昭和59年初版 平成2年再版
装丁/岩尾収蔵 表紙/斎藤寿夫 挿絵/境木康雄、杉尾輝
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
庄司浅水
ノンフィクション作家、書物研究家として活躍
『世界怪奇ミステリー全集』ほか多数
『怪奇サスペンス全集』全6巻
『世界怪奇スリラー全集』全6巻
昔はこうしたワクワクする全集ものがたくさんあったよなあ
にしても、秋田書店さん、さすがっす!
昭和からずっと、こうした本を脈々と出し続けてくれて
子どもと大人に夢を与えてくれる/感謝
「世界の七不思議」てタイトルだけれども
メインはある1人の人物が選んだ、巨大建造物についてで
私のイメージとはちょっと違う観点だった
今となってはウィキやネットで見たほうが
カラー画像など詳しいことが分かるだろう
ピラミッドが大勢の奴隷で建てられたとか
昔の見方だから、本当の歴史が明かされる時が待ち遠しい
さらにフシギだと思ったのは、エジプトのピラミッドはじめ
私の両親が旅行で行ったことがある所が多いことに改めてビックリ!
父が歴史好きということからのチョイスで
親はスピリチュアル、超自然などは
全然信じていないけど
意外と潜在意識的には目覚めていたりする???
私もパニ障が完治したら、これら全部を巡りたいなあ!
本書を読むと、ヨーロッパでどれだけ長く侵略戦争が続いたかに驚き呆れる/汗
「形あるものは、時きたれば滅す」
【内容抜粋メモ】
■はじめに
不思議な現象を数える時、7の字を用いる
例:越後、遠江、本所の7不思議など
ピタゴラス:
7は3と4に分けられる
三位一体の神(父と子、聖霊)
四方世界(東西南北)
宇宙は7という数字に完全におさまっている
■第一・世界の七不思議
ギリシアの数学者ピザンティウム(イスタンブール)のフィロが選んだものが知られている
次の7つの中で現存するのはピラミッドのみ(驚
●ピラミッドとスフィンクス
ケオプス(クフ)王の大ピラミッドはほぼ石灰石でできている
ヒトが死ぬとカー(魂)は肉体から離れ、また戻ると信じられていた
すでに墓泥棒により荒らされ、王の遺体、財宝はない
頂上は小さな台地
スフィンクスはピラミッドと同じ頃につくられた
国王の威厳を広くしらしめるためにつくられたと言われる
幼子をさらう怪物
オイディプスが謎を解いてスフィンクスは死んだ
●バベルの塔と釣り庭
シュメール人が文化を築いた 神をまつる神殿
天にのぼる入口をつくろうとして神が怒り
嵐で塔の上を吹き飛ばし、ヒトは全地に散らされ言葉が通じなくなった
旧約聖書の『創成期』第11章
一番上に神殿、黄金のベッドがあり、神様は時々休まれた(来てたんじゃんw
メソポタミアにはミニ版「ジグラット」(山の家)がある
釣り庭
一番上にタンクをつくり、ユーフラテス川の水をくみ上げ
段々に伝わるようにした(コーマさんのティンバーボーン!?
