思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ほんらい哲学とは「学」ではなく、生体それ自体の知である。

2006-12-08 | 私の信条
以下は、昨日、ある人からのメールに返信したものです。


ご心配、ありがとうございます。
実は、今回ほどひどくはなくても、私は毎年、何度か風邪などで体調が悪くなります。幼少の頃から長いこと内臓疾患が続いたせいでしょうか、体調万全という日があまりないのです。いろいろ工夫して(生活仕方、栄養、運動、呼吸法・・・)生活してきました(私の肉体・筋肉の力―まだ20台の若者にも負けない格闘力からは想像できないと思いますが)。
恐らく、私の内部に「強い思い」=人間の生に対する豊穣なロマンと、人々の生き方・社会のありよう・形式主義の文化に対する激しい憤りがあり、それが内からフツフツと沸き上がるために、命が燃え、虚弱体質に抗し、克服してきたのだと思います。
私の場合、恋知(哲学)という無=自分の頭で納得がいくまで考え、実践することが、生身の私を支えているのです。恋知とは「学」ではなく、生体エネルギーそのもの・生体それ自体の知なのです。したがって、大学哲学は論外ですが、竹田青嗣さんの言うような「生きるための技術」というものでもありません。もっと深く生体と一体化しています。根源知―心身全体による知とでも言えばいいでしょうか・・・・

武田康弘





コメント
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