メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

Cokeは覚醒して

2006-08-22 22:48:16 | lyrics
Cokeは覚醒して
高速は飽きずに数々の風を運ぶ
どうしても記憶に残らない一日
これが私の青春。


芸術的視点から外れた絵の上の
小さな黒い手形
向かい合いの空席
錆びた王冠をかぶった
建築途中のオフィスビルディング
私の脳の中の赤い炎。


この街は
せわしなくせわしなく明滅する動物を
いくつも飼っているので
私はその夜行活動をいちいち
記録しなければならなくなる
これは私の夢想。


それから毎晩 私は鼻をほじっている少女たちと
半分腐った中年の男たちを連れて
駅まで行かなければならないので
時には飛び降りてしまいたくなる
この16階から

たまに窓に手をかけて男がよじ登るので
一体私たちのプライバシーは
パシフィックの果てにでも飛んでいっちまったのかしら?と思う。

「最近は、いかがです?」
そいつは言いながら屋上から昇天する
あんなうすら笑いのままで


「屋上のちょうど上あたりにひとつ星が光っているね」
「あとの星は全部誰かが握ってしまったから、
 今は見えないんだ」
友だちは何の夢を見ているだろう
これから何の夢を見てゆくのだろう


「あの一つ一つの四角い光のなかに
 人々の一生が動いているんだ」

「もう時間がないよ」


ああ 私たちはあの遠くの空の切れ目にあたる
目に見える最小限の光に向かって
歩いていかなければならないのかねぇ
アイだの、エイエンだの、
ウンメイだの、キボウだののひとかけらも
落ちてやしない路地を縫うようにして

いつしか星が白から赤に変わり
子どもたちはプラスチック臭い液体をゴクゴク
飲みながらねぇ

夜も昼も、夕方も朝方もない暮らしをして、
鷹の飛んでいた街をかろうじて
思い浮かべるんだね






後記:
テーブルマナーの研修で泊まった京王プラザホテルから、建築途中の都庁を眺めながら、
相室のコが入浴中に慌ててメモった詩。


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傷つかない人よさよならと言ってくれ

2006-08-22 22:39:17 | 日記
会社にエゾ土産のROYCE’のチョコクッキーを持っていったら
なかなか好評。ほかにも夏休みに出掛けてた人からお菓子を山ほどもらったw

帰り道に交番に寄って、昨日見かけた不審者のことを一応話してみた。
特徴やら状況やらを聞かれて、「今度はすぐ通報してください。
110番でいいですから。すぐ向かいますんで。」
やっぱり。警察は現行犯じゃないと動けない。
しかも、わたしはあまり警察官ですら信用していないときてるw
彼らも人間。制服は着てるけど、一人の人間、ひとつのお仕事でしかないからね。

日本もだんだん他人に頼るより、自分で防犯対策する環境になったのだろう。
会社でも話したら、「100均でも、サッシにはめるストッパー?みたいなのが
売ってるから、すぐにでも買いなよ」と心配してくれた。
そっか、100均でも防犯グッズを売る時代になりましたか、とーとー。

綾瀬にいた頃も、2階に強盗事件があったり、自転車ドロボー、下着ドロボー、
財布スラれたり、イタ電やら、痴漢やら。
バイト先のイヤな社員から「会社の住所録見て、家に行くから」と酔って電話が
かかってきた時は、さすがに上司に通報したし
なんだかんだあったから、「危険」に対して少し鈍くなってるのかも。

「渡る世間は鬼ばかり」そうかもしれない。
でも、わたしは善人説も同時に信じている。

めざましでジョンベネちゃん殺害の容疑者・カーのニュースを映してた。
ほんとうに彼が犯人だろうか?
世の中には、殺人ですら「有名人」になって人の気を引く理由に利用する人だっている。
どのみち、これも人の縁。何かが起こるとき、そこに偶然はないとも思う。


さよならと言ってくれ/バンバンバザール
最近、この曲がお気に入り。
今夜はバンバンラジオ♪
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