思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

社会問題を語るのは自分を語ることー「社会」への逃避は有害です。

2005-04-20 | 私の信条

以下は、昨日のブログの最後に、「私の信条」として書いたものです。
以下の文だけでは唐突な感じで分かりにくいと思います。
この下のブログと共にご覧下さい。



最後に私の信条を書きます。

原理的な思考により、「ほんとう」をつかむこと、「現実」に負けないこと、愚直に本道を歩むこと以外には道はないと思います。
たとえ多くの人が「気だるさ」に支配され、「ごまかし」や「その場しのぎ」の生き方をしていたとしても、それに引きずられては「損」です。
「社会」に逃げてはいけません。問題とは、結局は「自分」の問題なのですから。皆がどう言おうと、自分がよく生きることです。

社会問題を考えるのは、既成秩序・価値のツマラナサを批判して、新たなエロースを広げるためです。受動性から能動性へと人生を転化するためです。真に自分を中心に生きるためです。それ以外にはありません。

あらゆる学と思考は、人生を肯定するためにのみ意味と価値をもちます。逆に言えば、自分の人生を肯定し、喜び・悦び・歓びを広げるような選び=決断を断固として行う勇気が必要です。展望のない思考には存在理由がありません。よき実践=行為をともなわない思考は、有害・有毒で、人生からエロースを奪ってしまいます。

2005.4.19 武田康弘






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