恋する心―恋とは、聖なる「狂気」ですが、人に恋し、音楽や美術や文学に恋し、知に恋し・・・という恋知(哲学)の生を歩む人と歩まぬ人がいるようです。
どうも人間には二種類いるようです。
恋知の人と、恋知とは縁のない人と。
でも「大人」化させられていない子どもはみな、恋知の人が好きです。
どうやら、恋知の生は、人間の自然性に合致しているようです。
【恋知】の代わりに【型・パターン】で生きる人も多いようです。
心の内側から沸きあがるものが乏しいために、外からの要請で生きるしかないからでしょう。
わたしには耐えられない人生ですが。
パターンで生きている人は、そのことに無自覚なのかも知れません。それが幸せ?
まさか、ですね。
武田康弘