★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

反省と品性

2012-11-23 23:08:34 | 思想


猪木武徳氏の『経済学に何ができるか』は読み始めたばかりだがなかなかおもしろそうである。氏の『大学の反省』はあまり好きでなかった。それは、そのころ私が「反省」を嫌っていたからであろう…。同じような浅はかさで、今の私は、「経済の論理だけをいいつのらない品性が必要」と書いている本書が好きになりそうである…。