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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

生きるのがツラい人へ

2016-04-03 15:46:23 | こころ
 
 どのくらいの人がこれ読んでくれるのか分かりませんが、何かしら役に立てば、と思います。

 仕事のことに子供の進路のことで悩んでいるところへ町内会の役員まで回ってきて、半月ほど心の調子を狂わせてしまった(季節的な要因、そして年のせいもあるかもしれない)。夜は動悸で眠れないし、起きていても何だか落ち着かない。自分から逃げ出したい気分…。
 何が恐ろしいって、自分の気分/神経がコントロールできないことほど恐ろしいことは、ない。中学のころノイローゼ(心気症または不安神経症)に罹ってしまい、とても苦しい思いをしたのを思い出し「またか!」と頭をよぎった。

 とはいえそれから40年は経っており、今回はいろんな方法を試して何とか立ち直ったところ。
・本を読む
 僕の場合、デール・カーネギーの『道は開ける』。「オガクズを挽こうとするな」や「レモンをレモネードに変える」あるいは「二週間で鬱病を治すには」はいい。
 あと最近はやりのアドラーの本も効くかも。それはあなたの勝手でしょ、という「課題の分離」、自由に生きるための『嫌われる勇気』、など。
・瞑想あるいは呼吸を整える
 昔からある方法。
・眼球運動
 PTSDはじめ、ストレスに効くという方法。
・それでもダメなら、前回も紹介した漢方薬
 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)…不安感が強い時
 柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイシトウ)…イライラして寝付けない時など

 これら知っていれば、ヤクに手を出さずに済んだ人、イライラして犯罪に手を染めなくて良かった人もいることだろう。

その他
・ボランティア活動 もいいらしいし、
・よく飲み食べる
・体を動かす
・声を出す
・視線を合わせる もいいかも。

 ツラい環境自体は変わらないかも知れない。しかし心が落ち着くことで前向きな気持ちになり、状況を少しでも改善しようという気にはなることだろう。
 もちろんすべて解決とは行かないかもしれないけれど。

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