Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

宵っ張りの生活

2024年10月15日 07時45分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は組合の会館へ9時半集合。

 私は特段に朝が弱い。この時間に集合というのはつらいものがある。
 中学入学の時から、その日のうちに寝たことはほとんどない。いつの間にか宵っ張りになった。中学の時に同級生が11時には寝る、というのを聞いていつも驚いていた。宿題をするのが遅いのかと心配になったものである。そして朝はいつも眠い目をこすりながら、遅刻寸前に学校の門を駆け抜けていた。下校時はいつも伊勢佐木町の有隣堂に寄って時間をかけて帰宅した。
 本に囲まれるのが心地よいのであれば、学校の図書館に籠ることも選択肢としてあったが、古い本のかび臭い匂いは好みではなかった。また読んでもわからない中国の古典などはつまらなかった。それよりも何よりも嫌いな数名の教師の目の届かない所に避難したかった。
 図書館には籠らず、しかも帰りが遅くなるのは有隣堂に寄る時間が長かったためだが、それが結果として宿題を済ませて寝るのが24時を大きく回る破目になったのだと思う。
 現役で仕事をしていた時も、週の半分以上は17時以降19時過ぎまで労働組合の作業。帰宅後20時ころに夕食をビールで流し込み、レジュメ作成や資料の読み込みが深夜の2時くらいまで。7時起床で、朝食を食べる暇もなく家を飛び出して、始業時間すれすれに職場に駆け込んでいた。
 残りの日は、少しだけは子どもの相手をしたものの、大半はウォーキングと読書で同じような時間を過ごしてしまった。
 現在も昼間に有隣堂に寄るし、宿題もないし、子どもは独立している。それでも日付が変わらないと眠れない。
 とうとうもう60年以上も日付が変わってから就寝する生活が続いている。

 妻には申し訳ないが、この生活はもはや変えようがない。否、妻からすれば今更濡れ落ち葉は迷惑で煩わしいのであろう。

 さて、本日の作業はかなり長時間になりそうな雰囲気である。

     松涛美術館にて