Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

足利フラワーパーク

2012年04月29日 23時18分58秒 | 山行・旅行・散策
 越谷市内に所用があり出かけたついでに、東武鉄道に乗って藤の花が見ごろという足利フラワーパークに出かけた。
 見ごろといっても藤の花の盛りは1ヶ月にわたりうすべに藤、むらさき藤、長藤、八重の藤、白藤、きばな藤と順繰りに盛りになるようで、うすべに藤、むらさき藤が見ごろであった。呼び物の長藤、大藤はまだ房が伸び始めたばかりで残念ながら見事な開花は見ることはできなかった。連休末が見ごろであろうか。しかしうすべに藤、むらさき藤も見ごたえはあったし、八重桜・石楠花などが盛りで十分に愉しむことはできた。
 行きは接続の電車に間に合わなくて、鈍行で時間をかけて足利市駅まで越谷から1時間半かかったが、帰路は足利市駅から特急に乗り快適に北千住まで、北千住で軽く居酒屋へより、常磐線・京浜東北・東海道線経由にて横浜まで。

むらさき藤

うすべに藤
うすべに藤と蜂

八重桜

閑中忙?

2012年04月28日 22時19分14秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日は、引退した割には忙しい1日となった。朝8時から8.4キロメートルのウォーキング後、所属していた労働組合の退職者会の一員として連合神奈川のメーデー会場におもむき、現役の支部役員や組合員と一ヶ月ぶりに再開し、懇談。他の支部にも挨拶にまわり、結構忙しかった。毎年支部で組合員に配布しているTシャツだったが、今年は単組本部で「Stop! Radiation Damage」のマーク入りのものを作成してそれで代用したようだ。しかしこの大きなマークではちょっと普段は着ることは出来そうもない。
 好天気に恵まれ、半袖で参加したら一時間余りで随分日焼けしていた。

 午後からは戸塚で俳句の所属結社の横浜句会に出席。

 句会提出句
★桜蘂降る一片はわが故郷
★たっぷりと水吸って白遅桜
★花吹雪わが人生を埋め立てる

句会提出句

2012年04月26日 21時59分13秒 | 俳句・短歌・詩等関連
句会提出句と添削
★靴音のとどまるところ八重桜
 →靴音の止まるところや八重桜
★生え際に入り込む風メーデー来
 →生え際に入り込む風労働祭
★海風は天頂まで紺労働祭
 →海風の天までの紺労働祭

 本日は参加している俳句誌の渋谷での句会に参加した。提出句と、それに対する参加者の指摘を受け止めて私なりに訂正した句を掲載してみる。
 1句目は直してもこの程度の作かも知れない。


俳句誌投稿句

2012年04月24日 19時50分26秒 | 俳句・短歌・詩等関連
今月の投稿句
★芽柳のゆれ万物にかげ生まる
★雑念を入れて膨らむ紙風船
★桜咲く根元に子等の声する樹
★桜咲く空の群青なお深く
★桜散る丹沢の峰隠しつつ
★桜吹雪眼下の街を巻き込んで
★桜散る来し方の棘抜かぬまま
★乱気流にわかに止まり桜まじ
★桜舞う仮面の眼の深きかな
★春の雨仮面舞踏の目は悲し

 桜の句が7つにもなってしまった。後半5句は韓国での作。あまり自分では納得していない。 

三度目の韓国旅行

2012年04月23日 21時35分57秒 | 山行・旅行・散策
 4月19日の朝出発して3泊4日のソウル・安東市の旅から昨日帰ってきた。今度で3回目の韓国訪問となった。
 一度目は済州島へ漢拏(ハルラ)山登山と自然景観鑑賞を目的に2泊3日。二度目は釜山・慶州へ古代の歴史に触れようと、博物館等を中心に見学し、最後にソウルを少々体験しに鉄道で訪れた。そして三度目の今回はソウルの下町と古い歴史的な景観(北村(プッチョン)界隈)を見、そして安東市までバスで足を伸ばしてユネスコ世界遺産登録の河回(ハフェ)村で仮面劇を見学し、藁屋根家屋で1泊した。
 三度目の韓国、感じたままを以下綴って見る。

 今回1泊目は、大統領府である青瓦台そばのサンチョンドン(三清洞)を散策し、国立民俗博物館を見学した後、プッチョン(北村)界隈を散策し、喫茶店で休息し、家庭料理の店で夕食。
 国立民俗博物館は李朝時代以降の貴族階級であるヤンバン(両班)と庶民の生活の再現を中心とした展示。「民俗」という言葉がもう一つはっきりしない所為もあるが、李氏朝鮮以降の暮らしに焦点を当てており今ひとつ展示に民俗学の奥深さが感じられないと思うのは私だけだろうか。

