霜枯や狂女に吠ゆる村の犬 (子規)
老いぼれしくひつき犬をしぐれけり (子規)
壮行や深雪に犬のみ腰をおとし (草田男)
最後の句は所謂「草田男の犬」論争で有名なものだ。これを戦争賛美と見なすか戦争批判と見なすかという論争である。犬にとっては迷惑な話だ……
老いぼれしくひつき犬をしぐれけり (子規)
壮行や深雪に犬のみ腰をおとし (草田男)
最後の句は所謂「草田男の犬」論争で有名なものだ。これを戦争賛美と見なすか戦争批判と見なすかという論争である。犬にとっては迷惑な話だ……