思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

『太陽と土と水を』(中村八大が作詞・作曲した唯一の歌)40年ぶり脚光!

2012-09-30 | その他

昨日の東京新聞夕刊に『上を向いて歩こう』などで知られた著名な作曲家の中村八大さんが作詞した唯一の歌『太陽と土と水を』が紹介されていました(1971年に作詞作曲、中村さんの歌でレコード化)。

当時はあまり注目されなかった「自然との調和」を訴えた歌を40年ぶりに甦らせようと、『上を向いて歩こう』の著者で音楽プロデューサーの佐藤毅さん(60才)が保坂展人世田谷区長の「世界に向けて発信できるメッセージを!」の要望に応えて企画したのが、「区制80周年の記念コンサート」。10月7日午後2時から区民会館ホールで子どもらの歌(世田谷ジュニア合唱団・区民合唱団)により披露されるとのことです。

『太陽と土と水を』(中村八大 作詞作曲)

人様は 力があれば幸福をつかまえられると 考えた

力をたくわえた

人様は 力があれば幸福をつかまえられると やってみた

力は 消えうせた

力は 知恵に負けた

力は 消えた

力は 知恵に負けた

力は 消えた

 

人様は お金があれば幸福がつかまえられると 考えた

お金をたくわえた

人様は お金があれば幸福がつかまえられると やってみた

お金は 消えうせた

お金は 知恵に負けた

お金は 消えた

お金は 知恵に負けた

お金は 消えた

 

人様は 知恵があれば幸福をつかまえられると 考える

智恵を働かす

人様は 知恵があれば幸福をつかまえられると やってみる

智恵は ただひとつ

太陽と 土と 水を

この手で さがそう

太陽と 土と 水を

この手で さがそう

太陽と 土と 水を

この手で もとう

太陽と 土と 水を

この手で もとう

 ―――――――――――――――

 追記

昨日(29日)の『東京新聞』夕刊は、一面上段いっぱいに栃木市に現れたきれいに半円を描く虹の写真、
7面トップ(8面はテレビ欄ですので記事の最終面)に【自然との調和40年ぶり脚光】として中村八大さんの詩『太陽と土と水』の紹介。
内容と共に素晴らしい紙面づくりです。美術に光をあて続けてきた『東京新聞』ならではです。

 

武田康弘

コメント
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