プッチョン1

プッチョン2


 三清洞の通りは今変化の真っ最中の通り。新しい店が開店しつつあり、建て替えやら新規開店やらで活気にあふれている様子。下町でもなく、ファションの発信のような街でもなく、新しい何かを模索している感じがした。これから変わっていく街なのであろう。背後に控えるのが古い住宅地の町並みを残すプッチョン(北村)界隈というのも面白い対照だ。夜は現イミョンバク(李明博)大統領がソウル市長時代に整備したというチョンゲチョン(清渓川)を歩いたが、あまりの人工的な川の復元に違和感を感じた。

トクソックン1

トクソックン2


 2日目は、午前中は桜の名所である漢江の人工島ヨイド(汝矣島)と63シティの63階展望台からソウル市内を展望した。その後トクソックン(徳寿宮)を訪れ、李朝時代の衛兵の交代式を見学したが、中の美術館は閉鎖されていた。その界隈の狭い路地に入り込み活気に満ちた狭い、決してきれいとはいえない食堂でランチタイム。午後はミョンドン(明洞)の界隈の路地を歩きつくしてその活気に当てられた。夕食もミョンドンの外れの食堂に入り込んで調達。帰途、ナムサン(南山)に登り途中の桜・連翹・雪柳・山躑躅・辛夷・ライラックがいっせいに花を咲かせている情景に目を奪われた。

雨の静かな河回村

仮面劇

河回村の庭にて


 3日目は、高速バスで東ソウルのバスターミナルから安東市まで雨の中、片道3時間の道のり。安東市のバスターミナルから40分ほどタクシーでユネスコ世界遺産登録の河回村におもむき、河回別神グッ仮面劇を見学し、夕方からその古い民家の一室に宿泊、オンドル形式の暖房の部屋を経験させてもらい、夕食は安東市の郷土料理チムタッ(鶏肉・ジャガイモ・野菜を甘辛く煮込んだもの)、翌朝食は同じく塩サバを味わった。

 4日目の午後は雨の中、サムスン美術館を訪れ、古代の装身具や仏教美術から20世紀韓国の現代美術までを駆け足で一通り見て回った。古代美術品については、プサン(釜山)やキョンジュ(慶州)の博物館で味わった興味・感動を味わうには至らなかった。展示がただ並べてあるだけで解説もなく、私たち素人には不親切のそしりは免れないと感じた。百済・新羅などの時代の遺物の見学を通した博物館見学と、ただ展示されているだけの遺物の見学の差が出たようである。

 今回、韓国の桜の満開の季節に訪れた。日本の関東地方より少々遅めで横浜から訪れると二回目の桜の満開を味わうこととなった。韓国の桜は見た限りではどれもがソメイヨシノでそれも若い樹と感じた。街中の桜ばかりではなく、高速道路沿いの桜も最近植樹したような若い樹であった。また河回村の古い川沿いの道にもソメイヨシノが植えられ桜並木となっていたがこれも若い樹であった。
 そして桜・連翹・雪柳・山躑躅・辛夷・ライラックが一斉に花を咲かせる景観はなかなか見ごたえがある。今年だけの現象なのか、いつもの現象なのかは私はわからないが、少なくとも今年はにぎやかであった。
 河回別神グッ仮面劇は、当時の支配層への批判を込めた、猥雑でたくましい、上品とはとても言えない、ある意味どたばた演劇でもある。これが統一感と筋立てを備えて伝わる中で仮面劇として完成されてきたものであろう。当時の支配階層が支配する僻地の村でこのような劇が保存されてきたことに驚きを感じる。

 さて、韓国ではウォン安の政策が続いているためか、1000ウォンが70円位で交換される。タクシーの初乗りが2400ウォンだから、日本円にして170円足らず。とても割安感がある。しかも100ウォン刻みの料金体系でかなり乗っても10000ウォンとならない。これは逆にタクシーの運転手にしてみれば割りのいい料金とは到底言えないものだ。そのわりに街中にタクシーがあふれている。運転手にとってはいい環境とは言えない。
 また韓国では水道は日本とは違い、そのまま飲料には適さない。プサンなどではペットボトルの水の自動販売機が多数あり、行き交う人は水を持ち歩いていたが、ソウルではそのようにペットボトルを持ち歩く姿はそれほど目に付かない。そのかわりコーヒー店が実に多い。私など無糖のコーヒーばかり飲む人間にはとても信じられないが、甘いコーヒーを実によく喫する。甘いコーヒーが好まれることは安東市など地方でも同じである。
 もう一つ私が困ったことは、韓国では床に直に座ることがまだまだ多いのだ。河回村の仮面劇も雨で室内で行われたが、狭い板の間の会場に直に座らされた。腰に違和感のある私は恐る恐る座ったが、やはり耐えられなかった。途中で立って鑑賞したが、腰痛が悪化してしまった。