●エフェソスの大神殿
大地の母神アルテミスをまつる
ローマ人のディアナ 貞節の女神 月の神
当時、世界一の大金持ちリュディアのクレッソス王の主唱でつくられた
紀元前356年、ギリシア人のヘロトラトスが
「後世まで語られるようなでかい悪事をしよう」と焼いてしまった
(昔からそういう人っているのね
十字軍がエルサレム遠征の途中尋ねても誰も知らなかった
後、地下7mで発見された
●オリンピアのゼウス像
ディオニュソス屋外円形劇場跡
ヘラクレスが始めたと言われる
オリンピック開催で知られる
はじめはマラソンとレスリングだけ
ゼウス像
右手に勝利の女神ニケ、左手に王杖を持つ
●ハリカルナッソスの墓
ロンドンの大英博物館の特別室に陳列
●ヘリオスの巨像
ギリシア神話の太陽神アポロと同じ
自由の女神は銅製、ヘリオスは青銅製
目にいくつか部屋があり、外が見える
フィロ:ヒトによりつくられた人間の姿でもっとも完全なもの
わずか半世紀で地震により壊れた
ロードス島の人は神は喜ばないと言って再建を断った
岬をまたいで、その下を船が行き交ったというのは事実と異なるが
シェークスピア『ジュリアス・シーザー』
『ガリバー旅行記』などに描かれている
●ファロスの灯台
今日の摩天楼のような形 灯台の原型
ヨーロッパでは今でも灯台をファロスという
300以上の部屋があり軍を収容できる
ローマ帝国とイスラム教徒の戦争の際
灯台の下に財宝があるとデマを流して取り壊させた
→モスク(寺院)として使う→地震で壊れた
プトレマイオス・ソテルスのつくったアレクサンドリア図書館は古代で最大の1つ
本は市中4か所の浴場で燃料として燃やされ、全部焼くのに半年かかった/驚
■第二・世界の七不思議
いつ、誰が選んだか分からない
南京の陶塔以外は遺跡が現存
●ローマのコロッセウム
5万人以上収容
ローマ市民は猛獣、人間などを殺し合いさせて楽しんだ(汗
ヘンリク・シェンキェヴィチ『クォ・ヴァディス(どこへ行く)』
●サン・ピエトロ大聖堂
キリストの12弟子の1人シモン・ペテロ:
私は師と同じ方法で死刑を受けるだけの値打ちがないから
さかさはりつけにしてくれ
キリスト教徒って苦しむのを快楽みたいに言うね/汗
宗教戦争で壊された建物、文明もたくさんある
広場の中央に36mのオベリスクがある
エジプト女王クレオパトラがジュリアス・シーザーに贈った
ミケランジェロの大作「ピエタ」
聖ペテロの墓
●システィナ礼拝堂
宗教美術の世界最大の宝庫
ミケランジェロの世界最大のフレスコ画
4年を費やして「天地創造」から「ノアの洪水」まで描いた
正面には「最後の審判」の大壁画
●カタコンベ(地下墓地)
薄暗い電灯があるだけの迷路
●万里の長城
天文学者:月から地球を見て、ヒトがつくったと分かるのは万里の長城だけ
建設に約100万人の苦人が命を失い
人柱として城壁に埋められた/汗
強力な蒙古兵の攻撃を防ぐために建てたが効果はなかった(アホみたいな話だな
清国が滅亡までの300年荒れるまま
●ストーンヘンジ
<巨石記念物>
メンヒル:自然石を立てたもの
アリニュマン:メンヒルをまっすぐ並べたもの
ストーンサークル:立石を輪状に並べたもの 十和田湖?
はじめは死体は鳥獣が食い荒らすのに任せていた(それでいい
魂の概念が生まれ、死人を怖れ、膝や腕を折り曲げて埋めた
太陽崇拝信仰に結びついた
●ピサの斜塔
土台の片方がめり込んだが、倒れる心配はないと、そのまま建築された
(ざっくりしてんなww
●南京の陶塔
三国時代につくられた報国寺
●サンタ・ソフィア寺院
世界で一番大きい教会の1つ「教会の母」
→モスクにかえられた際、四隅にミナレット(ロウソク型の長先塔)が建てられた
→博物館
その他
アンコールワット(これも親は行ってる
マドウラの三千万体像
■第三・世界の七不思議
BBCの教養番組担当プロデューサー、レナード・コットレルが書いた
『ピラミッドの秘密』『古代の不思議』
(急に現代 もはや個人の趣味では?
●テーベ・ネクロポリス
王家の谷は評判だけでつまらないが
テーベは絵画、浮彫などがあってずっと面白いと言われる
ラフミラの墓、センネフェル、ハルエフ、メンナ
●パルミュラの都
シリア砂漠の奥のオアシスの中にある
バザーが開かれ、隊商の重要な通路となって
世界で最も富んだ都となった
3C ゼノビアという女の子が生まれ
アラブ貴族オデナトゥスと結婚してパルミュラの宮殿に住んだ
美しく、才女、軍隊の先頭に立って遠征したゼノビア
夫と子供を暗殺され「東方の女王」となり
シリア、パレスチナ、バビロニア、アラビア、
ペルシア、小アジア、エジプトを統治したのは40歳/驚
ローマのアウレリアヌス将軍はゼノビアに降伏を求めたが
ペルシアに助けを求めるために脱出
あと一歩で追撃退に捕らわれた
30日間飲まず食わずで餓死した説
市中引き回し後、寂しく死んだ説
ローマ人と結婚して幸福な晩年を過ごした説
こんなスゴイ女性、なぜ映画化されない!?
