一昨日、「公共哲学」の推進者―金泰昌(キム・テイチャン)さんが若手の研究者の厳麗京(ヤン・リジン)さんと共に拙宅及び「白樺教育館」を訪ねてくれました。金さんは、シリーズ「公共哲学」全10巻(東京大学出版会)の編者です(もう一人の編者は佐々木毅・前総長)。
5時間20分に及ぶ会談は大変有益で、実に愉しいものでした。意気投合しましたが、金さんがわざわざ大阪から上京して私に会いに来て下さったのは、「白樺教育館」の基本理念―『実存として生きるー白樺フィロソフィーと民知の理念』に「深い感動と熱い共感をもって」のことです。とてもうれしいことです。
「公共哲学」発展のための私の問題提起は次回以降にしますが、まずはその『理念』をぜひご覧下さい。クリックすれば見られますー『実存として生きるー白樺フィロソフィーと民知の理念』 なお、この「理念」の文書を金さんに送られたのは、山脇直司さん(「公共哲学とは何か」・ちくま新書の著者)です。感謝!
私は今から鎌ヶ谷市の公民館で「哲学講義」です。宣伝のために(笑)今のテキストは、「柳宗悦―手としの人間」(伊藤徹著)です。
6.17 武田康弘