「バイデン米大統領は16日、イスラエル・ハマス戦争拡大停止を求めてイスラエルとヨルダンを訪問すると発表した。」とFT(フィナンシアルタイムズ)、ブルームバーグ電子版がトップで伝えた。ブルームバーグ電子版は「①17日、アジア株がイスラエル・ハマス戦争停止に向けた外交的努力の成果に期待して反発に転じた。16日、NY原油相場が値上り分バレル6ドルを吐き出した。②クールスビー、シカゴ連銀総裁は16日「インフレは鎮静化する方向を示している。」と語った。ハーカー、フィラデルフィア連銀総裁が16日利上げ打ち止めを呼び掛けた。」と伝えた。ロイター電子版はS&P500企業の80%が7~9月決算で予想を上まわった。先回り買いが入り、週明け16日、NY株は反発した。」と伝えた。
16日、NY市場でダウは33,984ドル、314ドル、0.93%高、S&P500は4,373と45ポイント、1.06%高、ナスダックは13,567と160ポイント、1.20%高で取引を終えた。恐怖指数VIXは17.21と10.92%低下した。米10年債利回りは1ドル=149.52円、0.03%安、1ユーロ=157.88円、0.46%高、1英ポンド=182.67円、0.63%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル85.67ドル、0.79%安、北海ブレント、同90.09ドル、0.88%安で取引。NY金はオンス1,932.70ドル、0.45%安。ビットコインは2万8,415ドル、4.65%高で取引された。
17日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「エジプトはエジプト国境にあるガザ検問所閉鎖を発表した。米政府は開けるよう圧力をかけた。一方、イスラエルはレバノン国境のヒズボラ攻撃を激化させている。いまイスラエルではハマスがなぜ防衛線を突破できたのか批判が出ている。国連はイスラエルに人道支援を強く求めている。イスラエルの犠牲者の数が英国人6人を含め1,400人に達した。エジプトは検問所閉鎖をさらに3日間延長すると発表した。」と伝えた。シンガポールCNAは「①ブリンケン米国務長官が16日、テルアビブ空港に到着した。米国はイスラエル支持を変えていない。一方、人道支援をイスラエルに要請している。バイデン米大統領のイスラエル訪問を含めて問題解決を模索している。②中國の金融関係者50万人が過去10年間、汚職関連で事情聴取を受けた。2021年以降で金融トップ108人が取り調べを受けた。習近平主席就任10年間で汚職摘発を一貫している。」と伝えた。中国CCTVは「李強首相は16日、一帯一路フオーラム出席のオルバント、ハンガリー首相と会談した。中国は来年、ハンガリーと国交回復75周年を迎える。」と伝えた。香港TVBは「ブリンケン米国務長官はエジプト、ヨルダン、ガザ、カタール訪問を終えて再びイスラエルに戻った。一方、王毅外相はイラン外相と電話会談し中東情勢について意見交換した。」と伝えた。ベトナムVTVは「9月に開催した日越国交回復50周年記念ベトナム日本フオーラムのあともIT分野含めた日越技術交流積極化が進んでいる。ある日本の参加者の一人は「ベトナムは若者が多い。刺激を受けたと語った。」と伝えた。ベトナム総人口9,800万人の内15~35歳が35%を占める。日本では「若い時の苦労は買ってでもせよ」と口酸っぱく先輩から言われた昔が懐かしい。メール交換もやらぬより良いが、まずは出かけて人と会うことがいかに尊いか。物は試しで実行して欲しい。(了)