今日は旧友と月に一度の美術館巡りの日です。
この花火の絵くらいしか、知りませんでした。
SOMPO美術館で『山下清展』。
生誕100年の回顧展でした。
3部で構成されていて美術館6階は、8歳の子ども時代の日常生活の絵、昆虫の貼絵などから始まります。
12歳で市川の八幡学園に入所して、学園のカリキュラムの1つである貼絵に出合うのです。
この花火の絵くらいしか、知りませんでした。
山下清は10代で貼絵が世に知られるようになって、名前が知られるようになりましたが、学園を飛び出して、放浪の旅に出るようになります。
旅先で絵を描く事はほとんどなく、学園に戻ってから驚異的な記憶力と集中力で貼絵を数多く完成させていきます。
超絶技巧の貼絵にはもうただただ感嘆しました。
美術館5階では、旅先での風景が展示されていました。
私も子どもの頃から山下清の事は知っていましたが、それはモデルとなった映画を見たからでした。
私も子どもの頃から山下清の事は知っていましたが、それはモデルとなった映画を見たからでした。
『裸の大将』という1958年の映画は小林桂樹が山下清を演じています。
私は小学校の庭で校舎にかけられたスクリーンで観ました。
古い話です。
4階は成功を収め、名をなした清がヨーロッパを旅して描いた貼絵やペン画が展示されていました。
SOMPO美術館。
SOMPO美術館。
190点あまりの作品で画家の生涯を辿ることができました。
絵日記も描いていて、文章になんとも言えない味わいがあります。
絵日記も描いていて、文章になんとも言えない味わいがあります。
書籍化されていて、私もミュージアムショップで2冊購入してきました。
3時間半、じっくり鑑賞して、ランチは中村屋のレストランへ。
おしゃれなサラダ。
メインは牛テイルの煮込み。
フランボワーズのデザート。
メインは牛テイルの煮込み。
フランボワーズのデザート。
夫が実家に行ってくれて昨日から自宅に2泊できました。
自宅から出かけて自宅に戻る。
なんてゆったりできることでしょうか。
嬉しいおでかけでした。
こちらは美術館のサイトです。