は、新型コロナウイルスのワクチン、治療薬もいまだに生まれていない。先行きは極めて不透明である。食品業界は特に厳しい。減損損失7億8,000万円を計上したなどと報告した。

 

概況報告のあと質問時間が用意されており、筆者は二番目に手を上げた。先に触れた当社株主になった経緯を述べたあと「コロナ発生の際の社長さんの印象やその時のお考え、その後、具体的にどのような対応をされたのか知りたい。今年60周年を迎えられるが、100周年を望んで社長さんの心意気を是非お聞かせ願えればありがたい。」と話した。

 

当社は会場前寄りのほぼ中央にマイクが立っており質問者がマイクまで歩を進める。マイクのそばに係の人が待機、先に質問した人が使ったマイクカバーを取り換える。そのあと消毒したマイクが手渡された。

 

福井社長は「2月に新型コロナウイルスが日本に来た時、正直、大事にはなるまいと思った。それが違った。日用品不足が巷に伝わり始めた時、工場の現場にも人の往来,モノの往来が止まった。原料が手当てできず工場の操業が大きく影響を受けた。そのため3月以降はほぼ毎日朝8時に対応を協議する日が続いた。」と話した。

 

「コンビニ用の出荷が伸びたことは当社に幸いした。営業用の出荷が増えたことにも助けられた。ホームステイが長引き、個人の買い物でお惣菜の売れ行きが落ちた。緊急事態解除に伴い需要は徐々に回復過程にある。」と話した。

 

福井社長は「自分の健康、社員の健康、株主様の健康、国民の健康、そして広くは世界の人々の健康を最優先に考え、事業を創業以来続けている。」と述べた後「ヨーグルトは腸内細菌の活性化、大豆蛋白は栄養価を高める。その結果、免疫力をつける商品が事業の柱であることは当社の強みである。それはポストコロナにも助けになる。一方、このたびのコロナではステイホーム(自宅待機)を強いられたがコロナ以前から手を打っていた通販の伸びが業績を助けてくれた。これからも健康を多くのお客様に提供出来る企業として精進します。」と話しを終えた。

 

足元の業績は極めて厳しい。いまだ先は不透明であると十分認めた上での社長さんの率直な話を反芻しながら帰路についた。

 

余談ながら、隣駅前には昨年11月8日、耳下腺腫瘍手術でお世話になった神戸市民病院がある。コロナ騒動で電話が殺到、長い間、予約が取れなかった。このたび、たまたまであるが、足場が良く、直接病院の予約カウンターで再診予約が出来、安堵した次第である。

 

健康が全てである。健康を失えば全てを失う。十分な睡眠、栄養、適度な運動でコロナ危機を乗り切りたい。(了)


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コロナ感染者拡大を横目に見ながら米FRBのウルトラ金融政策期待を優先、NYダウ上伸、一方、ゼロ金利長期化で安全資産としてNY金、7年半ぶりの高値更新(学校で教えてくれない経済学)

2020-06-23 11:34:25 | 経済学

「週明け22日、NY市場は、ダウ26,024ドル、153ドル、0.6%高、S&P500,10.056,0.7%高、ナスダック、3,117、0.7%高と値上がりした。投資家は米一部州での新型コロナウイルス感染者数拡大を横目に見ながら米FRBによるウルトラ金融支援策による経済回復期待を優先した。5月米中古住宅販売高が391万戸と前年比マイナス26.6%と2010年10月来のレベルに低下した。しかし、「利上げは程遠い」とのボストン連銀、ローゼンバーグ総裁が発言した。10年物米国債利回りが低下した。つれて下がる30年物利回りに連動する住宅ローン金利が下げた。米住宅市場は「5月が底」と見ているようだ。恐怖指数VIXは31.77へ9.5%低下した。」と22日、WSJ紙電子版は伝えた。

 

WSJ紙は「先行き不透明は長期的に継続する。コロナ「二次感染」の懸念も全く消えていない。それが資金の逃避先として債券と金が買われた。米債券10年物利回りは6.709%と低位を維持している。一方。NY金は、瞬間的にオンス1,700ドルを割ったが、底堅く推移していた。22日、2012年10月来、7年半来の高値、オンス1,765.50ドルで取引を終えた。一時、同1,778.95ドルまで買はれた。NY原油はバレル、40.61ドル、ブレント、同43.01ドルと今年3月半ばの水準まで戻した。原油反発に加えて金,銅、アルミ、ニッケルなど他の原料相場が底堅く推移している。原料相場の堅調は先行きの経済再開、景気回復のシグナルと投資家は見ている。」と22日、WSJ紙電子版は伝えた。

 

22日、ワシントンポスト(WP)電子版は「ウクライナの政治情勢が混とんとしている。米大統領選挙との関連では、民主党バイデン候補とのウクライナ大政権との賄賂リンクは峠を越したとの見方が出てきた。」と伝えた。WP紙は「①マクロン仏大統領はロンドンを再度訪問、海外から渡航者に対する14日待機条件撤廃を英国政府に求めた。②Black Lives Matter(黒人の命は重要)」のデモ米国での流れが欧州と米国を分断している。ドイツ連邦議会ただ一人の議員、Karampu Daiaby氏は「人種問題は欧州が身体の正面で受け止める必要がある問題だ」と発言した。」と伝えた。

 

22日、NYタイムズ紙電子版は「①2016年、米大統領選挙で、絶対優位とされたヒラリークリントン候補が敗れた。それがトラウマとなって「敗北の再来」を真剣に懸念している。

民主党内では一向にバイデン支持が盛り上がらない。一方、直近の世論調査ではトランプ支持42.7%と変わらず。トランプ不支持は54.8%へ上昇した。②米南部オクラホマ州タスラで開かれた3ケ月振りの共和党集会では医療関係者が参加を控えるよう勧めた面はあるが1万5,000人収容可能な施設は上階に空席が目立った。」と伝えた。22日付けNHKニュース電子版は「ボルトン前大統領補佐官は、20日、ABCキャスター、マーサ・ダラッサ氏とのインタビューで「トランプ氏は一期限りの米大統領として記憶に残らせるべきだと思い500ページの本にまとめた。致命的となりうる国家安全保障政策で一貫した政策も哲学もない。あるのは自分が11月に再選されるかどうかだけだった。」と語ったと伝えた。(了)


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