
残念ながら、政治や世相がクソみたいになっていけば行くほど、芸術はそうでもなくなるという……、もちろん、全てがどん詰まりの時はだめなのであるが……。
・島尾敏雄とミホを描いた「海辺の生と死」が来年は公開されるらしい。主演は満島ひかり。観ないうちから、傑作認定。
・スコセッシ監督が、「沈黙」を映画化していたらしく、いま公開中……。スコセッシと遠藤周作。観ないうちから、観た後原作と比較して偉そうなことを言ってしまうこと決定。
・「君の名は。」……まだ、やってるのか……。まだ観に行ってないが、なんだかあれである感じがしてあれしてしまいそうな感じ決定。はいはい、思春期万歳!
・「シン・ゴジラ」……ついDVD予約してしまったが、もういろいろなところで消費されているゴジラで、もはやあまり観る気が起きない。「パシフィック・リム」にでてくる怪獣なんか、動きが速くてカメラアングルが変だからかたちが最後までよくわかんなくて、何回も観なくてはならない。
・「スターウォーズ」の新作っぽい映画がやってらしいんだけど、まったく観る気が起きなかったのは、なぜであろうか?わたくしは、基本、スピンオフとかを、セコいとしか思わないのである。
・そういえば、報道ステーションを観ていたら、政治学者の中島氏が、ジャクソンとかトクヴィルの「中間領域」の説明をしていた。こんなことを中島氏が啓蒙しなければならない時代になったとは、もういやんなるな……。アニメ業界は、そろそろモンテスキューやトクヴィルの伝記映画でも作ったらいいのではなかろうか。