本日は折角晴れたのだから、ということで、東横線の綱島駅から鶴見川の北側、左岸を河口まで歩いてみることにした。以前に新横浜駅付近から鶴見川の南側の右岸を河口まであるいたことがある。今回は初めてだが、右岸を歩くことにした。
東横線綱島駅は横浜から渋谷に向って鶴見川を渡ってすぐのところにある。東横線に並行して走っている綱島街道に大綱橋が架かっている。ここを出発点に選んだ。橋から堤防の上に作られた道を河口に向って歩くと50mも行かないうちに「河口から9キロ」の標識がある。
この標識は河口まで原則0.5キロ毎に設置され、いい目安となる。
強風注意報が出ており風は強いが湿気はなく心地よい。台風の後のすっきりとした天気で雲が美しい。堤防の上を気持ちよく歩いて、樽綱橋、鷹野橋人道橋を超えると矢上川が合流する。ここで鶴見川を離れ矢上川を上流に300mほどさかのぼって矢上川橋を渡らないと鶴見川の下流には行けない。矢上川橋を超えるまでが横浜市港北区、超えると川崎市幸区になる。鷹野大橋の下をくぐって末吉橋までが川崎市幸区。その下流からは再び横浜市に入り鶴見区となる。ここから河口までは鶴見区内を歩くことになる。末吉橋から下流の堤防は草地が無くなり、コンクリートでかためられた堤防の上を歩くことになる。心なしか風から爽やかさが消え、照り返しの熱気ばかりを感じる。
新鶴見橋、森永橋までは左岸を歩くことが出来るが、森永橋から下流は左岸は通行止め。鶴見川漕艇場の管理敷地となってしまうので、ここからは右岸に移らざるを得なかった。
森永橋を渡り、この橋の名の由来となったと思われる森永製菓の工場沿いに鶴見川右岸を河口に向かう。JRの横須賀線・東海道線・京浜東北線・貨物船の下をくぐり、鶴見川橋を超えて京急線の下をくぐるとすぐに鶴見橋で国道15号線を超える。ここは旧東海道で、これまで幾度もこの橋を歩いて横浜まで歩いたことがある。超えてすぐに芦穂橋であるが、ここから再び左岸の堤防上を歩くことが出来る。この足補橋が河口から2.0キロの標識がある。
このころから真正面に西日を浴びてとても暑く感じた。潮鶴橋を超えると「潮田の渡し場跡」の標識がある。これを超えると潮見橋、JR鶴見線の下をくぐって鶴見大橋の手前で、河口からの里程標の0mの標識が建っている。ここが本日の終点。矢上川を少し遡ったり、堤防を上下に移ったり、芦穂橋で渡らずに行き過ぎたりと多少右往左往したので実際に歩いた距離は11キロ(1万7200歩)となった。到着時間は16時。大綱橋を出発してから2時間15分であった。
ここから再び上流に向かって戻り潮見橋から京急鶴見駅に出て京急線で横浜駅まで戻った。
家に着いた段階で歩数は2万5千歩、ちょうど16キロとなった。
日ざしが強く、汗が出てもすぐに乾燥するようで汗が滴り落ちることはあまりなかった。京急鶴見駅に戻る途中の小さな公園で、頭・顔・両腕を水洗い。口の周りは塩を吹いていたようだ。本当はシャツを脱いでタオルで拭いたかったが、子どもたちと付き添いの母親が沢山いたので遠慮した。たぶん電車で隣に立った人には、私の汗の匂いで不快な思いをさせたかも知れない。
鶴見駅でビールの誘惑が強かったが我慢。家で冷たいビールを飲んだ。