★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

秀子様が若造文学者を蹂躙

2011-01-12 03:16:11 | 文学
チャールズ・テイラーの『今日の宗教の諸相』を読んでいたら、だからどうすりゃいいんだよすかぽんたんと言いたくなったので、秀子様に逃避する。

 

秀子様が、一歳下の三島由紀夫を女王様らしく蹂躙している対談が、別冊太陽の『女王女優 高峰秀子』に再録されていた。

三島が「君はニヒリスト」だから、とかそこらの馬の骨が言いそうな観念的で愚にも付かないことを言い始めるので「どうしてそういうこときめるの?」と言う秀子様すばらしいですね。女優に向かって「嫉妬という感情を知ってる?」とほざく三島に、「私、硫酸ぐらいぶっかけるわよ」と言った後にきちんと自分を分析してみせている秀子様は素晴らしいですね。

まったく、三島は一回死んでこい(あ、もう死んでたわ)