三角筋後部への巨鍼療法
腕に巨鍼をするのはかなり久しぶりです。
昨日、
「左腕で右脇を掴もうとすると、痛すぎて動かせない」という方が来られました。
基本的な治療として、脊椎の歪みに合わせて背部に巨鍼をしたのですが、取れませんでした。
それで、痛みの出る格好をしてもらったら、左手で右の脇腹を掴もうとすると、「う、う、うー」という感じで痛がっていました。
私は多くの場合、患部は触らないのですが、三角筋後部に「筋腱の緊張したところ」が見えたので、
「〇〇さん。ここに巨鍼をしてもいいですか。その方が早く治せると思いますので‥‥」と聞いたら、
「なんでもやってください。痛くてどうしようもないんですわ」と言います。
話によると、近くの整形外科へ行ったらしいのですが、
「これは治りません」\(◎o◎)/!と言われたそうです。
ですから、ちょっと焦りもあったかも知れません。
許可をもらったので、早速写真のように巨鍼をしました。
つまり、経筋腱収縮牽引の起こっているところに巨鍼をしたわけです。
効いたー!!!
そして鍼を抜いたら、
「あ、楽になりましたわ。楽になりました」と喜んでいました。
そして、帰りしなの玄関でも、
「ほんとに楽になりましたわ。楽になったわー」と言っていました。
筋腱鍼は、中西先生が本を書いていますので、もうすぐ出版できると思います。
明日は、京都の奥村先生(らくゆう堂鍼灸院)の治療院で臨床実践塾をします。
久しぶりの出張旅行みたいでワクワクしています。(^o^)
きょうは、それぐらいにしておきましょうか。