私のブログに反証するかのような番組が、いま、お昼の6チャンネルの番組で流されました。東京拘置所はホテルのようです!?お正月には豪華な重箱もでます!?と。
しかし、よく内容を聞けば、「情報」はまったく遮断され、拘置所で編集したラジオが聞けるだけ。黙秘者には接見も差し入れも不可、とのこと。「腕立て伏せ」をすることも禁止!?!?
これは、間違いなく、「日本国憲法」と「世界人権宣言」に反すると私は判断します。責任ある教育者として。
「黙秘権」は、基本的人権の一部として明文化され、人権宣言にも大事な権利として掲げられています。なぜ為政者―「官」は、法律を守らないのですか?どなたか納得のいくようにご説明願えませんでしょうか?
「容疑者の人権」をもしっかり守ること、それができない稚拙な思想=制度では国が滅びます。
人権に対してどれだけ敏感か?それがよき社会=健康な社会のバロメーターなのです。おおきく深く全体的に考えることができない人々ばかりでは、活力ある健全な国にはなれません。これは原理です。
武田康弘
(付き) 10日(今日)の新聞をみると、横浜事件で、また裁判所は自己の非を認めず、逃げを打ったとのことです。裁判所や警察、検察を市民の良識でチェックする第三者機関=オンブズマンをつくらないと、民主制とは名ばかりの「官僚独裁社会」から抜け出せません。なにかどんどんひどくなるとの思いを強くします。無実の人が警察と検察によって罪人にさせられる日本という社会を正していくのは、良識ある市民の役目でしょう。