アルファ碁が韓国のトップ棋士に勝利し、AI業界/囲碁界に限らず、世間で大きな話題になっている。いずれ10年後くらいには、とも考えられていたらしいが、予想よりもはるかに早く実現したようだ。
一方、近い将来には、日本の今の労働人口の半分が人工知能に置き換わるとの野村総合研究所の予測もある。
で、遠い将来どうなるのか。
おそらく、だけれども、人工知能自身が〈考える力〉を持つことになるのだろう。そして、自分の弱点を見極め、それを自身でカバーし始めるか、あるいはそれができなければさらなる「超人工知能」を作りだすに違いない(これを「人工」と言っていいのかは微妙なところだが)。そしてまたそれが…と進化を続けるとすれば、人間は置いてきぼりを食らうことに。
新しいゲームやスポーツ、芸術や“思想”も生まれるのかも知れないし、政治経済の面でも、例えば「原発は再稼働すべきか否か」「地球温暖化をどう食い止めるか」「テロはどうしたらなくなるか」を判断することになるのだろう。それこそ〈偏り〉なく。
で、人間はどうなるのか。
おそらく、だけれども、人工知能には出来ない霊感/超感覚に優れた人間が登場するに違いない。死んだ人間との交流なんて人工知能には不可能だろうし、そういう人間でなければ人工知能に太刀打ちできないだろうから。
…かくして、超人工知能vs超感覚人間 に。SFみたいだけれど。