『ジャンヌ・ダルク』よりすごそうなんだが
ゼノビアの建てたベル大神殿
夜な夜なゼノビアの亡霊が出ると噂される
●岩のドーム(円屋根)
モリヤの山
生贄の血がそそがれた穴がある
教祖マホメットが天にのぼったと信じられているアブラハムの岩の上にモスクを立てた
十字軍の長年の遠征も岩のドームの奪い合い
宗教の祖とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教のもっとも神聖な場所
モーゼはエホバの神を助けて、数十万のユダヤ人をエジプトから救い
約束の地カナン(パレスチナ)に導いた
アブラハムの岩はソロモン神殿の中心
それも破壊され、至聖所の契約の箱は消えた
岩の下はがらんどう?
マホメットは翼のある天馬に乗り、大天使ガブリエルにともなわれ
生地メッカから岩まで運ばれ
馬蹄型のくぼみがその時のものと言われる
●クラク・デ・シュヴァリエ
誰が設計し、どう建てたか何も分からない
1年の籠城も可能
カルカソンヌの城
●デルフォイの神託
パルナソス山のふもとのアポロンの神殿
神殿の至聖所は地球の中心と考えられ
その神託は政治的にも大きな影響力があった
巫女が神託を語り、神官が文章に直す
巫女は恐山のように50歳以上の老女が多い
■続・世界の七不思議
●魔法をかけられた都、ペトラ
アラビアでもっとも恐れられた盗賊の大将が築いた町
薄気味悪い絶壁の先に誰より立派な墓を建てた
●ユピテルの大神殿
ユピテル(ジュピター 古代ローマの主神)神殿
バアルベクの城壁と神殿は、ローマとバビロンの間でもっとも強大な遺跡
バアル(太陽)の神をまつる
ヒトの手で切り出された最大の石材
→バッカス(酒の神)の第二の神殿
→地震で円柱が壊れ、戦争で破壊された
●タージ・マハル
ムガル帝国のシャー・ジャハーン皇帝が皇妃ムムターズ・マハルのために建てた墓
美しく気高いアージャマンドに夢中になり結婚
ムムターズ・マハルは宮廷の選ばれた者の意味
アージャマンドは36歳で病死
「皇妃のように立派な墓をつくれ」と命じ、惜しみない富を注いだ
17年かけて完成した時、息子オーラングゼズは国政をかえりみない父に謀反し
アーグラ城内のジャスミン塔に幽閉
そこから愛妻の墓を見て死去
内部はアージャマンドと皇帝の大理石でできた棺がある
●マドウラの三千万体の像
(似たようなのをネパールでも見たな
ヒンズー教ではプラーマという神を信じ
神のように天の楽園に住むには840万種の動物に生まれ変わらないといけないと考える!
ヤギ以外を殺さず、僧侶に献金し、難行苦行して罪の赦しを求める
ガンジス川は死に値する大罪の穢れも消え
霊水を浴びれば極楽往生できると信じる
(信仰は自由だけど、この説を信じなければ、そもそも許しも必要ないのにねえ・・・
黄金寺 世界最大のヒンズー教寺院
地を這うように祈り(五体投地か?)ここにたどり着く者もいる
■新・世界の七不思議
ネス湖のネッシー、円盤、ムー大陸、ヒマラヤの雪男、デボンシャーのサタンの足跡など
こっちの話を聞きたかったな
大海ヘビが南太平洋上で捕まえられた話
マダガスカル島で1938年に初めてとらわれたシーラカンス
20Cはじめ、アフリカのザイールの密林に住むオカピが発見された時
誰も信じなかった/驚
今じゃ横浜のズーラシアで見れるのに
と思って調べたら、もう亡くなってた/涙→here
イリオモテヤマネコ、カブトガニなどの生きた化石
隕石に遺伝子の構成要素であるアミノ酸が発見され
他の天体に生命体がいる証拠となる
その他
アラビア半島の死海
アルジェリアの砂の海
チベットの氷の滝
ノルウェーの夜の太陽
北アメリカの化石木の山
ハワイの火の湖
最後のページに世界貿易センタービルの写真が載ってるのもフシギ
装丁/岩尾収蔵 表紙/斎藤寿夫 挿絵/境木康雄、杉尾輝
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
庄司浅水
ノンフィクション作家、書物研究家として活躍
『世界怪奇ミステリー全集』ほか多数
『怪奇サスペンス全集』全6巻
『世界怪奇スリラー全集』全6巻
昔はこうしたワクワクする全集ものがたくさんあったよなあ
にしても、秋田書店さん、さすがっす!
