新元号=「令和」が発表となった今日、その陰に隠れてしまいましたが、宮内庁は、新天皇となる浩宮さまのお気持ちとして、「できることならば、国事行為からは遠ざかり、祈りと文化的行事と国際交流を中心に天皇としての仕事に精を出したい」との旨を伝えました。
これは、画期的なことで、そうなれば、天皇家は京都御所で、明治以前の日本の伝統に戻り、ほんらいの皇室+現代にふさわしい新しい皇室をつくることになります。当然、憲法の第一章の改定が必要になりますので、時間はかかりますが、皇室にも国民全体にもよいことで、日本の国が大きく発展することになります。
わたしが、先月書いた「私と共和制」の中で示した皇室のありようと重なります。素晴らしいことで、よろこびでいっぱいです。
武田康弘
以上は、4月1日ゆえのblogでしたが、それに気づいた方はゼロでした。みなさまが、「天皇が国事行為をしない」ということに違和感がないことは、日本人の健全さの証明になりました。ウヨク団体「日本会議」ー首相以下多数の自民党議員が加盟の「明治維新の天皇礼賛」(靖国思想)と、ふつうの国民との乖離がハッキリしました。特定イデオロギーや政治的主張ではない「私と共和制」(武田著)の論考は普遍的なものと思います。天皇家や皇室を否定するのではなく、スムースに共和制(大統領制)に移行することは皆の幸せにつながります(天皇家を含めて)。そのための論考「私と共和制」+「人類思想の三分類」をぜひお読みください。拡散を希望します。よろしくお願いします。