 妻の片言の韓国語のほかには添乗員・案内人もなくホテルの予約だけでの3泊4日を過ごせたのは、日ごろは何事にも控えめすぎるほどの妻の意外な、○○度胸だけではない要因がある。それは国レベルでいえば、韓国という国が持つ「観光立国」の政策のような気がする。公共交通機関や各地のインフォメーションセンターでの英語・中国語・日本語での案内標識・案内の徹底である。これは日本など足元にも及ばないと思えるほど徹底している。それ以上に博物館などでは英語・中国語の解説だけの場合もあるが、この二つを見比べれば大体のことは日本人ならば理解できる。その上に日本語表記もある場合が多いのだから楽である。ただしプサンなど南部の方が日本語が通じやすい。そしてこの国のこの政策を支えているのは、韓国の人々の他の国の人へのものおじしないたくましさと経済的な飛躍の自信があるだろうと思う。独裁下の韓国とは違った側面が今花咲いているように感じる。

 今回の韓国訪問も妻に連れられていったものであり、私自身の思いや興味はまったく考慮されていないが、それでも古い町並みや博物館などをコースに入れてくれた。次回は私の好みをもう少しいれてもらうことにしよう。そのためにはもう少し韓国のことを勉強しなければいけないと感じている。

お疲れモードで一休み

2012年04月18日 14時31分29秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 午前中、2週間に一度の循環器科に通院。引き続き高血圧の薬は必要はない、との診断。総コレステロール値も下がり、ついでに基準値を大きく越えていてなかなか下がらなかった尿酸値も半分以下となっていた。γGTPの値も多少基準値を超えていたが、これも基準値以下とのこと。尿酸値とγGTP値が減量と直接関係があるかどうかは別問題として、総コレステロール値が下がったのは減量の効果の一つと思われる。
 尿酸値を下げる薬も処方量は半分となった。

 本日は体力的にはお疲れモードで、ウォーキングも銭湯&サウナもお休みとした。明日から、妻に連れられて3泊4日の韓国旅行。ソウル&安東市を訪れるとのこと。すべて妻に任せてあるので私はついていくだけ。

 昨日は横浜美術館にエルンスト展を見に行ったが、どうも私には絵を見たという感動がわかなかった。企画そのものも、企画者の思いばかりが空回り先行しているようで、私には何やら伝わってこなかった。また作品も挿絵の展示が中心で、素人には理解できないものばかり。「絵画」そのものをたのしむには饒舌すぎる企画展だったように感じた。絵画を取り上げて私の感想を述べるには私自身の理解も含めて今の段階では無理と正直に告白するしかなさそうだ。

桜まじ

2012年04月16日 20時34分58秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日は曇り空ながらほのかに暖かい感じがして、まずまずの天気。10kmのコースのうち3kmほどをゆっくり走り、残りの距離は早めのウォーキング。明日も腰の調子がよければまた同じようにこなしてみたい。

 知人から「ブログ見てるよ」といわれ、うれしいこと限りなし。今度会ったら感想でも聞いてみよう。

さて昨日から本日にかけての俳句
★桜咲く空の群青なお深く
★磁気嵐にわかに止まり桜まじ
★桜散る丹沢の峰隠しつつ

枝垂桜

2012年04月15日 19時59分57秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 お出かけ日和の陽気に誘われて、午前中は3時間のウォーキング。シャワーを浴びた後、妻と家から歩いて20分ほどのところに咲いている見事な枝垂桜を見に出かけた。明るい日差しに照らされた、決して大きな樹ではないがなかなか見ごたえのある満開の枝垂桜であった。
 スオウ、ヤマブキ、椿海棠などを楽しむことができた。
 道々、個人の家のソメイヨシノの下では、駐車場の車が落ちた花びらにすっかり覆われ、小さな庭が花びらで埋まっている家があった。家の人が懸命に花びらを集めて掃除をしている光景を目にし、小さな家の庭に桜はあわないのかな、と思った。桜はのびのびと咲いて、周りを気にすることなく散っていくのが似つかわしいとも感じた。

