ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米下院議長解任、米政府機関閉鎖懸念が再燃、米利上げ長期化と読みNYダウ430ドル安、NY外為市場でドル円相場、150~147円で乱高下(学校で教えてくれない経済学)

2023-10-04 11:43:23 | 経済学
「マッカーシー米下院議長が10月3日、下院議長解任決議案が賛成216、反対210で解任された。次期下院議長は決まっていない。米財政つなぎ予算(11月17日期限)が可決し米政府機関閉鎖が当面回避されていた。共和党強行派議員が造反した。米下院議長解任決議案は1910年に前例があるが解任は免れた。マッカーシー氏解任の事態は米国議会はじめてのケースとなる。米政府閉鎖懸念、米利上げ継続、インフレ懸念、ウクライナ支援への米世論の温度差、移民問題、来年2024年米大統領選挙などを控えて政治経済の不透明感が増す。米8月JOLT(雇用動態調査)で求人件数が960万(予想:883万・7月:961万)発表のあと債券売り‣利回りが上昇した。米FRB高官(複数)は「Higher for longer」(金利はより高くより長期化)の流れの見解を変えていない。NYダウは430ドル値下りした。NY外為市場は1ドル=150.16円~147.43円と乱高下した。」と3日、ブルームバーグ電子版が伝えた。

3日、NY市場でダウは33,002ドル、430ドル、1.29%安、S&P500は4,229と58ポイント、1.37%安、ナスダックは13,059と248ポイント、1.87%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは19.78と12.32%上昇した。米10年債利回りは4.805%と2.67%上昇した。NY外為市場で1ドル=149.13円、0.47%安、1ユーロ=156.04円、0.62%安、1英ポンド=180.06円、0.60%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル89.46ドル、0.07%高、北海ブレント、同91.10ドル、0.71%高。ビットコインは2万7,421ドル、0.28%安で取引された。

4日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「HS2(英高速鉄道建設)問題で英議会が混乱している。スナク英首相は4日の英議会で現政権としての所信を述べる。37.5億ポンドでスタートした。保守党政権が受け継いだ。2020年、980億ポンドへ見直された。その後資材コスト急騰、人件費増加など毎年50億ポンド増加していた。当初の計画がいかに机上の計算だったかが改めて浮き彫りになっている。インフレはその後も進み建設コストのさらなる増加が避けられない状況にある。」と伝えた。シンガポールCNAは「バンコク繁華街モールで14歳の少年が発砲中国人1人を含む3人が死亡した。タイ警察は捜査を始めた。」と伝えた。韓国KBSは「①密入国を試みた中国人22名の身柄をソウル警察が拘束した。②ソウルで自転車レンタル利用者の72%が20代でスマホ操作がネックで60歳以上は3%と進んでいない。」と伝えた。ドイツZDFは「南北統一31周年記念式典がハンブルグなど各地で開かれた。西から東への若者の移動は一部見られるが東の人手不足の埋め合わせになっておらず格差は拡大した。」と伝えた。フランス2は「ノーベル物理学賞に超高速写真の理論の発明にフランス人2人含む3名が選ばれた。新薬開発、がん早期発見などに道が開かれることが期待される。」と伝えた。中国の放送局は国慶節・中秋を祝う人で賑わったと伝えた。香港TVBは「中国本土からの観光客はコロナ前の70%と戻っていない。」と伝えた。日々様々な情報が乱れ飛んでいる。判断し行動するのは1人1人である。(了)

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突発性難聴:この治療は難しいです

2023-10-04 10:24:32 | 診断即治療と虹彩学
左の難聴で左前腕の陽経に刺鍼が多い


先日、「突発性難聴」の方が来られました。
突発性難聴は、聴力が突然、急激に低下する症状です。
しかし、中にはラクナ梗塞の場合もあります。

一般的には、耳の内部神経や組織に問題がある場合に起こると言われておりますが、特徴は、数時間から数日の間に聴力が急激に低下することです。

一方の耳だけが影響を受けることが多く、この方も左耳だけの症状でした。
原因は多くの場合「不明」とされています。
ですから「突発性」という名前が付けられるのです。
「突発性」とは、「特別の原因はないのに症する」ということです。

耳鳴りは、外部からの音がないにもかかわらず、当人が継続的に、あるいは一時的に音が聞こえることを言います。
耳鳴りの原因は多岐にわたりますが、当院に来られている方は加齢や動脈硬化(ラクナ梗塞)が原因の場合が何人かいました。

耳鳴りで来院されたら、うちでは最初に「ステロイドの大量投与はしていませんか」と聞きます。
何故かと言うと、ステロイド大量投与で失敗したら、治すのが難しいからです。

それから治療に入るのですが、鍼灸治療の基本は、臓腑全体のバランスを整えることですので、それを念頭に入れて治療していきます。
そして、耳の周囲を巡る経絡は、三焦経と胆経がありますので、その二つの経絡をよく使います。

上の写真では、左手の陽経(大腸経、三焦経、小腸経)に刺鍼していますが、「外関穴」にも刺鍼してあります。
外関穴には「筋腱鍼」という手法を使って刺鍼してあります。
筋腱鍼での刺鍼は速効性があるからです。
(筋腱鍼は現在中西先生が本を書いています)

この場合だと、仮に三焦経の経絡に異変があれば、三焦経と関係する筋腱にも緊張があるので、その緊張を取るためです。
そして、胆経も関係していますので、足の胆経にも刺鍼します。

ちょっと変わった方で、頚椎の椎間が狭くなっている方もいました。
その方は、「椎間鍼」というテクニックを使って治療したら、結果が良かったそうで、その後も来てくれています。(まだ2回目ですが‥‥)

台湾の「董氏の鍼」でも下腿の胆経に強刺激を与えていましたが、多分今でもそれをやっているのではないかと思います。
董氏の鍼も速効性のある鍼です。


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