昨日から日大の改善計画が報道されている。私が一番気になるのは、理事会ですべてが決められているような様子に強烈な違和感を持つ。
まず大学の構成員である教授会や教職員組合との擦り合わせ、協議が行われている様子がない。それを指摘する報道もない。学生への説明もない。理事会だけですべてが決められるというのは大学関係者の意見をまったく聞く気がないという、それこそ理事会の独断専行ではないのか。
教職員の労働組合があれば、不当労働行為として提訴できるのではないか。協議を求めたり、内容を周知するよう求める教官も、教職員も、学生もいないのだろうか。このほうが問題ではないのか。それが今の日大のもっとも核心の問題点ではないのか、と思っている。大きな組織が改善⇒再建するには多くの軋轢がある。組織が大きくなるほど時間と丁寧な合意形成が必要である。スピードがあたかももっとも大切な価値のような風潮があるが、それは私に言わせれば大きな間違いである。
もう一つはオスプレイの事故の昨日の政府発表の「不時着水」。犠牲者が出ているのに、さらに火を噴いて逆さになって落ちたのに、あたかもコントロール出来ている程度の事故という「安全神話」にすがりたいらしい。そして本日当の米軍が「墜落」と公表してそれにならった。忖度か追従でしかないと誰もが思う情けない政府である。あまりにみっともない。
我が家ではクーラーとしてだけ使う空調機の更新機と新規の設置が17時過ぎに完了。13時から4時間を越えて作業をしてくれた。驚いたのはここを購入したときにすでに空いていたリビングルームの空調機用の壁の穴の真ん中に、鉄筋が剥き出しに出ていたこと。一度機械を更新したが、そのときの業者は何も指摘していなかった。穴のちょうど真ん中を鉄筋が通っており、3種類の配管を通すのが大変だったようだ。新規に開けた穴は鉄筋は避けて開けることが出来た。
これで5月の連休からのリフォーム工事が一応完了。ただしいくつかの問題点もまだ残っている。その解決は追々果たしていきたい。
今晩は、退職者会の新年号の編集作業をもう少し続けてみたい。
昨日の夕方から腰が少しだるくなった。多分火曜日のハイキングの影響と思わる。寝る前と起床後にたっぷりと消炎鎮痛剤を塗布した。昼以降はずいぶんと楽になった。
これまでは運動した当日から筋肉痛があったが、翌日になって筋肉の痛みが出てきた。妻にはそれはむろん「歳の所為」となじられた。
クーラーの更新と新設は午後からとなった。夕方までには充分完了するとのこと。しかし寝室とリビングルームの両方の窓を開け放しての設置工事なので、さすがに寒い。外出するときは寒いとは感じないが、家の中でじっとしていると外気の寒さを感じる。
昼までは「バロック美術」の第6章を少々読んだ。
午後からは退職者会ニュースの新年後の編集作業を開始した。まずは会員が撮影してくれた富士山の写真を少しトリミングして一面のトップに配置。会長の挨拶文を半分ばかり打ち込んだところでひと休み。夜までにもうひと踏ん張りしてみたい。
一週間かけないで全体を仕上げたいのだが、うまくいくだろうか。
いよいよ明日から12月、師走である。喪中はがきがもう3通も届いた。住所変更のお知らせも届いた。少しずつ年末の雰囲気になりつつある。
「バロック美術 西洋文化の爛熟」(宮下規久朗、中公新書)の第4章「幻視と法悦 殉教と疫病」、第5章「権力 幻視絵画から総合芸術へ」を読み終わった。
「天使や聖人の舞い飛ぶ天国ではなく、現世に存在し、広がっている異国の情景であった。それは奇蹟をリアルに感じるカトリック改革の時代、つまりヴィジョンの時代がすでに過ぎ去り、啓蒙主義や自然科学の時代が来ていたことを告げるものでもあった。・・・・幻視と法悦はバロック美術の特質であり、18世紀半ば以降は廃れていったが、今なお聖堂に入り、天井画を見上げると往時の宗教的熱情や迷信を追体験させてくれる」(第4章)
「プロテスタントによる権威への挑戦や主権国家による政治的圧迫を受けた時代には、歴史や寓意を用いて教皇権の正当性を主張する装飾が流行したが、政治情勢が安定し、ネポティズムによって王朝の繁栄を謳歌する頃になると、聖俗と公私が混同され、家門の正当性と豊かさを象徴的・寓意的に誇示する装飾が生み出されるようになった。こうして世俗化していった教皇権のイメージは各国の絶対主義の世俗君主に採用された。・・・世俗化した教皇と象徴化した王権、つまり聖性の世俗化と世俗権力の神格化とは、少なくともイメージの上では近似したものであった。・・・・イメージと展示の政治的機能は、ローマにおけるカトリック改革期の教皇に端を発し、教会で発展して17世紀の末には各国の宮廷で完成した。」(第5章)
まとめてきな感想は最後に記載したい。
明日はクーラーの取付工事。寝室に新規に1台、リビングルームのクーラーは更新。初めに機種を決めてから2か月以上経過してしまった。新規の壁の穴あけの業者が決まらず、ようやく安く開けてもらえた。
1日かかるようなことを言われているので、朝から待機。いつもより早く起きないといけない。
家電量販店では機器の購入は安いが、配線・取付・壁の穴あけなどの費用は別途必要になり、それらの値段がかなり高額になってしまう。十数年に1度のことなので、私も含めてやむを得ないと思う。しかし壁の穴あけは3倍もの値段のちがいがあり、10万円近くかかるともいわれた。これはもったいないので急遽別の業者を選んだ。これに時間がかかった。
比較自体はあまり意味の無いことかもしれないが、10万円を切るクーラーの値段に対して、穴あけと電気配線で10万円を超えるのは、私としては不本意であった。何とか半分を大きく下回ることができた。
電気配線も他の業者に頼むともっと安かったかもしれない。しかしこちらは想定内の料金だったのでそのままお願いすることにした。
明日の取付工事がスムーズに済むよう、願いたいものである。
本日は休養日。昨日のハイキングの後でも、膝の痛みは出てきていない。うれしいが、「無理は禁物」というおまじないを自分を言い聞かせて、本日は横浜駅構内も歩き回らずに、洋品店と喫茶店に寄っただけで帰宅。
11月中旬並みというからほぼ平年並みの16.8℃。風は弱めの南風、陽射しもあり、暖かく感じた。
毎年着る機会の多い、一番薄いダウンの上着がリペアテープを右の腕に貼って着ていた。十年以上着ているはずだ。恥ずかしいので、とうとう奮発して6000円の同じ厚さのものを購入した。
これまでのものは廃棄することにした。これでダウンのコートは3着。少し厚手で丈の長いコート、同じく少し厚手で丈の短いもの、そして本日購入した薄手で丈の短いもの。
例年ならば11月に入るとこの3着を気温に合わせて着る。
今年は一番薄いものを着ても暑く感じてすぐにリュックにしまいこんでしまう。本日もバスの中で脱いでリュックにしまい込んだ。
しかし安値のセール中なので、さらに気温が低くなると売り場から消えてしまう可能性があるらしい。
本や美術展の入場料やら図録には抵抗は少ないが、こと着るものになると「勿体ない」という意識がまず最初に出てくる。妻から見れば、45年も付き合ってくれているが、理解不能なのかもしれない。
本日のハイキングはとても暑く感じた。最高気温は正午前の21.6℃。日向では上着を着ていると汗ばみ、陽射しがとても眩しかった。
しかし横穴古墳群や稲荷前古墳群の林の中に入ると、風が強く、寒いくらいの体感であった。西南西の風で、最大瞬間風速は14時過ぎの19m。
参加者はこの気温の変化に体がついていくのはなかなかつらかったようだ。最後は陽射しの強い道を歩いたので、結果としては「暑かった」という感想が多かった。
昼は10数名で蕎麦店に入り、天ぷらそばなどを肴に焼酎の蕎麦湯割りやハイボールで楽しんだ。美味しい蕎麦を出す店で、みんなご満悦。日本酒は値段が高かったので、敬遠していた。
横浜駅で書店などをめぐってから帰宅。帰宅後、手足・顔などを洗ってすぐに寝てしまった。目が覚めたのが18時半。2時間は熟睡した。脹脛と足先が珍しく攣った。布団から外に出ていて冷えたことが原因か、久しぶりのハイキングが原因か、不明。膝には今のところ痛みは出ていない。帰宅してみると歩数計は1万5千歩を越えていた。
本日の退職者会のハイキングは、40名ほどで東急田園都市線「市が尾駅」から往復2時間程度の「秋の市ヶ尾史跡めぐり」コース。
