Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ジェットコースターのような気温変化

2022年03月31日 22時37分34秒 | 天気と自然災害

 19時半過ぎに雨が降り出したようだ。予報通りである。今は10ミリ程度の雨である。雨と同時に気温も下がり始めたようで、長袖のポロシャツ1枚では何となく寒く感じて、今は薄い化繊のサマーセーターを1枚上に来ている。

 明日の明け方まで雨は続く予報である。本日の最高気温は22.6℃もあったが、明日の最高気温の予報は14℃。8℃も低くなるという。ジェットコースターのような気温変化が続く。気温変化に体が追い付かない。明日は何を着るか、いつも悩まされる時期である。

 昨日・本日と読書タイムと取れなかった。これより少しでも読書タイムを確保したい。中西進の本か、購入したばかりの古井由吉の小説か、迷っている時間がもったいない。


震度3

2022年03月31日 21時15分47秒 | 天気と自然災害

 20時52分に神奈川県東部で震度3の地震があった。最大震度4は千葉県花見川区付近で、深さ70km、マグニチュード4.7、震源は千葉県北西部、津波の心配はないと気象庁から発表があった。
 地震がいつも起こるが、やはり地震には怖さを感じる。たとえ震度3程度であってもすぐにテレビを点けて震源地を見たり、各地の震度が気になったり、津波の情報がすぐには出てこないことにイライラしたりする。
 馴れきってしまうのはさらに怖いものがある。



 自然災害については、いつも敏感に早めにさまざまな対応をしたいと思う。そして嘘の情報に気を付けながら自分で判断して行動したいものである。そのために災害時は必ず気象庁のホームページを自分で確かめ、地震の場合にそれに加えて画像に取り上げた川上瀬名氏のツィッターも必ず見るようにしている。


豊顕寺市民の森のサクラ

2022年03月31日 18時12分58秒 | 山行・旅行・散策

               

 本日は、午前中の整形外科でのリハビリののち、親と妻と娘に連れられて三ッ沢公園に隣接する豊顕寺(ぶげんじ)市民の森のサクラを見に行った。
 夜は雨になり、明日からは気温も低くなる、ということでソメイヨシノの花見は最後になりそうである。
 後はヤエザクラの花見までお預けである。

 市民の森は実にゆっくりと歩いた。シダレザクラ、オオシマザクラ、ヨコハマヒザクラ、ソメイヨシノなどそれぞれに様々な色合いや雰囲気で咲いていた。
 途中のベンチで2度も休憩して、ティータイム。家族連れが多かったが、混雑とはほど遠く、のんびりとサクラを見学できた。
 案内板によると200本ものサクラの木があるとのことであった。それほどの数があるようには見えなかった。

 時折日射しもあり暖かな時間帯に歩くことができた。しかし終点では曇り空となり、気温が下がり始めた。

 


明日も花見

2022年03月30日 22時33分18秒 | 山行・旅行・散策

 本日妻は毎年自転車で見に行っている横浜の掃部山公園のサクラを見て来たとのこと。帰りに新田間川べりで合流して、喫茶店で明日の花見について調整。
 明日は年度末。午前中は整形外科でリハビリ。午後は娘夫婦と親を連れて、三ッ沢公園とその近くの市民の森に花見に行ってみることにした。夜には雨が降るらしい。
 本日は、読書タイムは確保できなかったが、明日も難しそう。致し方ない。





散り始めたソメイヨシノ

2022年03月30日 20時16分10秒 | 山行・旅行・散策

 昨日購入しようかと迷っていた吉田健一の初期短編集「酒宴/残光」(中公文庫)の目を惹いたカバーは駒井哲郎の「Cirque(サースカ)」であった。本日有隣堂で確かめてきた。製本にこだわる書籍というものはあまり手にしたことはなかったが、文庫本でもデザインに凝っているものは多い。
 ということで、近いうちに神川大学の生協で注文することにした。

 本日は団地とその周辺のソメイヨシノは散り始めた。風に舞っている花弁はまだ多くはないが、それでも樹下には枝で咲いているときよりも赤味がかったシートに見える。

   

