思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

今日までは平成時代!明日からは令和時代? すごい! 世界で唯一、時代名を変えてしまうことができるのがわがニッポン国!(笑)

2019-04-29 | 社会批評

改元だ!

新しい時代だ!

平成の世から令和の世に~~~

 

なんという暴力だろう。有無は言えない。

わたしの気持ちもわたしの感覚もわたしの考えも関係ない。

今日までは平成時代で、明日からは令和時代なのだ!

 

時代名が変えられて、

マスコミが毎日毎日、平成の時代、平成のまとめ、平成最後と連呼し、
令和の時代が始まる、令和おめでとう、新しい令和という時代と連呼する。

国家カルトの国だな~~、凄い、恐ろしい、通し番号ではなく時間に名が付けられて時代名が変わってしまう世界で唯一の国に住んでいると、頭がおかしくなりそう。

 

 とても困りますが人々は唯々諾々とそれに従う。脳が特定の色に染められ=染脳、特定の観念に占領=占脳されていることを、嫌だな、と思うこともない。いま一番必要なのは、脳を洗いキレイにすること=洗脳でしょう。 時間の流れは、切断することはできませんし、実体化することもできません。人間は時間的存在ですから、国家が時間=時代を管理すると、個人の自由は知らずに消去されます。元号というブツギレの時間=時代名は、「遠くを見、開けゆく未来を展望する」ことを阻害して、近視眼的な思考→思想に意識を固めます。元号という時間=時代管理は、個人としての人間のスケールを抑え、小粒にしてしまいます。

 

 君は、令和の時代を生きる人だ! ニッポン令和時代の獅子だ! 誇り高き令和の日本戦士だ! 令和時代、世界のどこにも通用しない元号万歳!(笑) ニッポン人の自覚を持て! それが元号の力。元号という占脳の威力だ、元号色に染脳されて、みな歌え、踊れ、喜べ。

 

 世界に唯一残った元号の国、中国から輸入した「元号」制度を守り抜く国、それがわがニッポン。う~~ん、さてと、わたしは、西暦(実際上の世界暦)を使う国に日本を変える運動をはじめよう~~(とっくの昔にはじめていますが、これを機に更にね)

 

 

 回覧板に「学校便り」が入っていましたが、やっぱり平成から令和へ、新時代!とのこと(我孫子第一小学校の校長先生が、「いままでは中国古典からでしたが、令和は日本の万葉集から」と安倍首相と同じ説明を書いています・笑)。 なんとも~~~。そんな時代、世界のどこにもない、失礼、日本にだけあります。

 今日まで平成時代で明日から令和時代。ニッポンエゴイズムの極北ではないでしょうか。天皇陛下万歳!なのですか?(笑)。平成31年と令和1年が同じ年。いえいえ、今年は1月1日から12月31日までずっと2019年です。わたしの生まれは1952年です。




武田康弘

コメント
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