2003年初版 土屋京子/訳 ダン・アンドレイアセン/画
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
読むたびに温かい気持ちになるから、少しずつ読んでいたいけれども、先が気になって仕方ない
ローラの物語も1冊しか読んでなかったのでは?
→ブログ内検索したら2冊読んでた
この時代のコレラがどれほど恐ろしい病気だったかが伝わる
誰も死人が出なかったのは、本当に奇跡的!
訳者あとがきで、誰と誰が結婚したってすっかりネタバレされてて驚いたけれども
1冊で家族の1年の出来事を丁寧に書いているから
このシリーズでは成人までは描かれていないのかな?
【内容抜粋メモ】
登場人物
クワイナー家
ヘンリー 父 事故で亡くなった
フレデリック・ホルブルック ケロッグ氏に雇われている
シャーロット 母
ジョゼフ 16歳
ヘンリー・オー 13歳
マーサ 11歳
キャロライン 9歳
イライザ 7歳
トーマス
祖母 ミルウォーキーに住む
イライシャ 叔父 父の弟
ウィリアム、ジョージ・ヘンリー、ジョン 息子
カーペンター家
ベンジャミン
サラ
チャーリー 長男
大地主のオースチン・ケロッグ氏 妻ローラ 娘マーガレット
巡回牧師のスピークス
「伝道集会」
丸太小屋に引っ越して1年が経つ
家族でよそ行きを着て、巡回牧師のスピークス氏の説教を聴きに出かける
コンコードにはだいぶ家が増えてきた
ケロッグ氏が労働者を使って粉ひき場を造る計画がある
スピークス氏はハモニカを吹き、みなで讃美歌を歌う
スピークス:救いを求める覚悟はあるか!

さまざまな罪を挙げ、人びとが熱烈に答えるさまを見てキャロラインは驚く
うぬぼれ、ねたみの他、酒とタバコも挙げると
父やホルブルックさんもタバコを吸うため罪びとなのか?と疑問を持ち
ダンス、噂話も天罰が下ると言われて、キャロラインは震え上がる
ホルブルックさんがお母さんにプロポーズしたのを偶然聞いてしまったことも罪になるのか?
キャロラインはスピークスさん自身が悪魔に見える
お母さんも驚いて、二度と行かないと決める
キャロラインは眠れず、母に相談すると
たまたま聞いたことだし、他の誰にも話さなかったのだから大丈夫と言われてやっと安心する
お母さんはホルブルックさんと再婚を決め
治安判事のケロッグさんにシンプルな式を挙げてもらうと家族に話す
*
月曜日はお洗濯の日
火曜日はアイロンがけの日だけれども、ケロッグさんが不在で
代わりの治安判事ヘイル夫妻さんがカリフォルニアに金探しに行く前に式を挙げることになる
ヘイル夫人:水曜日がいちばんいい日と言いますものね
♪
月曜日ならお金持ち
火曜日なら、病知らず
水曜日がいちばんいい日
木曜日は損をする
金曜日は苦労する
土曜日は運もなし
ホルブルックさんはヘイルさんからお得な値段で土地を買い
州道までが農場となるため、開墾するのに木をたくさん伐らなければならない
翌日からホルブルックさんはジョゼフとヘンリーを連れて終日木を伐る
春には納屋、家も広くすると約束する
余裕ができたら、牛、ブタも飼って、ミルクやバターが手に入ると夢が広がる
だが、ヘンリーはゴールドラッシュのカリフォルニアに行きたくて日々の労働を嫌う
ホルブルックさんは子どもたちからできれば「父さん」と呼んで欲しいと思うが
ヘンリーだけは納得しない
キャロラインはニワトリのほかにガチョウの世話も担当する
よく太らせて市場で売り、冬のたくわえを買うため
「ミツバチの巣箱」
キャロラインとヘンリーがミツバチの木を偶然見つける
ホルブルックさんは草やガマで巣箱をつくるやり方を教える

ジョゼフくらいの年に家族がみんな死んでしまい
ホルブルックさんは妹ルーシーの面倒を見ていた時、インディアンに教わったと話す
ホルブルック:インディアンから生きる方法を教わらなかったら、今ごろ生きてないだろう
「結婚のお祝い」
ケロッグ夫妻がやって来て、結婚のお祝いにアディーの子牛(マーガレットがベイビーと名付けた)と
めんどり4羽をくれて、恐縮する