 バスにて横浜駅の西口に出て、新田間川沿いの桜並木を見てきた。横浜駅すぐそばという立地であるが、川沿いなので枝を大きく広げており、10本程度の並木にかかわらず、気持ちの良い咲き方である。



 驚いたことに、ソメイヨシノばかりだと思っていたら、一番端っこには八重桜があったことと、それがもう見頃に咲いていたこと。確かに陽当たりは抜群の場所に街路樹として植わっているが、早すぎる開花であると思う。そういう種類があるのだろうか。

 

 


古井由吉「この道」

2022年03月29日 23時52分20秒 | 読書

 本日帰る途中で横浜駅地下の有隣堂でいつものように新刊本などをながめていた。急に小説を久しぶりに読みたくなった。
 中公文庫から吉田健一の初期短編集「酒宴/残光」と、講談社文庫から古井由吉の晩年の作品集「この道」の2冊が新刊コーナーに並んでいた。どちらも惹かれた。両方ともに表紙も良かった。
 吉田健一の小説はこれまで読んだことがなかったので、かなり惹かれた。しかし古井由吉の作品集は「老いに身を任せた不可思議な感覚を精緻に‥」という帯の文章の吸引力の方が強かった。
 1970年代の後半に「杳子」「妻隠」など4~5冊の単行本を購入して読み始めたが、最初の2冊で続けられなくなったことがある。文章が濃密で文章の意味を追うことだけでとても疲れ、断念した。
 この苦手意識があり、手に取ってからカウンターに行くまで少し躊躇したものの、思い切って購入。身体の老いとどのように向かい合おうとしたのか、この文章に惹かれた。
 表紙は吉原治良の「白い円」。
 
 バスの中で2頁ほどを読んだが、文章は濃密でかつ難しい。特に一つの文章の中に、主人公と語り手(あるいは作者)のふたつの視点が混在している。学校の作文では教師から指導を受ける文章である。この文章の魅力に取りつかれると抜け出せなくなるのかもしれない。しかしとっつきにくいことは確かだ。
 中西進の「万葉のことばと四季」と同時並行で読めるか、自信はないが挑戦してみることにした。


キース・ジャレットトリオ「 AT THE DEER HEAD INN」

2022年03月29日 21時39分18秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

   

 つい先ほどから予報通りに雨が降り始めた。
 今夜のような花冷えの雨の夜に合いそうな音楽をわざわざ選んだわけではないが、昨日に続いてキース・ジャレット・トリオの「AT THE DEER HEAD INN」を聴いている。
 1.「SOLAR」、2.BASIN STREET BLUES」、4.「YOU DON'T KNOW WAT LOVE IS」、6.「T'S EASY TO REMEMBER」の4曲が私のお気に入りである。
 あくまでも曲から受ける静かな印象だけで勝手に決めている。
 発売が1994年だから、購入はもう少し後だと思う。このCDは何回も聴いている。ジャケットの写真がお気に入りでもある。

 


中華街を通り抜ける

2022年03月29日 20時04分01秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 

 本日は花冷えの中、石川町駅傍の税理士事務所を訪れ、相談事。帰り際に組合事務所に寄り若干の用事を済ませ、さらに中華街まで足を延ばした。我が家の備蓄が残り少なくなったウーロン茶を購入。いつもの安いウーロン茶で200グラム590円(税込み)。このウーロン茶を私一人で飲んでしまう。我が家では、ほぼ私の専用のお茶である。
 中華街を通るのは久しぶりであった。石川町駅側からみなとみらい線の元町中華街駅まで通り抜けた。平日の割には、中華街はずいぶん人通りが多かった。コロナ禍の規制が解除されたことにもよるのであろうか。しかしまだ閉店中の店も目につく。完全復活はまだ先になりそう。
 中華街では、占いの店がことのほか目立つようになった。いつのころからだろうか。そして日本人はどうしてこんなに占いに凝るのだろう。いつも不思議に思う。

 立ち寄ったところの周囲にはいたるところソメイヨシノが見頃を迎えている。ただし昨日の状態のまま本日の寒さに耐えている様子である。
 今晩は雨の予報である。明日は気温が上がるようだが、曇りの予報。
 


