思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

クリュイタンスのドビュッシーとフォーレ HMVへのレビュー

2010-02-28 | 趣味

以下は、HMVへのレビューです。

クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団&合唱団によるドビュッシーとフォーレの名演奏の再発売(この組み合わせでの発売は初めて)。


洒落の極み、強靭かつ優美、現代の偏差値音楽家の「つまらなさ」と対極にあるエスプリに満ちた音楽。ダンディズム&エロースとでも言いましょうか、大人の色香と子どもの無垢が合わさったかのようなドビュッシーのイマージュ(管弦楽のための映像)と、
美そのもの、発売から40年以上にわたり同曲のベストとされてきたフォーレのレクイエムの組み合わせ、

フランス音楽の20世紀最高の指揮者であったクリュイタンスの生む硬質で品位が高い名演奏は、聴くたびに感動を新たにします。
また、この輸入盤は、わたしが以前に購入した日本盤よりずっと音がよいです。繊細でかつ豊か、音の鮮度が高く、生き生きと音楽が再現されています。

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