宮崎県の東国原知事の自宅に女性が泊まった！？と週刊誌が報じたというのでテレビでこの話題を何度も取り上げていましたが、それがなぜニュースなのか！？まったく意味不明です。
女性と性交渉があったら問題だ！と言わんばかりの報道、県議会での質問を見ると、この国は重度の「病気」、救い難い難病であるとしか言いようがありません。
性とはよいことです。
当たり前もいいところで、こんなことをわざわざ言わなければならないとは、情けない限り。
性という心身全体による交歓がもし悪いというなら、人間（否、すべての哺乳動物）は、存在自体が悪だというひどい話にしかなりません。それは、人間から悦び・愉しさを奪い、よく生きることを潰すおぞましい想念でしかありません。
もし、東国原知事に深い仲になれる女性が現れたら、それはとてもよいこと、素晴らしいことです（もっともそれは政治とは関係のないプライベートな世界のことで、話題にするのはほんらいおかしな話ですが）。
あまりに狂っている人々を見てのひとことでした。
武田康弘