ケロッグ氏も「黄色い熱病」(ゴールドラッシュ)にとりつかれ
試掘チームをカリフォルニアに送る計画
いつかのみなしごの兄弟も行く

「ダム工事」
粉ひき場のダム工事が始まり、ホルブルックさんは毎日出かける
マーサ、キャロライン、イライザがランチを持って行くと
ミルウォーキーでコレラが流行り、大勢があっという間に死んでいると聞き
叔父夫婦、いとこ、祖母が心配になる
ヘンリーは木を伐るのがイヤで、抜け出してダム工事を手伝う
ヘンリー:あんな奴、父さんなんかじゃない
工事が終わり、ホルブルックさんはヘンリーが手伝っていたことを知る
お母さんは激怒するが、ホルブルックさんが叱らなかったことに子どもたちは驚く
ホルブルック:分かれ争う家は倒れる


「ウォータータウン」
ホルブルックさんは、ウォータータウンの市場にヘンリーを連れて行く
行き帰りに2日がかり+町で1泊の予定が、夜通し荷車を引いて1日早く帰ってきた
たくさんの蓄えやお土産を買ってきて、家族は喜ぶが
ウォータータウンではコレラで大勢が死んでいて、急いで帰ってきたと分かる
その夜、ホルブルックさんとヘンリーも高熱を出して錯乱状態になる
医師も出払い、看病していた母も倒れる/汗
「コレラ」
キャロライン、マーサ、イライザも寝込み、気づいたら祖母が看病してくれている
感染しなかったのは、ジョゼフとトーマスだけで
ケロッグ氏がミルウォーキーまで行って祖母を連れて来てくれた

2週間床について、みなやせ細るがなんとか回復
ホルブルックさんだけが足の痛みが残る
コレラの流行は去り、キャロラインは周りのすべてが美しく見える
ジョゼフは霜がおりそうだと予測
去年は霜で育てた野菜が全滅し、冬中ひもじい思いをした記憶がよみがえる
家族総出で痛む体をひきずって収穫していると、ケロッグ氏が2人の男を連れて来て手伝ってくれる
ケロッグ氏:困った時に助け合わずして、何の隣人ですか
母とホルブルックさんはケロッグ氏がポケットマネーを出して雇ってくれたことに恐縮する
お陰で、これまでにないほどの収穫となり、家の中まで野菜でいっぱいになる
ミルウォーキーからウォータータウンまで鉄道を建設中で
材木は高値で売れると教えてくれる
キャロラインは自分で育てたガチョウをお礼に渡す
野菜は早速ピクルス、プリザーブにして貯蔵する
まもなく雪が積もり、子どもたちは雪だるまを作り、雪の天使をつくる

「クリスマス」
母はスコットランド出身で、クリスマスの習慣はなかったと話して、子どもたちは驚く
一番のお祝いはホグマネイという大晦日の日
ホルブルックさんは材木を売って、ブタや食料、プレゼントを買ってくる
今年もサンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれて、子どもたちは大喜び
キルト、ボタン、木彫りの人形って、昔のプレゼントは人の手が感じられていいなあ!
子どもたちから両親へのプレゼントは自分たちで編んだミトンやマフラー
もらったアイススケートをはいて水車池で滑る
たくさんの人びとでにぎわい、ケロッグ一家もいる
ローラはみんなを食事に招待する
ケロッグ氏が馬ぞりに乗せてくれる


