立派な拝殿
神社に歴史あり
屋根に動物あり
左の鬼瓦、どこかで観た事がありますが、――思い出しました。「万能要塞ミケロス」の顔の部分です。マジンガー何とかの世界は、ほとんど神社仏閣とギリシャのイメージに溢れてますですね……エロチックな訳だ。「お寺詣でに来て鬼瓦を見て女房を思いだして泣きだす、という、なるほど確かに滑稽で、一応笑わざるを得ませんが、同時に、いきなり、突き放されずにもいられません。/私は笑いながら、どうしても可笑しくなるじゃないか、いったい、どうすればいいのだ……という気持になり、鬼瓦を見て泣くというこの事実が、突き放されたあとの心の全てのものを攫いとって、平凡だの当然だのというものを超躍した驚くべき厳しさで襲いかかってくることに、いわば観念の眼を閉じるような気持になるのでした。」(坂口安吾「文学のふるさと」)坂口安吾は、何か顔や観念にこだわりすぎているような気がします。だから、突き放されたあとに、女の肉体にこだわってしまうのではないでしょうか。
サッカーは、二本の足でやるものではないか、と思ったが、頭が多分三本目の足なのだ。八咫烏みたいに。
ここでもありました。日露戦争記念碑。
気持ちいい社叢でした。いかにも神社の空気でした。という感想が出てくるのは、一九七〇年代以降のことらしいんだけど……↓
http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20170831230237.pdf?id=ART0008672494