所用があり、正午ごろ近くの郵便局まで出向いた。往復4000歩ほどのウォーキング。すでに正午には30℃を超えていた。いったん帰宅後簡単にシャワーを浴びた。
その後、親の通院の付き添い。二つの病院と薬局を回って帰宅。通院はタクシーを利用したが、意外と疲れるもの。
自宅で一服ののち、横浜駅とは別のターミナル駅までウォーキングを再開。喫茶店でさらに一服、しかしクーラーが効きすぎてあまりの寒さに15分ほどで喫茶店を逃げ出した。いくら真夏日の30℃越えの気温とはいえ、あの冷気には驚いた。中の店員はよく我慢していると思う。
そのままウォーキングを再開し帰宅。1万2千歩程となっていた。
明日は夜に都内の友人たちとの定例の飲み会なのだが、急遽夕刻に退職者会の打合せが市内で設定された。都内は断念せざるを得ないようだ。
昨日の続きを夕食後に読んだ。
・一箇半箇の弓聖たち 桐谷美香
・笙の形而上学 ファビオ・ランベッリ
・藤原定家自筆原本「顕注密勘」の出現 小林一彦
・冷たい乙女たち 中村佑子
「(智恵子は)愛する高村光太郎が自分に求める虚像のイメージに追いつめられた。智恵子は福島で、ようやく息が吸えたのだろう。東京に空がないのではなく、光太郎との生活に空がなかった。・・・(精神科医の松村幸司は)「光太郎の一人角力によって美意識の中に取り入れられたさまざまの生活の点景の一つとして取り扱われ、智恵子が発狂すると自然のの報によって流れ動く、人間性を失った自然児の如く悲痛な美化がなされた」と分析している。」
・婆々友 川端知嘉子
・「イギリスよ、驕るなかれ」 前沢浩子
「18世紀、シェイクスピアはナショナルな作家であると同時に、イギリスの覇権拡大とともに、支配者の言語を代表する帝国主義的な作家となっていった。・・イギリスというナショナルな枠組から解放されたシェイクスピアは、アメリカの誇る文化遺産として世界に向かって威容を見せつけている。文化的ヘゲモニーは常に経済力と背中合わせだ。」
2編を残しているが、以上の6編で今月号は読了の扱いとしたい。