「ネタニエフ、イスラエル首相は13日,「ハマスと戦争を開始する。」と述べ、パレスチナ、ガザ地区住民110万人に避難命令を出した。ホワイトハウスはイスラエルの避難命令は米国と相談はなかったとの声明を出した。」と13日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版トップで伝えた。ロイター電子版は「中東情勢の一段の悪化による供給懸念からNY原油相場が一時6%以上値上りした。中東情勢の悪化から安全資産として米債券が買われ、利回りが低下した。NY金相場は中東情勢悪化から12月物通常取引をオンス1、941.50ドルで終えた。NY株は利回り低下で上げて始まったがあと売られダは小幅上げにとどまった。ナスダックは値下りした。」とロイター電子版が伝えた。
13日、NY市場でダウは33,670ドル、39ドル、0.12%高、S&P500は4,327と21ポイント、0.50%安、ナスダックは13,407と166ポイント、1.23%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは19.32と15.76%上昇した。米10年債利回りは4.613%と2.06%低下した。NY外為市場では1ドル=149.56円、0.14%安、1ユーロ=157.15円、0.37%安、1英ポンド=181.52円 、0.49%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル87.72ドル、5.80%高、北海ブレント、同90.83ドル、5.62%高で取引された。NY金はオンス1,945ドル、3.34%高で取引。ビットコインは2万7,058ドル、1.12%高で取引された。
14日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「イスラエル政府は24時間以内にガザ地区で地上戦を開始、併せて避難命令を出した。ハマスは避難命令を無視するよう住民に声明を出した。ガザ地区北部には民間人100万人以上が居住している。国連はイスラエル政府にガザ地区侵入を直ちに停止するよう警告した。一方、レバノン南部へのイスラエルの攻撃が激化している。ヨルダンはパレスチナを支持した。イラク、バクダッドではパレスチナ支持のデモが行われた。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「イスラエルによるレバノン南部の攻撃でアルジャジーラ記者を含むジヤーナリストが死亡した。」と伝えた。ドイツZDFは「12日、ガザ地区住民に南部地区に避難するよう呼びかけた大量のビラがドローン機から撒かれた。着の身着のままで住民は避難をはじめた。ドイツ、ベアボック外相はイスラエルを訪問、ドイツはイスラエルを支持すると述べた。」と伝えた。フランス2は「イスラエル情勢は一時、鎮静化するとの見方が大勢だった。今や急変した。イスラエルはパレスチナ報復へ完全に切り換えた。」と伝えた。上海、東方衛視は「中国報道官は民間人へのイスラエルの攻撃を非難した。」と伝えた。香港TVBは「北京のイスラエル大使館でイスラエル職員が襲われた。ガザ地区北部から多くの住民がガザ南部へ避難をはじめた。100万人以上が地上戦に巻き込まれる怖れが出て来た。オースチン米国防長官はパレスチナ、アッバス議長と会談した。イスラエルで農業の出稼ぎのタイ人6,000人が帰国を希望している。1万8,000人のインド人がイスラエルに住んでいる。3分の1が帰国を希望している。」と伝えた。日本の過去の行動は様子を見てあと何も出来ない歴史を繰り返して来た。どうする日本が日本人、国民一人一人に問われている。若者よ、国際情勢に目を向けて欲しい。(了)