昭和からずっと、こうした本を脈々と出し続けてくれて
子どもと大人に夢を与えてくれる/感謝
「世界の七不思議」てタイトルだけれども
メインはある1人の人物が選んだ、巨大建造物についてで
私のイメージとはちょっと違う観点だった
今となってはウィキやネットで見たほうが
カラー画像など詳しいことが分かるだろう
ピラミッドが大勢の奴隷で建てられたとか
昔の見方だから、本当の歴史が明かされる時が待ち遠しい
さらにフシギだと思ったのは、エジプトのピラミッドはじめ
私の両親が旅行で行ったことがある所が多いことに改めてビックリ!
父が歴史好きということからのチョイスで
親はスピリチュアル、超自然などは
全然信じていないけど
意外と潜在意識的には目覚めていたりする???
私もパニ障が完治したら、これら全部を巡りたいなあ!
本書を読むと、ヨーロッパでどれだけ長く侵略戦争が続いたかに驚き呆れる/汗
「形あるものは、時きたれば滅す」
【内容抜粋メモ】
■はじめに
不思議な現象を数える時、7の字を用いる
例:越後、遠江、本所の7不思議など
ピタゴラス:
7は3と4に分けられる
三位一体の神(父と子、聖霊)
四方世界(東西南北)
宇宙は7という数字に完全におさまっている
■第一・世界の七不思議
ギリシアの数学者ピザンティウム(イスタンブール)のフィロが選んだものが知られている
次の7つの中で現存するのはピラミッドのみ(驚
●ピラミッドとスフィンクス
ケオプス(クフ)王の大ピラミッドはほぼ石灰石でできている
ヒトが死ぬとカー(魂)は肉体から離れ、また戻ると信じられていた
すでに墓泥棒により荒らされ、王の遺体、財宝はない
頂上は小さな台地
スフィンクスはピラミッドと同じ頃につくられた
国王の威厳を広くしらしめるためにつくられたと言われる
幼子をさらう怪物
オイディプスが謎を解いてスフィンクスは死んだ
●バベルの塔と釣り庭
シュメール人が文化を築いた 神をまつる神殿
天にのぼる入口をつくろうとして神が怒り
嵐で塔の上を吹き飛ばし、ヒトは全地に散らされ言葉が通じなくなった
旧約聖書の『創成期』第11章
一番上に神殿、黄金のベッドがあり、神様は時々休まれた(来てたんじゃんw
メソポタミアにはミニ版「ジグラット」(山の家)がある
釣り庭
一番上にタンクをつくり、ユーフラテス川の水をくみ上げ
段々に伝わるようにした(コーマさんのティンバーボーン!?
