渡邉規久雄のシベリウスのピアノ曲集の1、2、3を手に入れたが、まだ収録されていないピアノ曲があり、曲集の4以降も想定される。2003年、2007年、2010年という息の長い間隔の発売だから少なくとも3年後まで待たなくてはいけないようだ。
多少の不満を述べるならば作品24「10の小品」が5曲ずつ第1巻と第2巻に別れていることか。シベリウスのピアノ作品はいずれも小品集の形をとっているので、作品集ごとひとつの作品としてまとまって鑑賞したいと思っている。ただこの10曲がそれぞれ独立した曲で曲の長さもいろいろある上、後にまとめて出版したいきさつもあり、さらにリサイタルの構成やCDの録音時間の関係でやむをえないのだろうが‥。
シベリウスはなかなかまめで凝ったところがあるようで、ほとんどの小品集の小品1曲ごとに曲名がついている。そして小品集の小品はいづれも曲想が変化に富んだ配列となっている。作曲家シベリウスの人柄とこだわりを感じた次第だ。
さてこの3枚のCDではやはり後期の作品58、76、101をおさめた第3巻が私には1番聞き応えがあった。それぞれ作品のまとまりを感じた。
多少の不満を述べるならば作品24「10の小品」が5曲ずつ第1巻と第2巻に別れていることか。シベリウスのピアノ作品はいずれも小品集の形をとっているので、作品集ごとひとつの作品としてまとまって鑑賞したいと思っている。ただこの10曲がそれぞれ独立した曲で曲の長さもいろいろある上、後にまとめて出版したいきさつもあり、さらにリサイタルの構成やCDの録音時間の関係でやむをえないのだろうが‥。
シベリウスはなかなかまめで凝ったところがあるようで、ほとんどの小品集の小品1曲ごとに曲名がついている。そして小品集の小品はいづれも曲想が変化に富んだ配列となっている。作曲家シベリウスの人柄とこだわりを感じた次第だ。
さてこの3枚のCDではやはり後期の作品58、76、101をおさめた第3巻が私には1番聞き応えがあった。それぞれ作品のまとまりを感じた。