「人質2人のイスラエル人女性を追加開放したとハマスは発表した」と23日、FT(フィナンシアルタイムズ)電子版は伝えた。ロイター電子版は「ハマスによるイスラエル奇襲攻撃の10月7日から2週間以上過ぎた。Invasion(侵攻)からmaneuver(作戦行動)という用語の使用がこのところ増えた。レバノンからのヒズボラによる攻撃懸念増大と200人を残す人質の存在でネタニエフ首相は作戦練り直しを迫られている。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「①中国は追加で1兆元(約20兆5,000億円)債券を発行し水利・治水投資に充てるとみられる。②NvidiaはArmと提携し新しいコンピューターチップ購入と発表。インテルに対抗。③シエブロンがヘスを530億ドルで買収した。エクソンに対抗。」と伝えた。「23日、NY株はダウが4営業日続落した。ナスダックは小幅に反発。債券が買われ利回りが低下、10年債利回りが再び4.9%台を割った。原油が反落した。ビットコインがETF購入期待で一時、10%上げた」と23日、ロイター電が伝えた。
23日、NY市場でダウは32,936ドル、190ドル、0.58%安、S&P500は4,217と7ポイント、0.17%安、ナスダックは13,018と34ポイント、0.27%安で取引を終えた。個別銘柄ではシエブロンが160.68ドル。3.69%安。1銘柄でダウを40ポイント引き下げた。恐怖指数VIXは20.37と6.17%低下。米10年債利回りは4.853%へ1.42%低下。NY外為市場で1ドル=149.68円、0.12%安、1ユーロ=159.68円、0.57%高、1英ポンド=183.32円、0.57%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル86.11ドル、2.24%安、北海ブレント、同90.50ドル、0.11%安で取引。ビットコインは3万1,622ドル、5.44%高と続伸した。
24日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①イスラエル・ハマス戦争による死者数が双方合わせて5,000人を突破した。23日もイスラエルによる320か所のガザ空爆が継続している。人質は200人以上残されたままだ。②英国のコンビニで万引きが急増している。ある店では一日5~10人が捕まえられている。大手デパートや量販店で監視体制が強化された結果万引きは減った。あおりを食った小規模店での万引きが増加傾向にある。物価高騰で日々の生活が苦しくなった年金生活者や低所得者で増加が目立つ。最近はギャングによる組織的万引きも増えてきた。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国とフィリピンとの間で南シナ海スプラトリー諸島での衝突の様子を動画配信し非難合戦している。」と伝えた。韓国KBSは「牛のウイルス性疾患「ランピースキン病」が韓国でまん延している。殺処分で対応している。」と伝えた。中国CCTVは「日中平和条約調印45周年を迎え李強首相と岸田首相が談話を発表した。」と伝えた。上海、東方衛視は「①中国の領海内でフィリピン船が中国海警船に衝突した。フィリピンは廃船を沈めて24年間撤去しない。中国はフィリピンに抗議した。」と伝えた。ベトナムVTVは「7~9月ベトナムの輸出が27.5億ドル、中国向けがほぼ半分を占めた。果物を含む農産物が70%を占めた。」と伝えた。
問題は日本である。岸田総理は施政方針演説で経済・経済・経済と冒頭に連呼した。具体的内容が乏しく分かり難い。国民特に政治に無関心な若者に全く伝わらないであろう。(了)