キースジャレットトリオ「バイ・バイ・ブラックバード」

2022年03月28日 22時10分13秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日聞いているCDはキース・ジャレットトリオによる「バイ・バイ・ブラックバード」。このCDは、1991年9月に肺炎で亡くなったマイルス・ディヴィスの追悼のCDということであった。そんなことも知らずに購入しているのだから、私のジャズに対する知識はひどいものである。
 しかしキース・ジャレットのピアノは好きである。私はキース・ジャレットを初めて聞いたのは1989年演奏のバッハの「ゴルトベルク変奏曲」のCDである。その後にこのCDを購入している。それ以来2枚ほどのCDを購入している。
  キース・ジャレットのピアノの演奏は静かで、寂しげで、常に人を内省的にさせる何かがある。人に何かを考えるきっかけとなる演奏である。何か、というのは特にジャンルがあるわけではない。
 気分を落ち着かせ、脳に思考をさせる信号が含まれているのではないか、と思ったこともある。そんな妄想すら湧いてくる。このCDも同様である。


花見日和

2022年03月28日 20時05分37秒 | 山行・旅行・散策

            

 本日は区役所の傍のソメイヨシノの咲いている公園を散策してきた。風は日陰に入ると強く感じたが、広いところではほとんど風を感じなかった。雲は多かったものの陽ざしがあり、暖かく感じた。実際19℃もあったようだ。
 ソメイヨシノは見頃を迎え、道行く人がスマホのカメラで盛んに撮影していた。ここは有名な花見の所ではないので、人出はそれほどでもなく、ゆっくりと花見を楽しめるところである。
 子どもがまだ小さい若い家族が一組だけビニールシートの上でお弁当を広げていた。こういう花見のあり方にとても惹かれる。


体調は良好

2022年03月27日 23時03分49秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 背中に出来た薬疹のような発疹はおさまったようだ。まだ跡は少し残っているが、ほぼ消えかかっている。抗アレルギー剤の服用と塗り薬は一応やめてみた。
 眩暈もここ2週間以上起きていないので、小康状態。耳鼻科で処方された薬のうちビタミン剤は服用を終えた。他の薬は服用をやめるよう指示を受けて中止。
 また眩暈の原因調査のためのMRAの検査結果は異常なし。
 さらに昨日どこにも出かけずにいたら、膝の養生になったのだろうか、本日は膝の痛みはほとんど出なかった。といっても歩数計はわずかに5500歩をカウントしただけである。

 ということで、体調はとてもいい。また快方に向かっているとおもう。とはいえ眩暈がいつ再発するのかという不安は抱えたまま。右膝も歩数が延びると痛むことは確実なので、危うい状態であることは間違いない。

 明日は昼前に、皮膚科で背中の発疹の跡を診てもらう予定。薬は継続はしなくてもよさそうである。帰り際に、病院の近くの公園の桜並木(ソメイヨシノ)を見てくるつもりである。妻と親も病院の傍のスーパーに買い物に出てくるというので、時間が合えば合流することも可能と思われる。


本日のサクラ定点観測

2022年03月27日 21時45分33秒 | 山行・旅行・散策

          

 フラワー緑道のカワヅザクラは花弁がほぼ散ってしまい、蘂と若い葉だけの様相。一方でヨコハマヒザクラは本日がちょうど見ごろ。両者の対比が美しいかった。同じようなヒザクラの系統でこれだけ時期が明確にわかれていると、サクラを楽しむ時期が長く、この通りの散策を楽しむ人にはうれしい時期である。

   

 足元のチューリップは本日は赤いチューリップが見頃となっていた。

      

 自宅の傍のソメイヨシノは一挙に見頃となってきた。昨日の強い風と雨で開花が停滞したかと思ったが、本日の暖かさで順調に開花が進んだようである。

 明日は気温は本日よりも少し低いらしいが、太陽が顔を出す。サクラの開花にどのように作用するのであろうか。

 


本日より「万葉のことばと四季」

2022年03月27日 18時04分12秒 | 読書

      