お屋敷はストッダードさんの屋敷よりさらに大きくて贅沢
キャロラインが希望していた学校も春につくろうという話がある
ケロッグ氏:君がもう少し大きかったら、きっと立派な先生になっただろうに
(将来、キャロラインは先生になるんだよね
■訳者あとがき
1849年 お母さんはフレデリックと再婚
彼はコンコードの有力者ケロッグ氏に雇われた作男のリーダー
小さい頃に両親を亡くし、妹と2人でとても苦労したため
他人に心を許さず、孤独だったが、シャーロットの独立心や芯の強さに惹かれ
子どもたちの家庭の温かさを知ったに違いない
コンコードは入植者が増えて、どんどん大きくなる
この後、インガルス一家が入植してきて、3組のカップルが生まれた/驚
ヘンリーとポリー、キャロラインとチャールズ、イライザとピーター
マーサは初恋の相手チャーリーと結婚
そして、お母さんとホルブルックさんの間にはシャーロットが生まれる
ローラの妹キャリーとグレースの間にはフレディがいたが9か月で病死した
フレディは父フレデリックからとったと思われる
※「ジュヴェナイルまとめ」カテゴリー内に追加します
読むたびに温かい気持ちになるから、少しずつ読んでいたいけれども、先が気になって仕方ない
ローラの物語も1冊しか読んでなかったのでは?
→ブログ内検索したら2冊読んでた
この時代のコレラがどれほど恐ろしい病気だったかが伝わる
誰も死人が出なかったのは、本当に奇跡的!
訳者あとがきで、誰と誰が結婚したってすっかりネタバレされてて驚いたけれども
1冊で家族の1年の出来事を丁寧に書いているから
このシリーズでは成人までは描かれていないのかな?
【内容抜粋メモ】
登場人物
クワイナー家
ヘンリー 父 事故で亡くなった
フレデリック・ホルブルック ケロッグ氏に雇われている
シャーロット 母
ジョゼフ 16歳
ヘンリー・オー 13歳
マーサ 11歳
キャロライン 9歳
イライザ 7歳
トーマス
祖母 ミルウォーキーに住む
イライシャ 叔父 父の弟
ウィリアム、ジョージ・ヘンリー、ジョン 息子
カーペンター家
ベンジャミン
サラ
チャーリー 長男
大地主のオースチン・ケロッグ氏 妻ローラ 娘マーガレット
巡回牧師のスピークス
「伝道集会」
丸太小屋に引っ越して1年が経つ
家族でよそ行きを着て、巡回牧師のスピークス氏の説教を聴きに出かける
コンコードにはだいぶ家が増えてきた
ケロッグ氏が労働者を使って粉ひき場を造る計画がある
スピークス氏はハモニカを吹き、みなで讃美歌を歌う
スピークス:救いを求める覚悟はあるか!

さまざまな罪を挙げ、人びとが熱烈に答えるさまを見てキャロラインは驚く
うぬぼれ、ねたみの他、酒とタバコも挙げると
父やホルブルックさんもタバコを吸うため罪びとなのか?と疑問を持ち
ダンス、噂話も天罰が下ると言われて、キャロラインは震え上がる
ホルブルックさんがお母さんにプロポーズしたのを偶然聞いてしまったことも罪になるのか?
キャロラインはスピークスさん自身が悪魔に見える
お母さんも驚いて、二度と行かないと決める
キャロラインは眠れず、母に相談すると
たまたま聞いたことだし、他の誰にも話さなかったのだから大丈夫と言われてやっと安心する
お母さんはホルブルックさんと再婚を決め
治安判事のケロッグさんにシンプルな式を挙げてもらうと家族に話す
*
月曜日はお洗濯の日
火曜日はアイロンがけの日だけれども、ケロッグさんが不在で
代わりの治安判事ヘイル夫妻さんがカリフォルニアに金探しに行く前に式を挙げることになる
ヘイル夫人:水曜日がいちばんいい日と言いますものね
♪
月曜日ならお金持ち
火曜日なら、病知らず
水曜日がいちばんいい日
木曜日は損をする
金曜日は苦労する
土曜日は運もなし
ホルブルックさんはヘイルさんからお得な値段で土地を買い
州道までが農場となるため、開墾するのに木をたくさん伐らなければならない
翌日からホルブルックさんはジョゼフとヘンリーを連れて終日木を伐る
春には納屋、家も広くすると約束する
余裕ができたら、牛、ブタも飼って、ミルクやバターが手に入ると夢が広がる
だが、ヘンリーはゴールドラッシュのカリフォルニアに行きたくて日々の労働を嫌う
ホルブルックさんは子どもたちからできれば「父さん」と呼んで欲しいと思うが
ヘンリーだけは納得しない
キャロラインはニワトリのほかにガチョウの世話も担当する
よく太らせて市場で売り、冬のたくわえを買うため
「ミツバチの巣箱」
キャロラインとヘンリーがミツバチの木を偶然見つける
ホルブルックさんは草やガマで巣箱をつくるやり方を教える

ジョゼフくらいの年に家族がみんな死んでしまい
ホルブルックさんは妹ルーシーの面倒を見ていた時、インディアンに教わったと話す
ホルブルック:インディアンから生きる方法を教わらなかったら、今ごろ生きてないだろう
「結婚のお祝い」
ケロッグ夫妻がやって来て、結婚のお祝いにアディーの子牛(マーガレットがベイビーと名付けた)と
めんどり4羽をくれて、恐縮する