10時に「市が尾」駅に集合し、青葉区役所周辺の彫刻群を見て、横穴古墳群をまわり、稲荷前古墳の前方後方墳に登り、鶴見川サイクリングコースを少しだけ辿り、青葉区役所に戻った。
4~7世紀の大型古墳群が青葉区内に存在することは聞いてはいたが、実際に訪れたのは初めて。また6世紀後半~7世紀横穴古墳群はその存在を知らなかった。
大型古墳群は開発によって大半が失われたことは残念である。
市ケ尾の表記は、駅名や信号などの交差点名は「市が尾」、小・中・高校名は「市ヶ尾」、町名は「市ケ尾」、一部の小学校は「市ケ尾」と混乱している。これは住民にとっては迷惑であろう。
コース途上ではイチョウやサザンカが満開、柿がたくさんの柿色の実を付けており、見頃であった。また富士山・丹沢の眺望も十分楽しめた。
退職者会ということで、時間にも距離も無理のないコースであった。もう少し長距離を楽しむこともできるコースであった。私の歩数計では帰宅してみると1万2千歩。むろん帰りの「一杯会」の会場である蕎麦店経由の歩数である。膝の回復過程の私には稲荷前古墳の160段の階段は少々くたびれた。悲しいものである。
朝、時間通りに家を出ることができそうである。目覚めが7時半、慌てて朝のルーティンをこなし、朝食を食べることが出来た。
本日は街中ハイキングを終えたのちは参加者で当然のように一杯会。一杯ではなく、三杯、四杯会になるのは目に見えているが、私はおとなしくしていようと思う。昨日居酒屋で飲んだので、自重しなくてはいけないようだ。深酒をしたわけではないが、無理は禁物。割り勘要員でも構わない。「参加することに意義がある」。
朝、時間通りに家を出ることができそうである。目覚めが7時半、慌てて朝のルーティンをこなし、朝食を食べることが出来た。
本日は街中ハイキングを終えたのちは参加者で当然のように一杯会。一杯ではなく、三杯、四杯会になるのは目に見えているが、私はおとなしくしていようと思う。昨日居酒屋で飲んだので、自重しなくてはいけないようだ。深酒をしたわけではないが、無理は禁物。割り勘要員でも構わない。「参加することに意義がある」。
明日は朝9時に家を出て、東急田園都市線の市が尾駅まで。田園都市線というのは乗る機会がない。現役の頃は年に1度くらいは利用することもあった。退職後は初めてである。
同じ横浜市域であるが、地理的に頭の中に収まっていない。その沿線に住む友人もほとんどいない。
明日ののハイキングで少しでも街の雰囲気を、直接肌で感じたいものである。現役の頃とはまた違った感想を持つかもしれない。
19時過ぎに帰宅。あまり飲んではいないつもりでもそれなりに飲んでしまった。空には満月&十五夜の月が木星と並んで煌々と照っていた。
本日の最高気温は16.2℃。現在の外の気温は15℃ほど。それほど気温が下がっているわけではない。予報より1℃ほど低い。
薄いサマーセーター1枚だったので、バスを降りると少し寒く感じた。ウィンドブレーカーをリュックから取り出そうとしているうちに玄関前に到着。
本日はリュックに入れた本は結局開かずに帰宅。1字も読書せず。少し寂しい気がする。
明日は朝から退職者会のイベント。横浜の北部方面でのハイキング。カメラを持って取材を兼ねて参加する。天気は悪くない。気温も21℃を越えるようだ。
予想したよりも暖かく感じる。ようやく着るものを決めてこれより外出。本日リュックに入れるのは「バロック美術」。読む時間がないかもしれないが、読む本が手もとにないと落ち着かない。活字中毒に近いものがある。
朝のうちに少々のんびりし過ぎたかもしれない。
先ほどまで、「日経サイエンス1月号」の短い記事だけを拾い読み。
天気予報によると明日は本日よりも7℃高い17℃の予想。上着は何を着たらよいのか、悩むところである。
明日は昼前から所用のため外出。厚着をすると建物内、地下街、乗り物内は暑くてたまらなくなる。冬に暑く感じるのはとても耐えられない。少し寒く感じるくらいが私には快適である。外気温に着目すると、午前中は北寄りの風、午後は南寄りの風ということで、午前と午後の体感温度はかなり違いがありそう。
しかも薄いダウンのコートは袖にリペアテープを貼っているので、団地の外では着たくはない。
今から悩んでもしようがないので、明日になってから考えることにして、本日はこれより入浴。