思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

哲学クラスのご案内ー白樺教育館・・・「事実学」から「本質学」へ

2005-04-08 | 教育

日本の教育界には、思考力ー意味論を育成する「場」が存在しません。
「事実学」しかない文部科学省には、哲学(意味論・本質学)を理解する人間がいません。
1976年に創設した白樺教育館のソクラテス教室(旧称ー「我孫子児童教室」)では、高校生以上を対象に広義の哲学の授業を1990年からつづけています。


ご参考までに、以下にその簡単な案内を載せます。


高校生・大学生(一般)
曜日 土曜日 時間 4時~7時

◎高校・大学(一般)クラスは思考力(読解・論説文・対話力)の育成です.

国語の授業の読解レベルでは、ただの国語力しかつきません。哲学的な文書の読解をしますが、古典は、表層的な「まとめ」をしようとしても歯が立ちません。自分自身の具体的経験に照らして読み込み、腑に落ちるまで詰めていく練習をします。頭を全開にする経験はやってみると大きな喜びが得られます。また、毎回、感想―質問―意見を述べ合いますが、言葉ゲームとしての「ディベート」ではなく、「何がほんとうなのか?」を目がけての思考力の訓練は、学的、生活世界の双方(正しくは、学的世界は生活世界の中につくられるものですが)に充実をもたらします。
浪人生には「予備校の授業が簡単に感じられる!」という副産物もあります。
一般成人や専門学校生も参加できます。


なお、意味論としての真の哲学の発祥は、ソクラテスが弁論術(ディベート)の方法を批判し、弁論家としてのソフィストたちと闘い、言語をゲームとしてではなく、善・美のイデアを目がけて使用したところに始まります。

2005.4.8 武田康弘

白樺教育館ホーム(クリック
ソクラテス教室については、ココをクリックして下さい。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文部科学省の皆さんへ。一体、あなたたちは何をしたいのですか?

2005-04-08 | 教育

あなたたちは、何故あえて他国の人々の神経を逆なでするようなことをするのですか?

それでどういう「得」と「徳」がえられるのですか?

歴史の事実をごまかし、隠すことが、「正常化だ!」とは、正気の人の言うことでしょうか?

これほど馬鹿げたことをして、「国益」になると本気で信じているとするならば、救いがたい「愚か者」としか言いようがありませんね。

イマジネーションが貧困なために「他者感覚」がもてない。もし自分が韓国人や中国人だとしたら、侵略・占領され、多くの同国人を殺された国の民であったとしたら、日本軍=皇軍の行った恐ろしい行為には絶句!するしかないでしょう。

幼いころから受動的な受験勉強をして東大法学部に入り、「事実学」を積み上げるだけの人生を歩むと、どれほど愚かになれるか?身をもって証明するのがあなたたちのraison d'etre=存在理由のようですね。

意味論としての本質学がないと、自分がダメになるだけでなく、他者に甚大な被害をあたえます。「自覚した罪は半ば許されている」と言います。まずは、自覚することが必要でしょう。

2005.4.8 武田康弘






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする