イラク派兵が決定された時点から、私が主張し続けていたことと同一の意見が、今朝の東京新聞に載っています。
元・防衛庁教育訓練課長で、現在、新潟県・加茂市長の小池清彦さん(69才)の意見です。
「海外派兵は憲法違反であり、自衛隊法にも書いていない。隊員に対しては契約違反である。」と、
まったくその通りであり、小泉首相の言動は、明らかに法律に反するもの。その罪は極めて重たいと言わざるをえません(自衛隊法については、クリックで出ます)。
続けて小池清彦加茂市長は、次のように述べています。
「航空自衛隊は引き続き、バクダッドなどにも活動範囲を拡大し、物資輸送などに当たる。補給、兵たんは戦争の最も重要な部分。危険が大きく早くおやめになる方がいい。・・・
一度出せばエスカレートすると危ぶんだが、案の定だった。今やイラクに派兵したことで、政府は憲法改正の動きを加速させている。非常に危険な動きだ。
私は極力、独自で日本を防衛できる防衛力をしっかり持つべきだという考え。その上で平和国家に徹する。
小泉首相は、祖国の防衛力は思い切って減らし、海外派兵は大いに行おうといている。・・・
戦場に自衛隊を派兵することは避けるべきだが、そうしなかった。実にけしからんことだと思う。」
憲法も法律も恣意的に解釈し、平然と法に反する行為を続ける人間が、いまの内閣総理大臣です。その後をつごうとしているのが安部官房長官なのです。
武田康弘。