ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

石平氏、中国問題専門家、大いに語る(スケッチ&コメント) 

2020-06-21 09:52:10 | スケッチ

 

 

中国問題専門家、大いに語る

 

江嵜企画代表・Ken

 

 

コロナ禍で2ケ月延期になっていた石平さんの講演会が大阪府社会福祉会館5階大ホールで6月20日(土)午後2時半から開かれ、家族同道で出かけた。質問時間入れて午後4時半まで堪能した。

 

会場玄関でまずアルコール消毒、5階の会場入り口で二人の係員が手分けして検温、マスクを確認されて席に着く。いわれるところの社会的距離を取るため本来6人が座る長テーブルにイスを1つづつ飛ばして3人座るよう目印の意味も込めて配布資料が置いてあった。

 

石平さんは演壇に立つなり「誰かさんのお陰でこの度のコロナでは命を失った方は多いと思う。おそらく誰かさんの訪日はないと思いますが」と話しはじめ、一気に新型コロナウイルス問題の核心に入った。

 

北京にある「新発地」市場で感染者が出た。「新発地」は昔「新墳地」と呼ばれ墓地だった場所。縁起が悪いということで今の名前になった。その市場が今回大変な事件を起した。新型コロナ二次感染で世界に知られるようになった。

 

「北京市界隈2,000万都市の野菜など食材をほぼ70%提供している。一般市民だけでない。役所関係の食材もそこから調達される。膨大な人が日々往来している。そこが突如封鎖された。北京発の航空便の40%が停止された。北京政府はコロナは抑え込んだと言っていますが中国は今正にコロナウイルス感染問題の渦中にあります」と話を進めた。

 

石平さんは正面の黒板に「黄燕冷」と大書した。新型コロナウイルスを数年研究していたとされる女性の名前である。「彼女はどうやら、昨年10月、誤って自ら開発したウイルスで感染、発病、入院、病院の医師、看護師らを次々巻き込み感染させたことが残されたメールなどによる当局の追跡調査で分かった。彼女は病院で亡くなった。ところが、武漢研究所も、この事実を中国共産党がリーダーシップをとって今年1月20日までひた隠した。人から人への感染は一切ないと、嘘をつきとうした。中国共産党、つまりは習近平の重大な間違いのために、現在、世界で850万人の感染、45万人を超える死者を出すに至った。2月になって、中国科学技術委員会が声明を出し、あらゆる研究所は管理を厳格化するよう通達した。今までルーズだったことを認めたことになる。」と続けた。

 

「さらに中国は香港に国家安全法を適用するという「愚挙」に出た。私のように誰かさんをお馬鹿さんと呼ぶ人物はまっ先に居なくさせる政策です。」と話した。香港は世界の金融センターです。香港は中国にとって欠かせない。英国は香港人300万人にビザを提供して英国市民にすると申し出た。アメリカ議会は中国人の米国への入国を制限する法律を通した。中国の要人は自らの財産をアメリカに隠し持っていますから困るのは中国です。今中国は豪州ともインドともおかしくなっています。ポンぺオ国務長官は楊潔篪共産党政治局員とハワイで会談、米中貿易協定「第1段階」順守で合意した。その同じ日にトランプ大統領はウイグル人権問題法に署名した。米国でも反中国の機運は強まっています。誰かさんは次々と中国と離反する国を積み重ねています。プーチンも表ではニコニコしているだけだ。最近、日本でも二カイとかサンカイとかいう人もおられるがポストコロナでは財界の一部を除きサプライチエーン構築も含めて日本も「脱中国」が進むと考えます」と踏み込んだ。

 

講演のあと5人が手を挙げた。尖閣問題では「日本が実効支配する行動を起こしていない。安倍首相は自民党総裁選挙の際、公務員を常駐させると公約した。」と答えた。中国経済については「いま困った状態にある。李克強首相は屋台を推奨した。誰かさんに意見されたのか中国は屋台取り締まりに戻った。屋台を増して経済はよくならない。そこまで中国経済は苦しくなっている一つの表れです。」と答えた。5Gは中国優位ではないかとの質問に「米国は5G世界トップの台湾メーカーと連携を深めている。自分は専門でないが、フアーウエイが思うように出来なくなりつつある。5G中国独走はないと考える」と答えた。

 

質問含めて2時間の中身を正直書ききれない。中国問題の頭の整理が出来て主催者のNPO法人国際生涯学習文化センター事務局に感謝である。(了)

 


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