 そのまま歩いて横浜駅へ、ポロシャツ2枚と、ダイエット後の体型に合わせた背広を1着購入した。この背広ができるだけ長く着続けられないといけない。
 夕方からまた銭湯&サウナで汗をしぼり帰宅。ダイエット、予定より1キロまだ遅れているが、あと2.5キロほどか。そろそろダイエットばかりの生活から、何かの読書に打ち込む生活に移行していかなくてはならない。

何とも情けない

2012年04月14日 13時33分45秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日は定例の句会の日程だったが、中止であることを忘れていた。何とも情けない話だ。もう2ヶ月も前からわかっていて忘れるのだから…。

 句会に用意した句は
★芽柳の揺れ万物にかげ生まる
★雑念を入れて膨らむ紙風船
★桜咲く根元に子等の声する樹

 とりあえず句会場そばのうどん屋にて独りでさびしく、お酒1合とつまみを注文して、このブログを作成している。

携帯買い替えか

2012年04月13日 19時41分24秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日はどうしても朝から起きられず、妻が仕事に出かけてからようやく昼過ぎにベッドから這い出した。ぎっくり腰の不安がありつつも運動はしようと思い、16.5キロメートルのウォーキングコースを3時間かけて歩くことにした。
桜は満開を過ぎてだいぶ散ってはいたがまだまだ見頃。今年は梅も雪柳も、緋寒桜もそして今日気づいたが山吹も同時に咲いている。関東地方では不思議な光景を目にしたような雰囲気だ。歩き終わってから着替えを持って銭湯&サウナへ直行、汗を出し切り本日の運動はおしまい。

 さて知人の一人が携帯電話をI・PHONEにした。「保存メールが消えちゃった」などと、取り扱いに慣れるまでかなり悪戦苦闘しているようだ。周囲でスマートフォンやIフォンに替える人が増えてきた。私もそろそろと買い換えてみようかなとも思うが、今の携帯、まだ買い換えて3年なので少し早すぎるという思いもあり、逡巡している。取り扱い、入力方法も大きく変わるということに面倒くさいという考えが先にたつ。歳も60歳を過ぎたのだから、替えるなら早いうちとも思う。ここら辺は携帯電話会社の販売戦略に振り回されている情けない親父そのものだ。

 明日は雨、そして句会がある。どんな句を用意するか、これから考えなくてはならない。

ボストン美術館展

2012年04月11日 21時17分03秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は上野の国立博物館に「ボストン美術館 日本美術の至宝」展へ。天候が思わしくなかったためか、観覧の人もそれほど多くはなかったようで、ゆったりと鑑賞できたと思う。
 まず目を奪ったのが快慶作の「弥勒菩薩立像」。全身金色に輝いているが保存状態も良いようで、金箔地の体の線、衣文の線の流れ、顔の表情など写実的でなかなかなまめかしい。また見ていて飽きない、どころか吸い込まれそうな視線を感じた。そして手の表情が秀逸だ。花瓶を持つ左手の小指・薬指のなんともいえない艶なる表情に吸い寄せられる。以前にも写真で診た記憶がある。はっきりはしないが、そのとき私が抱いた印象からはもう少しひと回りくらい小さいのかと思っていて、今回その大きさにも驚いた。
 このすぐそばに「僧形八幡神坐像」(康俊作)も心惹かれた作品だ。僧形八幡神というものがどのような背景といわれがあるのかは私にはわからないが、端正でおだやかな伏目がちの表情といい、またゆったりとした座る姿勢など私にはとても好感度抜群であった。この二つはまたじっくりと見たいものである。
 「吉備大臣入唐絵巻」と「平治物語絵巻」は展示にも工夫があり、私などの素人でも理解しやすい。彩色も鮮明だし、人物の表情・仕草もなかなかだ。こんなにも保存状態の良いものがあるということは驚きである。
 長谷川等伯の「龍虎図屏風」、この虎は私の知人に言わせるとどうしても「猫」だそうだ。もっとも等伯は虎を見ていないと思われ、それもいたし方のないところ。首を傾げた仕草はどこか愛嬌があるが、それでも虎らしい威厳を見出すこともできる。等伯にとっては当然龍も想像上の動物であり、龍・虎ともにお互いを初認識して戸惑いを見せ合っている所の図とでもいったらよいのではないかと勝手に面白がれる作品だ。両者の間の雲、虎の立つ断崖、こちらは迫真の筆の冴えではないだろうか。
 尾形光琳の「松島図屏風」、伊藤若冲の「十六羅漢図」、「鸚鵡図」も今回の見所の一つで「十六羅漢図」は水墨画としての明暗のはっきりした図でとても興味深かった。
 今回、刀剣と染織も展示され、織物では唐織、小袖、縫箔などの能装束が目を惹いた。
 しかし何といっても今回の見所は曽我蕭白である。その「雲龍図」の迫力はまさに奇才というのだろう。画面いっぱいにズーム写真のような構図は、龍を一層巨大に見せている。本日は見る人の数も多くなく、展示室を広く使って鑑賞できたのは、そしてその迫力を堪能できたのは、幸いであった。これもまた再度見に行かなくてはならない。「風仙図屏風」もその他の作品の惚けた味わいもなかなか面白い。

