思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

明らかな自衛隊法違反―超法規の小泉政治

2006-07-14 | 社会思想

イラク派兵が決定された時点から、私が主張し続けていたことと同一の意見が、今朝の東京新聞に載っています。

元・防衛庁教育訓練課長で、現在、新潟県・加茂市長の小池清彦さん(69才)の意見です。

「海外派兵は憲法違反であり、自衛隊法にも書いていない。隊員に対しては契約違反である。」と、
まったくその通りであり、小泉首相の言動は、明らかに法律に反するもの。その罪は極めて重たいと言わざるをえません(自衛隊法については、クリックで出ます)。


続けて小池清彦加茂市長は、次のように述べています。

「航空自衛隊は引き続き、バクダッドなどにも活動範囲を拡大し、物資輸送などに当たる。補給、兵たんは戦争の最も重要な部分。危険が大きく早くおやめになる方がいい。・・・
一度出せばエスカレートすると危ぶんだが、案の定だった。今やイラクに派兵したことで、政府は憲法改正の動きを加速させている。非常に危険な動きだ。
私は極力、独自で日本を防衛できる防衛力をしっかり持つべきだという考え。その上で平和国家に徹する。
小泉首相は、祖国の防衛力は思い切って減らし、海外派兵は大いに行おうといている。・・・
戦場に自衛隊を派兵することは避けるべきだが、そうしなかった。実にけしからんことだと思う。」

憲法も法律も恣意的に解釈し、平然と法に反する行為を続ける人間が、いまの内閣総理大臣です。その後をつごうとしているのが安部官房長官なのです。

武田康弘。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする