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「○○の△△と言いますが、□□さんいますか」と、平日の夜や休みの日、自宅に電話がかかってくる。
たいがいマンション経営やら投資の話で、○○は聞いたこともない会社だし、□□も読み方間違ってるもんだから、最近は「いません」と答えて切ることにしている。時々「ご主人いらっしゃいますか」と聞いてくる時もあるが、子供や親父のフリをして、「おとうさん仕事です」とか「あいつまだ帰ってこないねー」とか言って、やはり切ることにしている。
たまに「本人なんでしょ」と食らいついてきて手こずることもあるが、せっかくの休み、そんな電話で時間をつぶされたくはない。
もちろん向こうも仕事だし、必要があって電話してきているのはわかるけれども、基本的に、相手に時間を使わせていることへの気遣いがまったくない。そういう電話のたぐいで、「今よろしいでしょうか」と聞いてきた奴に、出会ったためしがない。
営業で電話かけまくるのもいいけれど、相手が出たからって延々しゃべってOKするとでも思っているのか。巧みなトークだけでやって行けると思っているところが、まず間違い。先輩や上司は、それでいいと思っているのか、不思議でしょうがない。「構うこたねえ、言いくるめてしまえばいいのよ」とでも上司が言っているのなら、そんな会社、早いとこやめた方がいい。
だから「今よろしいでしょうか」と相手の都合をまず聞いて、良ければ話に入ればいい。その場合でも、20分も30分も話しちゃいけない。せいぜい5分。できれば「5分ほどいいですか」と言うのがいい。そして5分なら5分、話をして駄目なら切る。それが、信用される秘訣。時間も守れないような奴の話なんか、誰が信じるもんか。
5分じゃ話が終わらないって? 用件を5分でまとめることもできないんじゃ、いい社会人とは言えない。僕なんか気が短いから、3分でも長いって思ってしまうのだが。
それと、電話終わる時には「お時間とらせました」くらい言わないと。これも基本。
電話をかけるのが仕事の方、受ける世間の人は、こういうことを考えているのですぞ。
ついでながら受ける方も。自分以外の人宛てにかかってきた時、すぐに代われる場合は「代わります」と、そうじゃない場合は「お待ち下さい」とやらないと、かけてきた相手をヤキモキさせてしまうから、上手に使い分けを。
しっかし、徒労とも思える作業を土日もやらされているなんて、かわいそうと言えばかわいそう。
〔読んで下さった方、・・・お時間とらせました。〕