 よくもこれだけの数々の作品がボストンに渡っていたものだと感心すると同時に散逸を免れた鑑賞できることに感心もした。なかなか見ごたえのある展覧会であった。

畑の中の桜

2012年04月10日 18時23分46秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日は、ウォーキングコースの途中にある広い農専区域の中に立ち入り畑の中に点在する桜を楽しみながら、ユックリ走ってみた。
 幾本もまとまって咲く名所の桜と違って畑の間に点在する桜なりの風情がある。

 しかし調子にのって長時間歩いたり走っていたりしたらチョット腰が怪しく痛んだ。明日・明後日は天気も悪そうなのでウォーキングはお休みして様子を見ることにしよう。
 30代と違って走るのはすっかりペースが遅くなってしまったが、ウォーキング自体は体にかなりの負荷になっていたようだ。用心用心。

 更に本日は掃部山公園に夜桜を見に出掛けたが大集団が陣取っていて、覗いただけでパス。横浜駅まで歩いて通りすがりの桜を愛でながら帰宅した。

三ツ沢公園の桜

2012年04月08日 22時35分46秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は少し寒い風が気になったが、まずは花見の日曜日となった。三ツ沢公園の桜も見ごろの日曜となったようで、あちこちで花見客が陣取っていた。夫婦で花見客の間を通り抜けつつ、花見の散歩を愉しみつつ午前中を過ごした。満開、本の少し散り始めたばかりで、見ごたえがあった。明日からは南風に吹かれて、散るのが加速されるのであろうか。
本当は市民病院の8階から眺める桜も愉しみたかったが、本日は日曜のため、中には入れなかった。

 定年から約一週間、朝からのウォーキングと軽いジョギング、昼からの銭湯通いの減量作戦が軌道に乗ってきた。土・日曜日、及び雨の日はちょっとき休養をして家でくつろぐ、このパターンをとりあえず継続してみることにした。
 当初は4月1日からは何もする気がわかなくて、ただひたすら寝ているだけかと内心ヒヤヒヤしたが、とりあえずそんなことにはならずに済んでいる。あとは読書の時間をどう確保するかだ。
 減量の目標達成後は、ウォーキングの負荷とサウナの負荷を軽くして、銭湯の帰りに横浜駅で珈琲を飲みながら本をかいつまむことを目論んでみよう。今は、負荷を強くしているので、珈琲タイムはうつらうつらしている。

墓参り&花見

2012年04月07日 17時52分34秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 墓参りと花見を兼ねて小金井の多磨霊園に出かけた。午後からは日射しもなくなり寒さが身にしみた。桜は五分から七分咲きくらいか、まだ散り始めていなかった。
 多磨霊園は、都心や横浜よりも寒いのだろう、例年桜は都心や横浜よりチョット遅い。霊園の区画を区切る通りの桜並木、点在する桜それぞれに見事な景観を見せてくれる。
 都内の桜の名所にあげられてもいいのではないかと思うと同時に、騒がしい酔っぱらいに占拠されないためには今のままの方がいいと思う気持ちとが、後者に肩入れしつつ、交錯する。


減量の効果

2012年04月06日 19時37分33秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は二週間に一度通っている循環器科の診療所へいったら、血圧が108-65とのことで、「もう高血圧の薬は必要ないと思う。減量しているとのことなのでしばらく様子をみることにしましょう。」といって1日1回寝る前の高血圧の薬は出なくなった。前回から、効果の弱い薬に変えたばかりだったが、やはり服用する薬が少なくなることはうれしい限りだ。尿酸値を下げる薬は引き続き処方された。

 本日も朝から15kmのウォーキングに精を出し、昼前に上記の病院へ徒歩で通い、銭湯のサウナでしっかり汗を出し切り横浜駅まで歩いて往復して珈琲タイム。
 本日は中学校の入学式だったようで、ウォーキングの途中多くの中学生とすれ違った。来週からは少し早めにウォーキングを開始して、登校途中のすれ違い時間をずらさないと狭い歩道で立ち往生してしまいそうだ。