(学校で教えてくれない経済学)
「バイデン米大統領は18日、イスラエルに到着した。「病院爆発は「別の組織」による証拠がある。イスラエルに「前例のない支援」で米議会に提案する。同時にパレスチナに1億ドル支援する。」と述べた。病院爆発で数百人の犠牲者が出た。ハマスとイスラエルの戦争の先行きをより複雑化させる。外交的解決への期待が後退した。イランはイスラエル向けの原油を停止すると発表後、原油相場は反発した。債券が売られ利回りが上昇した。利回り上昇を受けてNY株は下落した。市場は20日のパウエルFRB議長講演を注目している。」と18日、ブルームバーグ電子版が伝えた。ブルームバーグ電子版は「18日、一帯一路フオーラムで習主席は冒頭演説のあとのプーチン露大統領と会談で「両国の関係強化を確認。」と伝えた。18日、時事通信は「今回の一帯一路フオーラムは過去2回と比べ首脳級の参加が減った。円卓会議が見送られた。」と伝えた。
18日、NY市場でダウは33,665ドル、332ドル、0.98%安、S&P500は4,314と58ポイント、1.34%安、ナスダックは13,314と219ポイント、1.62%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは19.22と7.49%上昇。米10年債利回りは4.916%と1.38%上昇した。NY外為市場では1ドル=149.78円、0.07%安、1ユーロ=157.84円、0.07%安、」1英ポンド=181.85円、0.08%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル87.14ドル、1.99%高、北海ブレント、同91.39ドル、1.28%高で取引。NY金はオンス1,960.30ドル、1.28%高。ビットコインは2万8,270ドル、0.44%安で取引された。
19日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「病院爆発で数百人の犠牲者が出た。パレスチナ側はイスラエルによる攻撃だと非難した。イスラエルはパレスチナ側による誤爆だと非難合戦している。バイデン大統領は「他のグループの責任の可能性がある」と述べた。一方、イエメンなど各地で反イスラエルデモが激しくなってきている。」と伝えた。シンガポールCNAは「①プーチン大統領は習主席と会談した。両国の首相同士で今後の両国とロードマップ作製を確認した。②中國統計局は18日、7~9月中国GDP統計を発表した。残り3か月をプラス4.4%であれば5%の当初の見通し達成の可能性が出て来たと当局は説明した。一方、住宅部門は大きなリスクがあると述べた。③米国によるAI向け半導体規制強化に猛反発した。」と伝えた。韓国KBSは「習主席はプーチン大統領と会談、協力強化を確認した。具体的内容の発表はなかった。上海、東方衛視は「中国経済が上向きつつあることが確認した。」と伝えた。ベトナムVTVは「ベトナムの7~9月GDPの伸び率は5.3%増と堅調持続と伝えた。」と伝えた。問題は日本である。近着NEWSWEEK10月24月号で経済評論家の加谷珪一氏が「岸田首相は9月25日に経済対策5本柱を発表した。ところが賃上げや景気拡大に繋がる道筋が見えない。「冷温経済」から「適温経済」へのキャッチフレーズを掲げた。相変わらず抽象的だ。正直、何を言っているのかよく分らない。」と書いていた。現役時代、通訳をした経験がある。英語にならない日本語を話す人が多かった。子供の頃から自分の考えを纏め分かり易く伝える訓練をして鍛えて欲しい。(了)