ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

「尚歯会」第百十回記念大会風景at 住吉公園グラウンド(スケッチ&コメント)

2023-10-09 20:48:22 | スケッチ
「尚歯会」第百十回記念大会風景


尚歯会第百十回記念大会が住吉公園グランド特設LIVE会場で令和5年10月7日(土)午後4時30分開演、楽しみに出かけた。プログラム1番、神戸市立住吉中学校吹奏学部演奏の様子をスケッチした。司会者が「今年、阪神タイガースがセントラルリーグ優勝しました。」と紹介、アンコール曲として「六甲おろし」を演奏、出席者も歌い、会場は大いに盛り上がった。

旧住吉村の場所に現在住む70歳以上全員を一般財団法人住吉学園が無料招待、この日3,500人が参加した。同地区の今年最高齢者は105歳で5人。その内のひとり池田とし子さんのビデオ・インタビューの様子が特設舞台左右の画面に映された。池田さんは大正8年(1919)生まれ。「長生きの秘訣は」と聞かれ「ただ食べてよく寝ることです」と答えた。会場がどっと沸いた。

次に旧住吉村の変遷がビデオ映像で紹介された。六甲山から多くの渓流が流れていた。沢山の水車があり精米など「水車産業」として白鶴はじめ多くの酒蔵から清酒が江戸へ積み出された。そうめん流しも行はれていた。昭和13年(1938)7月3~5日の間降り続いた豪雨で住吉川が氾濫した。家屋ごと流され多くの犠牲者が出た。その時の様子は谷崎潤一郎小説の「細雪」に詳しい。旧住吉村には住友、安宅、乾など多くの旧財閥の邸宅があった。谷崎潤一郎が住んだ倚松庵は昔の姿のまま残されている。

住吉村は昭和25年(1950)、神戸市に吸収合併され今日に至る。尚歯会は明治43年(1910)年に始まる。太平洋戦争で2回、阪神淡路大震災で1回、都合3回休んだ。「尚歯会」参加者は第50回、882人が参加した。第110回の今回は9,924名が招待された。挨拶に立った中田裕子、東灘区長は「今年、東灘区で90歳以上の方は1,154人、百歳以上は49名」と紹介した。竹本喜造、神戸市長が登壇「今年神戸市の百歳以上の方は1,339人。2030年に神戸空港が国際空港として開港します。是非皆様と神戸国際空港でお会いしましょう。」と挨拶した。

15分ほど休憩のあとプログラム2番、THE G.SグループサウンズスペッシャルLIVE,三原綱木、今井久、ミッキ吉野の演奏に移った。平均年齢74.4歳、最高齢は78歳の今井久さん。「歳をとりました。しかし、こうして演奏し歌っていると少年に戻ります。」と挨拶した。プログラム3番は漫才。大木こだま、ひびきは年寄りがテーマ。トイレが近くなる切実な話を笑い飛ばして会場を沸かせた。

プログララムのトリは伍代夏子、藤あや子、長山洋子が二曲歌っては交代、それを複数回繰り返した生演奏。加えて野外ということもあって圧巻だった。「3人が同じ舞台で並んで歌うのは40年の歌歴ではじめて」と長山洋子さん。長山洋子さんは「歌手の仲間入りした最初の歌です」とデビュー曲「ひぐらし」を歌った。「演歌歌手の前はアイドル歌手でした。屋外でのステージは本当に久しぶりです。神戸はおいしいお酒。いいですね」と前おきして「おいしいお酒飲めやいい」を歌った。伍代なつ子さんは「ここは神戸東灘区です」と前置きして、前川清の「そして神戸」を歌った。藤あや子さんは秋田出身と前置きし「10歳で秋田手踊りをはじめ10年。あと歌手となった。」と紹介、秋田民謡を歌った。

お開きは午後8時だったが、ここ数日の神戸は昼間は凌ぎやすいが7時半を過ぎるとさすがに冷えた。3人そろって歌う舞台を横目に席を立った。次回第百二十回記念大会は2033年に開催される。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

臨床から生まれる発想:査穴 ⇨ 頭腹鍼 ⇨ 胞中鍼(ほうちゅうしん)

2023-10-09 11:14:49 | 診断即治療と虹彩学

なが~~~~いお付き合いの患者さんです


当院には「お灸だけでお願いします」という患者さんが来られます。
助手がいるときはいいのですが、一人で治療すると、その人しか治療できないので焦ります。
何週間か前に、私一人で治療をしたことがあるのですが、焦りました。(^_^;)

しかし、それがあってアイデアが生まれ、一人でもできる方法を考えました。
たとえば、タイトルに書いた「胞中鍼」(子宮と考えてください)。
私はいつも自分で自分に実験して、上手くいけばスタッフにもお願いしてやるようにしています。

今回の胞中鍼は、私が男性なので、効果はあまりわかりませんでした。
しかし、女性にこの鍼をすると、肌ツヤツヤしてきれいになってきます。
男性なら「前立腺」と対応していると思うので、多分反応はしていると思う。

「胞中」とは、特に古典的な漢方医学の文脈で、女性の生殖器官や子宮を指すことがあります。
ですので、「胞中」は一般的に子宮と考えてください。男性なら前立腺です。

子宮は、妊娠や生殖に関連する重要な役割を果たします。
漢方医学や東洋医学では、子宮の健康や機能に対するアプローチが重要視されており、特に女性の健康に関するさまざまな問題に対する診断と治療に関連して「胞中」が使用されます。

子宮の健康や「胞中」の活性化に関する具体的な治療法やアプローチは、専門家によって提供され、患者の状態や症状に合わせてカスタマイズされます。
「胞中が活性化される」という状態を実現するためには、東洋医学のアプローチに基づいた治療法や漢方薬の処方が行われることがあります。

要するに、「胞中が活性化される」という表現は、体内のエネルギーとバランスに関連する東洋医学のコンセプトであり、具体的な状態は個人や診断に応じて異なります。

「胞中」は、体内の特定の臓器やエネルギーの流れに関連する概念です。
これは、中国の伝統的な医学である中医学や日本の伝統的な医学である漢方医学など、東洋医学の一部で使用されます。

「胞中」は通常、以下のような文脈で使われます:
  1. 東洋医学では、臓腑と呼ばれる臓器や器官を基本的なエネルギーの中心と見なします。
    また、臓腑の一つとして「胞中」が言及されることがあり、具体的にどの臓器を指すかは文脈によって異なります。
    胞中は、体内のエネルギーの流れやバランスに影響を与えるとされています。

  2. 東洋医学の診断方法では、舌診や脈診など、患者の体の異常を「胞中」や他の臓腑の状態に関連付けて評価します。
    また、治療法や漢方薬の処方においても、胞中の不調和を調整し、体の健康を改善しようとするアプローチが取られることがあります。

  3. 「胞中」は体内のエネルギー(気、または「気」)の流れにも関連しており、特定の病気や症状がこのエネルギーの流れの不調和によって引き起こされると考えられています。
    したがって、「胞中」は東洋医学の文脈では、臓器の機能、エネルギーの流れ、病気の診断と治療に関連した重要な概念の一部です。
    ただし、具体的な文脈に応じてその意味や解釈は異なることがあります。

このような事から、七星論での査穴(経絡)、頭腹鍼(頭と腹部への鍼)等から検討をしたら、「胞中」が出てきたのです。
胞中鍼はこれからですが、これができると、治療時間がかなり短縮されます。


基本的な理論は『七星論ってなに?』を読んでみてください。 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする