ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

虹彩の研究(脊椎区)・・・(2)

2006-10-10 11:12:59 | 診断即治療と虹彩学
虹彩分析研究の連載 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)



この方は、腰痛を訴えてきた方で、脊柱側湾があったのですが、ジェンセンマップの脊椎区には、なんのマイナスサインもありませんでした。





ジェンセンマップでの脊椎反射区は、水色に塗った角度です。




虹彩写真にジェンセンマップを載せますと、こうなります。




問題になるのは、ジェンセンマップでの分析方法で、脊椎反射区にマイナスサインは出てないのに、本人は腰痛が出ていることです。
しかも長期に亘ってです。

この虹彩写真で、無理矢理腰痛と虹彩の関係を結びつけることもできるかもしれませんが、脊椎区にマイナスサインが出ていても、本人が
「腰や脊椎に関係あるところは痛くない」という時もあるのです。

そんな時、患者さんにはそのように説明するかというと、
「過去に脊椎を痛めたことがあるのではないか」とか、
「将来脊椎に関する病気が発生する可能性がある」と説明するのです。

これでは、患者さんに長期の精神的負担をかけることになる。


我々の研究では、そのような分析方法は間違いという結論をだしました。
コメント (2)
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カキツバタ:神戸森林植物園

2006-10-09 22:03:14 | スケッチ
好天に恵まれた体育の日の今日、思いついたように
神戸市立森林植物園へ出かけた。

JR三宮駅そごう前のバス停に午前11時半発車10分前に
着いた。アジサイの見ごろでもなし、紅葉には早すぎる。
端境期にもかかわらず、休日ということもあってか、
バスは満員となった。

再度山ドライブウエーを経由してバスは激しく揺れた。
しかし、所要40分足らずで市街地とは無縁の別天地へ
連れて行ってくれるから文句は言えまい。バス代は
@530円で不足なし。この日は入場料は無料という
おまけまでついた。

神戸森林植物園は知る人ぞ知る神戸の穴場のひとつで
あろう。

現地に着いてみたら、車で家族連れで訪れる人が圧倒的に
多いようだ。二人連れの若者はもちろん、ベビーカーに子供を
乗せた夫婦連れ、子供連れ、老人のサークル、施設からの
団体の訪問者もあるのだろう、結構な人が園内散策を
楽しんでいた。

森林展示館でしばし時間を使ったあと、700メートルほどを
緩やかな下りのスロープを歩いてほぼ同園真ん中にある
長谷池まで足を延ばした。

そこで本来5月が盛りのまさかのカキツバタに出くわしたので
スケッチした。カメラ同好会のメンバーだろうか季節はずれであれ
なんであれ、カキツバタを盛んに接写していた。

長谷池はスイレン池でもある。いまは花の季節でない。
しかし、池の上にはヤンマが飛び、池の中ではスイレンの葉を
かいくぐるように大きな鯉が泳いでいた。フナもいる。亀もいた。
池の中を眺めていると退屈しない。

あとひと月ほどすれば紅葉の見ごろとなるから大勢の観光客が
つめかけるだろう。幸い今は端境期、のどかな休日のひと時、
森林浴を楽しむことが出来て満足している。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)


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虹彩の研究(足区と腎臓区)・・・(1)

2006-10-09 11:33:18 | 診断即治療と虹彩学
虹彩分析研究の連載 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13)



虹彩分析を治療に取り入れるつもりで、バーナード・ジェンセン医博系列の人に虹彩学を教えてもらったのですが、2年ほどバーナード・ジェンセン医博の虹彩分析マップを使用しながら、何度も虹彩学に疑問を持ちました。

この方は、酷い腰痛で来られたのですが、ジェンセンマップを当ててみると、足に異常があるように分析されます。


これはその方の虹彩写真で、時計でいう6時の角度に大きなラキューナ(窩孔)があります。




このラキューナの角度を、ジェンセンマップで確認すると、水色の角度に入りますので、「足・脚の異常」と分析します。
下図はジェンセンマップの分析ラインだけを取り出したもので、水色は「足・脚」の角度で、緑色は「副腎・腎臓」の角度です。




ところが、東洋虹彩分析協会の分析マップでは、「腎臓に異常がある」と分析しますので、「腎臓・膀胱経」に異常があると判断しました。
その結果、この方は「腎結石」が見つかりました。
(ジェンセンマップでは、「腎臓の異常」は、上の図の緑色の角度と分析します)


これは東洋虹彩分析マップで、下の5時半辺りから6時半辺りに「腎臓や足」の反射区が設定されています。


この↑図は著作権所有です。無断使用を一切禁じます。



虹彩写真にジェンセンマップを載せますと、下の写真のようになり、明らかに「足・脚の異常」と分析するはずです。




2年ほど、このような検証を繰り返してから、東洋医学理論による虹彩分析マップを作成し始めましたのですが、それは、ジェンセンマップに限らず、他の虹彩学者のマップでも同様の結果が出てきたからです。

私は、「このような報告をすることは正しいのか」と、長年考えてきましたが、間違った分析をされて悩んでいる方々に答えるつもりで、これまで研究してきたことを、連載で掲載することにしました。

ジェンセンマップやジェンセンマップに準じた虹彩マップで虹彩分析を受けて、精神的な負担になっている方、或いはこれから虹彩分析を勉強される方々は、参考にされるといいと思います。

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横浜、村田、中日戦、逆転3ラン

2006-10-08 18:54:15 | スケッチ
日経朝刊のスポーツ欄トップに、横浜ベイスターズ、村田選手が
中日戦8回裏、逆転3ランを打ってガッポーズでベースを回る
写真が大きく出ていた。

同紙によれば村田は、「初球のまっすぐにタイミングを合わせていた。
まさか入るとは」と語り、阪神の勝ちを知らされたあと、「面白く
なりましたね」とにゃり。

『全力を尽くして、ペナントレースをもっと面白くします』と
タイガースの選手やファンが聞いたら泣いて喜びそうな
コメントを日経が取材して掲載していた。

試合終了後、テレビ中継を見ていたところ、珍しく牛島監督が
インタービューに出ていた。「最後まで全力を尽くして戦う」と
話していた。同監督は成績不振を理由に早々と解任が決まっている。
本人も無念であろう。このシーズン限りで辞めるのは惜しい
監督であると思うファンは多いはずだ。

一方、甲子園で読売ジャイアンツ相手に一時は2-2の
同点にされたあと、シーツタイムリーで逆転、さらに金本が
センターバックスクリーンに2ランがとどめとなり
5-3でタイガースが勝った。

金本選手はお立ち台に上がり、「今は負ける気がしない。中日との
最期の対決を、今年一番盛り上がる試合にしたい。」と語った。

阪神梅田駅東改札そばのプレイガイドを覗いたら10月12日の
前売りが結構な人気で売れているのだそうだ。先日雨で流れた中日戦が
くみこまれた試合であり、本来なら消化ゲームとなる運命の切符である。
それが売れているのだから、阪神球団は笑いがとまらないだろう。

タイガースは本日の巨人戦、先の中日戦、ヤクルト戦合わせて
4試合残している。それに対して中日は7試合を残している。
数字的にはタイガース不利だが勝負事は何が起こるか
わからないとファンはやきもきしながら戦況を見守る
毎日だ。

たかが野球されど野球。たらねば勝負事には禁句であるが、
金本選手の予言どおりになれば、何でも東京のご時世にあって、
村田選手ならずとも、この先、ひょうたんからこま、俄然、
面白くなってくるかも知れない。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
大阪市西区江戸堀1-2-14 肥後橋官報ビル6F(〒550-0002)



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観月祭:西宮神社

2006-10-06 23:24:56 | スケッチ
陰暦の八月十五日は中秋の名月である。満月の今日、
10月7日、西宮神社本殿で恒例の観月祭が開かれると
ご案内を西宮文化協会会長の吉井貞利さんから
いただいたので出かけた。

朝から低気圧襲来であいにくのお天気で開催が
危ぶまれた。なんと不思議なことに会が始まる
直前に雨もやみ、雲の切れ目から名月が顔を
出してくれた。

午後6時から祭典がはじまった。

本殿右の社殿まえに神官5人が勢ぞろいした。
祝詞奏上からはじまり、一同、玉ぐし拝礼,
お祓いが繰り替えされ、祭典は滞りなくおわった。

次は舞楽である。まず柳花苑という舞を
4人の宮女が天平の姿で舞った。

舞楽解説者の生川純子さんの説明では、この名前は
源氏物語の花苑に一ヶ所出てくるだけだそうだ。
1400年前の話でメロディーは残っていたが
舞の記録が残っていなかった。

平成元年に「信西古楽図」に残されてた
唐風の装束を参考に宮女が遊ぶ姿を
再現されたそうだ。

4人の宮女が待つ中、いよいよかぐや姫が現れ、
十二単に身をまとい優雅な踊りを披露した。

スケッチは祭典に並ぶ神官から描き始めた。

祭典が終わると神官は舞台から当然姿を消す。
次に4人の宮女が登場する。4人を画面に追加した。

最後にかぐや姫が本殿中央で一人で優雅に舞った。

バックの本殿は動かない。スケッチを時間差で画面
右から左へ追ってご覧いただければありがたい。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
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臨床実践塾&運命学講座

2006-10-06 08:46:11 | 情報や案内及び雑談
「臨床実践塾」というのをしていて、合間にちょこちょこ出かけていますので、ブログの更新が滞りがちです。(^^;


≪臨床実践塾は偶数月の第一日曜日に開催≫

※ 臨床経験20数年で得た「即効的な治療法」の公開
※ 効果の有無を、その場で、自他共に、確認できる方法の研究会
※ 実践より生まれた理論と、独特の臨床テクニックが学べます

当日は会場内に【プロ仕様の虹彩撮影カメラと虹彩分析システム】を設置


虹彩分析システム(開発中)



虹彩分析ソフト(開発中)




【第9回 臨床実践塾】
【日  時】2006年12月3日(日)午後2時30~5時30分
【場  所】チサンホテル新大阪(℡06-6302-5571新大阪駅、西中島南方駅、どちらからでも徒歩3分)
【参 加 費】一万円
【問 合 せ】メールアドレス→ shinjo@iris-club.com
Tel 06-6390-4722  FAX 06-6302-0991
新城針灸治療院 大阪市淀川区西中島4-8-5
【参加資格】鍼灸師、医師、歯科医師、それらの資格を得るための学生で、
和方鍼灸友の会会員か、会に入会できる方(和方鍼灸友の会の入会金1万円)
《実践塾テーマ》 即効性のある治療と診断
【内容】(講座内容の録音や撮影、配布する資料の複写複製は禁止させていただきます)
●瞳孔での診断理論
●癌等の虹彩写真の解説
●虹彩分析での治療実技

【第五回 運命学講座】
自分や社会の未来予測は、人生の指針に役立ちます。
実践塾とは別枠で「運命学」の勉強会を開催致します。
参加資格は問いません。
【解説】 ばーば佐智子
【日時】 2006年12月3日(日)午後12時00分~2時00分
【受付】 午前11時30分受付開始
【費用】 五千円
【会場】 チサンホテル新大阪(℡06-6302-5571新大阪駅、西中島南方駅、どちらからでも徒歩3分)
【受付】 申し込み先着順(座席が満席になり次第、締め切りとさせていただきます)
【内容】(講座内容の録音や撮影、配布する資料の複写複製は禁止させていただきます)
●神社で用いる暦(こよみ)の読み方(テキストは多賀大社の神社暦を使います)
●地相と家相
●生年月日と家相など

【運命学講座の申し込み先】
新城針灸治療院 ・電話06-6390-4722 ・ FAX 06-6302-0991
ばーば佐智子・電子メールアドレス kouenkai@barba-sachiko.info

【終了後、忘年会】(6時頃から2時間の予定)場所はよし萬さん

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米小売高堅調、NYダウ新高値更新ー学校で教えてくれない経済学

2006-10-06 07:39:32 | 経済学
人間のからだで言えば、血液が不足すると生命を維持できない。石油はしばしば血液に例えられる。石油の値段は、地政学的リスクを材料に、石油の不足感を煽り、一時バレル80ドル近くまで値上がりした。現在、60ドルのレベルで浮き沈みしているが、2~3年前と比べればほぼ倍に値上がりしている事実には変わりない。

石油がなくなれば、自動車、飛行機、電車など輸送機関が麻痺して、経済の健康を維持できない。日本は石油の一滴は血の一滴に勝ると太平洋戦争に多くの生身の人間を戦場に駆り立てた苦い歴史がある。日本は資源がほぼゼロだから糧道を絶たれるともろい国である。

血液を売って生業としているといえば聞こえは悪いが、産油国は命についで大事な石油を売って生きている。このところの原油相場値下がりに危機感をいだいて、OPECが減産協議を始めたと今朝のWSJ紙は紹介していた。彼らが本気になれば石油は反発するだろう。

石油の値上がりで、代替エネルギー開発が叫ばれ、米国で今年、エネルギー政策法が成立した。代替エネルギーとしてエタノールがにわかに脚光を浴び、そのあおりを受けているのがトウモロコシに代表される穀物である。とうもろこし在庫が急激に減少している。

日本人は問題が起こってから騒ぐから、いずれとうもろこしが口に入らなくなってくるとあわてるであろう。1キロの牛の肉を確保するには7キロのえさとしてのとうもろこしが必要だといわれる。ニワトリ1キロの肉に2キロのとうもろこしが必要だそうだ。

現在世界でとうもろこしが7億トン生産されている。そのうちの41%がアメリカ、20%が中国だということを昨日NHKテレビで解説していた。アメリカと中国はかってとうもろこしの輸出国であったが、現在は自国消費が増え、輸出余力がなくなってきているそうだ。

原因のひとつがエタノールへとうもろこしが流れているからだ。とうもろこし1キロでエタノール400ミリリッターが生産されるそうだが、先の米国の法律は2012年までにエタノール生産を75億ガロンまでと義務付けている。とうもろこし生産の25%を占めるそうだ。

ところで、NYダウは、米小売高堅調を材料に、16ドル上げ、11,866ドルと新高値を更新した。お金が株式市場へ戻り始めた結果である。一方、EUが0.25%利上げを決めた。金利はお金の値段であるから、お金の流れがEUでも良くなってきているからだろう。

お金も経済の血液に例えられる。健康になると血の循環がよくなる。経済が健康になれば石油や穀物も不足する。日本は石油も穀物もほぼ生産がゼロに近い。最低限度の日本人の健康を維持するためにも、石油と穀物需給の動きから目をそらすことは出来ない。(了)

江嵜企画代表・Ken


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バーナンキ発言受けて、NUダウ123ドル高ー学校で教えてくれない経済学

2006-10-05 18:41:29 | 経済学
10月4日、NY株式市場は、NYダウ30種平均(1.1%)、S&P500種平均(1.2%)、ハイテク株主体のNasdaq総合指数(2.1%)、小型株指数Russell2000(2.1%)全て前日比上昇した。

NYダウは、11,850ドルで取引を終了した。しばし眺めつ、行きつ戻りつしながら、その都度思案げに足踏みしていた投資家心理は一体どうなってしまったのであろうか。

今朝のWSJ紙は、”frothy(泡立っている)“と警戒する見方とNYダウは年末にかけてさらに3~4%値上がりするとの異なる見方を紹介している。

慎重論は米住宅価格の落ち込みが米経済に実質的に影響を及ぼし始めるのはむしろこれからであり、住宅需要不振が足元に迫ってくれば、米景気は個人消費の落ち込みを確認して株価は一気に値下がりするとの見方である。

NY原油先物相場は、一時バレル57.70ドルまで下げたあと、73セント値上がりし、バレル59.1ドルで取引された。このまま下げ続ける保証はなくOPECが減産を決めれば再び反転する。米国経済のかく乱要因として再びマイナスに作用するとの見方の論拠である。

来週から米企業の2006年第三・四半期の企業業績の発表が始まる。それを見定めてからでないと、好調な業績を頼りに上げてきた株価が簡単に足を踏み外してしまう。10月というのは相場が上下に荒れる。警戒しておいたほうがいいとWSJ紙は指摘している。

民間調査機関のISM指標が、8月の56から9月、52.9へ低下した。大方の予測は56.2と横ばいだったが、大きく下げたことを軽く見ては危険である。特にサービス部門での落ち込みが大きいと警鐘を鳴らしているとWSJ紙は慎重な見方を紹介している。

10月4日のNYダウ123ドル高に火をつけたのは何だったのか。米FRB議長、Ben Bernanke氏が、ワシントンDCでの質疑応答の中で、「米住宅市場は、大幅な(substantial)調整のさなかにある」と発言したことが影響したのかもしれないとWSJ紙は指摘している。

この発言を受けて、米FRBは利下げに向けて動き始めると投資家は先読みした。利上げスパイラルで株は下げた。利下げに向けてギアを切り替えれば株式市場から逃げていたお金が集まってくるから株は買いだと読んだのであろう。

小型株、ハイテク株指数もそろい踏みで上げたことも投資家を俄然強気にさせたようだ。吉と出るか凶と出るか。決めるのはあなた自身である。(了)

江嵜企画代表・Ken


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神戸酒心館「酒ばやし」

2006-10-05 07:44:25 | スケッチ
神戸酒心館ホールで午後7時から桂文珍さんの春秋恒例の
落語会が開かれるので出かけた。

文珍師匠は二度舞台に上がった。その前に弟子が前座を
勤めた。二人の弟子と師匠を比ぶべくもないがあまりにも
その差が歴然としており芸の道はいずこの世界でも同じだろうが
才能がないとどうにもならないことを改めて痛感した。

口幅ったいことを素人の分際ではいえない。しかし、どこが
違うかといえばひとつに話の間のとり方であろうが、なんといっても
座るだけで客のほうがはじめから笑いを待ち構えていると
錯覚するくらい自然に笑いを呼べる点での差が決定的で
あるように思われる。

笑う門には福来るというが思い切り笑うと体の芯から幸せに
なったように感じて元気になるから不思議である。おそらく
からだの隅々まで細胞が喜ぶからであろう。

酒心館ホールに併設されている「酒ばやし」には落語会の
前ということもありこの日は予約客で満席で、あらかじめ
電話したら真ん中のテーブルでもよろしいかと念を押された。

孟宗竹をくり抜いたところに季節ごとに生けられる花が違う。
前の席の客が見えるようで見えないように丁度カーテンの
役割を果たしている。

夜のメニューも懐石料理の「みかげ」を選べば@2,600円
ぽっきりだが、酒の粕を利かせたスープからはじまり
メインの焼き魚、えびをからっと揚げたてんぷら、豆腐の和え物
、大根などの野菜の紙漉き、品数にして8種類、ご飯、
味噌汁、最後にデザートで閉めてくれる。

5時20分に席に着き注文、6時半の落語会開場までのころあいの
時間でおさまるから褒めすぎの嫌いはあるかもしれないが、
文句のつけようがなく、大いに満足した。

ひとのことはえらそうに言えないが、この店は、客筋がいいこともあり
心地よく食事が出来るのが嬉しい。

配膳の間合いに少しずつ筆を足してスケッチして、帰宅して
から現場をイメージしながら色をつけて仕上げた。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
株式会社 かんぽうサービス ℡06-6443-2173
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井川完封、トラ80勝-スケッチ&コメント

2006-10-04 23:11:49 | スケッチ
阪神タイガース、対ヤクルト3連戦が神宮球場ではじまった。
ところがテレビの放送がない。やむなくらラジオで試合の経過を
追うはめとなった。

テレビ画面では中日ー広島戦を観戦した。中日が3点先行してとどめは
ウッヅの3ランで6-0である。これで中日の勝ちが決まった。

一方の阪神はなかなか点がはいらない。6回表めぐってきたチャンスに
浜中タイムリーで1点、矢野の2点タイムリーがでて、今までの
重苦しい空気がうそのようにヤクルト石川を引き摺り下ろした。

これでも安心できないのが今のタイガースである。
中日の方は2点追加して勝利を決定的にした。

9回表藤本がヒット、井川が二塁に送ってお膳立ては出来た。ところが
赤星は凡退。しかしもう一枚関本が残っていた。ラジオだから見えないが
綺麗にライト前に打って4-0となった。最後のバッター、ヤクルト・リグスを
150キロのボールで空を切らせてゲームは終わった。

前の甲子園の広島戦で井川は涙を流した。球場で見ていて
マウンドから毎回走ってベンチに帰った姿が印象的だった。
この日本来なら井川がヒーローのはずだった。

ところが井川がなかなか出てこない。友人はアイシングだといっていたが。
事実かどうか定かでないが、井川は涙で出るどころではなかったと翌日の
スポーツ紙に書いてあった。

今朝の読売新聞によれば、この試合の井川は終始笑顔だったと書かれていた。
マウンドにもいつもどおりゆっくり歩いていたそうだ。

井川のヒーローインタービューが聞こえてきた。

「矢野さんのお蔭です。」
「きょうはベストでした」
「ほんとうに感謝の気持ちで一杯です」
「全てに全力で尽くします」

それぞれアナウンサーの質問に対する答えである。
井川の言葉を聞き漏らすまいと必死に紙切れにメモした。

中日が勝ってマジックは6となった。中日が負けない限り、数字的には
阪神優勝は厳しい。しかし、昨晩の井川の言葉がタイガースの一人ひとりに
浸み込めば夢もあながち夢でなくなるかもしれない。

たかが野球というなかれ、されど野球である。読売新聞は関西版のせいか
ジャイアンツの勝利をさしおいて、井川の勝利をスポーツ欄上段に写真入りで
大きく掲載した。

一人の青年が苦しみぬいていたようだ。井川は一人でもがき苦しんでいた
という話もある。それが先の広島戦完投で涙した。

藤川が涙して阪神タイガースの連勝が始まった。井川の涙で優勝への熱い想いを
実現してほしい。そしてタイガースファンに元気を与えてほしい。

読売新聞の写真を見ながらスケッチした。(了)



Kenさんのスケッチは、ブログ容量の関係で削除させて頂きましたが、11月1日に、「かんぽう」さんから『ユニークに乾杯』というタイトルで出版予定です。定価2.000円。
ISBN978-4-904021-03-3  C0071 1905E 
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