 本日から読み始めたのは「万葉読本Ⅲ 万葉のことばと四季」(中西進、角川選書)。
 時間をかけてやっと最終巻に来たという漢字ではなく、名残惜しくとうとう最後の巻に来てしまったという思いのほうが強い。
 本日は第Ⅰ章の「話者としての持統」ならびに「月の遊び」の2編を喫茶店にて読んだ。「月の遊び」は勉強になった。


雨が降り始めた

2022年03月26日 23時17分05秒 | 天気と自然災害

 確か19時を過ぎてから雨の音が室内に聞こえ始めた。すぐに本降りの雨となりまだ続いている。
 風の唸り声は19時前後が一番ひどかった。19時前に最大瞬間風速18mの南風であったようだ。今はそれほどの風ではないようだ。ただし雷注意報は出ていないが、遠くで雷の音が轟いていたと思う。

 予報ではこの雨と風は日付の変わるころまで続くとのこと。予報通りにおさまってほしいものである。

 明日は特に予定はない。一応家族で訪れたい花見の場所の下見にでも行きたいと思う。近場でなくては無理なので、候補は絞られてしまう。
 花見は近場で楽しむのがいいと思う。有名な所はどんちゃん騒ぎの宴会やら、混雑、そして店などが出て、ゆっくりと花見を楽しむ雰囲気からは遠い。そういう花見を全否定はしないが、家族連れや気心の知れた人同士で楽しむ花見が、私は主流になってほしいと昔から思っている。

 サクラの楽しみ方は咲く時期からすると春を寿ぐ祝いの思いもあるのは承知をしているので、自分の意見を押し付けるつもりは毛頭ない。しかしそういう人間も許される花見の習慣になってほしいものである。


読了「漢字の成り立ち」

2022年03月26日 22時04分54秒 | 読書

   
 昼間はほぼ読書にならず。夕食後から読書タイム。
 「漢字の成り立ち 「説文解字」から最先端の研究まで」(落合敦思、筑摩選書)を読み終えた。本日読んだ箇所は、最後の第七章「最新の成果」と「結び」等。

 現時点で筆者は字源研究の一般原則として
① 優先順位は、当面は字形-字義-字音の順が基本
② 各要素とも時代差を考慮し、より古い資料を重視
③ 字形については、単独の文字だけからの分析ではなく、複数の文字との比較、考古学情報を参照
④ 字義からの分析は、文章や文字の中で原義で使用されていることが前提
⑤ 字音については、上古音(西周期)すら確定していないので、現状では参考資料にしかならない。字音の共通点から「イメージ」を導くのはあまり有効ではない。
としている。

 字源の研究として考えてみれば当然のことであるが、どうしても「説文解字」という1900年もの前の解説に縛られている中国・日本の学的水準からの脱却が白川静も指摘しているがどうしても必要だと思っている。そこを指摘しているように思える。
 第1章ではいくつもの字について、先行研究の批判的解説で私にも理解できる内容であった。「西」の字源などについて不明なものは不明と記していることも好感が持てた。また屋根の象形によるとして「今」の字源解説や、さらに「後代に統合された文字」という「字形の同化」という考え方にも興味を惹かれた。
 白川静が「階梯」の象形とした「こざとへん」にも甲骨文字の記し方が二種あることが示されたり、興味が尽きない。

 しかし個別の字形の解説で終わってしまったのが残念と言えば残念。やはり、先行する諸研究のように「体系化」による新しい辞書の作成が望まれる。
 著者も「綜合的な字源研究は、古いものでほぼ半世紀も前のものであり、新しいものでも約三十年前に途絶えてしまっている。それらの研究に誤りが多いことは当然なのである。‥記述が正確であるべき時点でも字源の解説に誤りが多いのが現状である。できるだけ早く、漢和辞典などの記述を見直さなければならない」としるしている。

 まだ40代の著者の今後の成果にぜひとも注目・期待したいものである。同時にそれをもとに新しい視点で、白川静のような比較文学、文明比較にも言及がある奥行きのある世界を期待したい。