本日の午前中は「トウガラシの世界史」を少々。午後からは「日本霊異記の世界」を持参して横浜駅近くのいつもの喫茶店までウォーキング。しかし満員でかなり騒がしかったので、短時間で店を出た。読書時間は残念ながらゼロ。帰宅途中に立ち寄った有隣堂で「図書10月号」を無量で手に入れた。
帰宅時は遠回りをしながらウォーキングで帰宅。
夕食後の読書は「図書10月号」とした。
・花開いた独自性豊かな古墳文化 和田晴吾
「日本の古墳の研究者にとって、朝鮮半島諸国を考慮しつつ、時空に大きな隔たりがある中国の葬制との比較を行うには大きな勇気が必要だった。・・・中国葬制の浸透の深さと、政治体制の変化に応じて、独自性のある葬制を作り上げた当時の人びとの想像力の豊かさを知った。」
・大河ドラマ「光る君へ」雑感 高木和子
・「源氏物語」から「更科日記」へ 加賀美幸子
・よみがえる「源氏物語」の色 吉岡更紗
「ギャラリー内は作品保護も考慮され限りなく照明が落とされていたが、それが平安時代の本来の見え方なのかもしれない。部屋に差し込む日光と夜の月光、ほのかな灯明によって見える重ねられた衣装の色は、当時の人々にどのように映っていたのであうか」
・五本の垂直線 マリヌッチ・ローレンヅォ
・プルーストの陶器・暗喩・非決定性 赤木昭夫
・竹田流首実験 フレデリック・クレインス
・祈りの踊り ギリヤーク尼ヶ崎
「ぼくの踊りを見てくれた子どもたちが、地域の伝統芸能を知り、旅に出て、異なる文化にも触れ、新しい踊りを生み出してくれる未来を願っています。」
本日はこの7編で時間切れ。