●エフェソスの大神殿
大地の母神アルテミスをまつる
ローマ人のディアナ 貞節の女神 月の神
当時、世界一の大金持ちリュディアのクレッソス王の主唱でつくられた
紀元前356年、ギリシア人のヘロトラトスが
「後世まで語られるようなでかい悪事をしよう」と焼いてしまった
(昔からそういう人っているのね
十字軍がエルサレム遠征の途中尋ねても誰も知らなかった
後、地下7mで発見された
●オリンピアのゼウス像
ディオニュソス屋外円形劇場跡
ヘラクレスが始めたと言われる
オリンピック開催で知られる
はじめはマラソンとレスリングだけ
ゼウス像
右手に勝利の女神ニケ、左手に王杖を持つ
●ハリカルナッソスの墓
ロンドンの大英博物館の特別室に陳列
●ヘリオスの巨像
ギリシア神話の太陽神アポロと同じ
自由の女神は銅製、ヘリオスは青銅製
目にいくつか部屋があり、外が見える
フィロ:ヒトによりつくられた人間の姿でもっとも完全なもの
わずか半世紀で地震により壊れた
ロードス島の人は神は喜ばないと言って再建を断った
岬をまたいで、その下を船が行き交ったというのは事実と異なるが
シェークスピア『ジュリアス・シーザー』
『ガリバー旅行記』などに描かれている
●ファロスの灯台
今日の摩天楼のような形 灯台の原型
ヨーロッパでは今でも灯台をファロスという
300以上の部屋があり軍を収容できる
ローマ帝国とイスラム教徒の戦争の際
灯台の下に財宝があるとデマを流して取り壊させた
→モスク(寺院)として使う→地震で壊れた
プトレマイオス・ソテルスのつくったアレクサンドリア図書館は古代で最大の1つ
本は市中4か所の浴場で燃料として燃やされ、全部焼くのに半年かかった/驚
■第二・世界の七不思議
いつ、誰が選んだか分からない
南京の陶塔以外は遺跡が現存
●ローマのコロッセウム
5万人以上収容
ローマ市民は猛獣、人間などを殺し合いさせて楽しんだ(汗
ヘンリク・シェンキェヴィチ『クォ・ヴァディス(どこへ行く)』
●サン・ピエトロ大聖堂
キリストの12弟子の1人シモン・ペテロ:
私は師と同じ方法で死刑を受けるだけの値打ちがないから
さかさはりつけにしてくれ
キリスト教徒って苦しむのを快楽みたいに言うね/汗
宗教戦争で壊された建物、文明もたくさんある
広場の中央に36mのオベリスクがある
エジプト女王クレオパトラがジュリアス・シーザーに贈った
ミケランジェロの大作「ピエタ」
聖ペテロの墓
●システィナ礼拝堂
宗教美術の世界最大の宝庫
ミケランジェロの世界最大のフレスコ画
4年を費やして「天地創造」から「ノアの洪水」まで描いた
正面には「最後の審判」の大壁画
●カタコンベ(地下墓地)
薄暗い電灯があるだけの迷路
●万里の長城
天文学者:月から地球を見て、ヒトがつくったと分かるのは万里の長城だけ
建設に約100万人の苦人が命を失い
人柱として城壁に埋められた/汗
強力な蒙古兵の攻撃を防ぐために建てたが効果はなかった(アホみたいな話だな
清国が滅亡までの300年荒れるまま
●ストーンヘンジ
<巨石記念物>
メンヒル:自然石を立てたもの
アリニュマン:メンヒルをまっすぐ並べたもの
ストーンサークル:立石を輪状に並べたもの 十和田湖?
はじめは死体は鳥獣が食い荒らすのに任せていた(それでいい
魂の概念が生まれ、死人を怖れ、膝や腕を折り曲げて埋めた
太陽崇拝信仰に結びついた
●ピサの斜塔
土台の片方がめり込んだが、倒れる心配はないと、そのまま建築された
(ざっくりしてんなww
●南京の陶塔
三国時代につくられた報国寺
●サンタ・ソフィア寺院
世界で一番大きい教会の1つ「教会の母」
→モスクにかえられた際、四隅にミナレット(ロウソク型の長先塔)が建てられた
→博物館
その他
アンコールワット(これも親は行ってる
マドウラの三千万体像
■第三・世界の七不思議
BBCの教養番組担当プロデューサー、レナード・コットレルが書いた
『ピラミッドの秘密』『古代の不思議』
(急に現代 もはや個人の趣味では?
●テーベ・ネクロポリス
王家の谷は評判だけでつまらないが
テーベは絵画、浮彫などがあってずっと面白いと言われる
ラフミラの墓、センネフェル、ハルエフ、メンナ
●パルミュラの都
シリア砂漠の奥のオアシスの中にある
バザーが開かれ、隊商の重要な通路となって
世界で最も富んだ都となった
3C ゼノビアという女の子が生まれ
アラブ貴族オデナトゥスと結婚してパルミュラの宮殿に住んだ
美しく、才女、軍隊の先頭に立って遠征したゼノビア
夫と子供を暗殺され「東方の女王」となり
シリア、パレスチナ、バビロニア、アラビア、
ペルシア、小アジア、エジプトを統治したのは40歳/驚
ローマのアウレリアヌス将軍はゼノビアに降伏を求めたが
ペルシアに助けを求めるために脱出
あと一歩で追撃退に捕らわれた
30日間飲まず食わずで餓死した説
市中引き回し後、寂しく死んだ説
ローマ人と結婚して幸福な晩年を過ごした説
こんなスゴイ女性、なぜ映画化されない!?
『ジャンヌ・ダルク』よりすごそうなんだが
ゼノビアの建てたベル大神殿
夜な夜なゼノビアの亡霊が出ると噂される
●岩のドーム(円屋根)
モリヤの山
生贄の血がそそがれた穴がある
教祖マホメットが天にのぼったと信じられているアブラハムの岩の上にモスクを立てた
十字軍の長年の遠征も岩のドームの奪い合い
宗教の祖とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教のもっとも神聖な場所
モーゼはエホバの神を助けて、数十万のユダヤ人をエジプトから救い
約束の地カナン(パレスチナ)に導いた
アブラハムの岩はソロモン神殿の中心
それも破壊され、至聖所の契約の箱は消えた
岩の下はがらんどう?
マホメットは翼のある天馬に乗り、大天使ガブリエルにともなわれ
生地メッカから岩まで運ばれ
馬蹄型のくぼみがその時のものと言われる
●クラク・デ・シュヴァリエ
誰が設計し、どう建てたか何も分からない
1年の籠城も可能
カルカソンヌの城
●デルフォイの神託
パルナソス山のふもとのアポロンの神殿
神殿の至聖所は地球の中心と考えられ
その神託は政治的にも大きな影響力があった
巫女が神託を語り、神官が文章に直す
巫女は恐山のように50歳以上の老女が多い
■続・世界の七不思議
●魔法をかけられた都、ペトラ
アラビアでもっとも恐れられた盗賊の大将が築いた町
薄気味悪い絶壁の先に誰より立派な墓を建てた
●ユピテルの大神殿
ユピテル(ジュピター 古代ローマの主神)神殿
バアルベクの城壁と神殿は、ローマとバビロンの間でもっとも強大な遺跡
バアル(太陽)の神をまつる
ヒトの手で切り出された最大の石材
→バッカス(酒の神)の第二の神殿
→地震で円柱が壊れ、戦争で破壊された
●タージ・マハル
ムガル帝国のシャー・ジャハーン皇帝が皇妃ムムターズ・マハルのために建てた墓
美しく気高いアージャマンドに夢中になり結婚
ムムターズ・マハルは宮廷の選ばれた者の意味
アージャマンドは36歳で病死
「皇妃のように立派な墓をつくれ」と命じ、惜しみない富を注いだ
17年かけて完成した時、息子オーラングゼズは国政をかえりみない父に謀反し
アーグラ城内のジャスミン塔に幽閉
そこから愛妻の墓を見て死去
内部はアージャマンドと皇帝の大理石でできた棺がある
●マドウラの三千万体の像
(似たようなのをネパールでも見たな
ヒンズー教ではプラーマという神を信じ
神のように天の楽園に住むには840万種の動物に生まれ変わらないといけないと考える!
ヤギ以外を殺さず、僧侶に献金し、難行苦行して罪の赦しを求める
ガンジス川は死に値する大罪の穢れも消え
霊水を浴びれば極楽往生できると信じる
(信仰は自由だけど、この説を信じなければ、そもそも許しも必要ないのにねえ・・・
黄金寺 世界最大のヒンズー教寺院
地を這うように祈り(五体投地か?)ここにたどり着く者もいる
■新・世界の七不思議
ネス湖のネッシー、円盤、ムー大陸、ヒマラヤの雪男、デボンシャーのサタンの足跡など
こっちの話を聞きたかったな
大海ヘビが南太平洋上で捕まえられた話
マダガスカル島で1938年に初めてとらわれたシーラカンス
20Cはじめ、アフリカのザイールの密林に住むオカピが発見された時
誰も信じなかった/驚
今じゃ横浜のズーラシアで見れるのに
と思って調べたら、もう亡くなってた/涙→here
イリオモテヤマネコ、カブトガニなどの生きた化石
隕石に遺伝子の構成要素であるアミノ酸が発見され
他の天体に生命体がいる証拠となる
その他
アラビア半島の死海
アルジェリアの砂の海
チベットの氷の滝
ノルウェーの夜の太陽
北アメリカの化石木の山
ハワイの火の湖
最後のページに世界貿易センタービルの写真が載ってるのもフシギ