ケロッグ氏も「黄色い熱病」(ゴールドラッシュ)にとりつかれ
試掘チームをカリフォルニアに送る計画
いつかのみなしごの兄弟も行く

「ダム工事」
粉ひき場のダム工事が始まり、ホルブルックさんは毎日出かける
マーサ、キャロライン、イライザがランチを持って行くと
ミルウォーキーでコレラが流行り、大勢があっという間に死んでいると聞き
叔父夫婦、いとこ、祖母が心配になる
ヘンリーは木を伐るのがイヤで、抜け出してダム工事を手伝う
ヘンリー:あんな奴、父さんなんかじゃない
工事が終わり、ホルブルックさんはヘンリーが手伝っていたことを知る
お母さんは激怒するが、ホルブルックさんが叱らなかったことに子どもたちは驚く
ホルブルック:分かれ争う家は倒れる


「ウォータータウン」
ホルブルックさんは、ウォータータウンの市場にヘンリーを連れて行く
行き帰りに2日がかり+町で1泊の予定が、夜通し荷車を引いて1日早く帰ってきた
たくさんの蓄えやお土産を買ってきて、家族は喜ぶが
ウォータータウンではコレラで大勢が死んでいて、急いで帰ってきたと分かる
その夜、ホルブルックさんとヘンリーも高熱を出して錯乱状態になる
医師も出払い、看病していた母も倒れる/汗
「コレラ」
キャロライン、マーサ、イライザも寝込み、気づいたら祖母が看病してくれている
感染しなかったのは、ジョゼフとトーマスだけで
ケロッグ氏がミルウォーキーまで行って祖母を連れて来てくれた

2週間床について、みなやせ細るがなんとか回復
ホルブルックさんだけが足の痛みが残る
コレラの流行は去り、キャロラインは周りのすべてが美しく見える
ジョゼフは霜がおりそうだと予測
去年は霜で育てた野菜が全滅し、冬中ひもじい思いをした記憶がよみがえる
家族総出で痛む体をひきずって収穫していると、ケロッグ氏が2人の男を連れて来て手伝ってくれる
ケロッグ氏:困った時に助け合わずして、何の隣人ですか
母とホルブルックさんはケロッグ氏がポケットマネーを出して雇ってくれたことに恐縮する
お陰で、これまでにないほどの収穫となり、家の中まで野菜でいっぱいになる
ミルウォーキーからウォータータウンまで鉄道を建設中で
材木は高値で売れると教えてくれる
キャロラインは自分で育てたガチョウをお礼に渡す
野菜は早速ピクルス、プリザーブにして貯蔵する
まもなく雪が積もり、子どもたちは雪だるまを作り、雪の天使をつくる

「クリスマス」
母はスコットランド出身で、クリスマスの習慣はなかったと話して、子どもたちは驚く
一番のお祝いはホグマネイという大晦日の日
ホルブルックさんは材木を売って、ブタや食料、プレゼントを買ってくる
今年もサンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれて、子どもたちは大喜び
キルト、ボタン、木彫りの人形って、昔のプレゼントは人の手が感じられていいなあ!
子どもたちから両親へのプレゼントは自分たちで編んだミトンやマフラー
もらったアイススケートをはいて水車池で滑る
たくさんの人びとでにぎわい、ケロッグ一家もいる
ローラはみんなを食事に招待する
ケロッグ氏が馬ぞりに乗せてくれる


お屋敷はストッダードさんの屋敷よりさらに大きくて贅沢
キャロラインが希望していた学校も春につくろうという話がある
ケロッグ氏:君がもう少し大きかったら、きっと立派な先生になっただろうに
(将来、キャロラインは先生になるんだよね
■訳者あとがき
1849年 お母さんはフレデリックと再婚
彼はコンコードの有力者ケロッグ氏に雇われた作男のリーダー
小さい頃に両親を亡くし、妹と2人でとても苦労したため
他人に心を許さず、孤独だったが、シャーロットの独立心や芯の強さに惹かれ
子どもたちの家庭の温かさを知ったに違いない
コンコードは入植者が増えて、どんどん大きくなる
この後、インガルス一家が入植してきて、3組のカップルが生まれた/驚
ヘンリーとポリー、キャロラインとチャールズ、イライザとピーター
マーサは初恋の相手チャーリーと結婚
そして、お母さんとホルブルックさんの間にはシャーロットが生まれる
ローラの妹キャリーとグレースの間にはフレディがいたが9か月で病死した
フレディは父フレデリックからとったと思われる